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心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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映画:「AIKI」~DVDで

2006-06-28-Wed
長らく見たいと思っていた「AIKI」を見ました。
AIKI
AIKI
posted with amazlet on 06.06.28
バップ (2003/06/25)
売り上げランキング: 21,622
おすすめ度の平均: 4.1
5 合気柔術に魅せられました☆
4 邦画で久々の秀作
5 世の中、平らな道なんて無いんだぜ

この映画が上映されたあと、わたしの通っている道場にも、車椅子の障害者から「合気道を習いたい」という問い合わせがあったと先生の口から聞いたことがあります。できることなら希望に添ってあげたいということもおっしゃっていましたが、ついに、いっしょに稽古することにはなりませんでした。

また、そのこともあって、先生も公開されている当時映画館へ足を運んでこれをみました。「変な映画」とおっしゃっていたので、わたしも見たいと思っていたのですが、ちょっと先延ばしにしたら、すぐに別のがかかってしまって見そびれていました。それをやっと見ました。

あらすじは、ボクサーで新人王をとろうかという青年太一(加藤晴彦)が、バイク事故で下半身不随の車イス生活になってしまう。ボクシングしか取り柄がなく、実際いい線にいっていただけに、それができなくなって絶望する。恋人とも未来に希望が持てなくなる。そうして、自暴自棄の生活の中で、香具師(やし・2ch用語にあらず。むしろその語源)と知り合ったり、バイトの巫女(ともさかりえ)と知り合ったりして、少しずつ、自分の生きる実感をとりもどす。それでももっと何か希望が欲しいと思っている時に、大東流合気柔術の師範(石橋凌)と出会う。座って人を投げる技のある合気柔術なら車イスの自分にもできるのではないかと考えたのだ。そして、入門を許された時から、太一は生きる希望を得た。そして、……。

ま、そんな話です。もちろんクライマックスはこのあとにもあります。

わたしは大東流合気柔術を習っていないの知りません。また、映画のモデルとなった岡本師範のビデオは見たことはあります。ビデオになったり、こんな映画になったりしているのですから、ウソだろうという指摘はとても失礼でできませんけれど、実践派合気道を習っているわたしにしてみると、自分の人差し指一本を相手に握らせて、それで投げるなんて、指が折れちゃって絶対無理と思います。そういう意味で、ウソだという指摘もできませんけれど、その通り信じろといわれても、ちょっとと二の足を踏んでしまいます。しかしながら、岡本師範は合気柔術の世界では一流の方だと思います。

あと、映画は実際の車イス生活者はもちろん、実際車イスで合気柔術の初段となったという、この作品のモデルのデンマーク人にも取材し、車イス生活の汚い面も描いてくれと言われたそうで、ひねくれたり、八つ当たりしたり、トイレの様子や、性的なことまで描いていて、それはそれで、ひとりの青年がよく描けていると思いました。

ただ、最後の合同演武会のあたりはどうかと思います。いろいろと。特に、空手を陳腐にそして悪く描きすぎ。あれはないなぁと思いました。わたしの同僚Tがときどき言うのですが、近現代の日本の武道のイメージとして、とかく柔道は正義派で礼儀正しく描かれる一方で、空手は悪役で、粗忽で乱暴というイメージで描かれてきたというものがあります。これはそうだと思います。そして、この「AIKI」でもそうです。

主人公の習う合気柔術がいかにもいい武道で、黒い空手着を着た空手の一派は、もう、礼儀をわきまえない、大ばか者の武道家集団に描かれています。それが、とても陳腐に感じました。そこがちょっと嫌な点でした。空手も習っていたうちの先生が「変な映画」といったのはこのあたりのことかもしれないなと思いました。

全体にしたら、いい作品だと思います。現代の若者に見せても充分訴えるのではないかと思いますね。


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