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映画:「パズル」~DVDで

2006-10-16-Mon
「パズラー」(→記事)、「パズラー2」(→記事)って邦題のシリーズがあって、「SAWをしのぐようなことが書いてあるけど単なる宣伝」「SAWのパッケージに似せた便乗路線」のように言われてるのですけど、本作は「パズル」というタイトルなんですが、あるいはこっちの方が「パズラー」というタイトルにもふさわしく、SAWのような手の込んだ仕掛けもできているといえるかも。こんなこと書いてると、どっちが「パズル」でどっちが「パズラー」なのかわからなくなるのですけど~(笑)

ちょっと古くて'99年のスペイン映画です。

小説家志望ながらクロスワードパズル作家をしているシモン(エドゥアルド・ノリエガ)のところに、「次のクロスワードパズルの『6の横』を『敵対者』にしろ」という、なんとも不思議な強迫が入るんですね。これはとてもおもしろい謎だと思うんです。いったい、なんだってそんなことを「犯人」は要求するのかと悩むのですが、あるいはなにかの合図ではないか?ということになるんです。

そして、そのころから、聖週間のお祭りでにぎやぐセビリアの街のあちこちでテロ事件が起こるのです。そのテロもサリンがまかれるようなものもあり、スクリーンにはオウムのことが何カットか登場します。ちょっとゲーム感覚っぽい扱いです。

そうして、夢なのか、幻なのか、シモンはまるでバーチェルなゲームの中で生きて動いているような状況になります。いったい、誰がなんのために? そのあたりが全くわかりません。書くとネタバラシになるのでこのへんで。

ちょっとへんな感じの話です。一種の異常者ものというか、マッド・サイエンティストものの亜流ということが言えるのかもしれません。一つのテロものです。

もう少し知的に解決されるがいいと思うのですが、もう、そうならないんですよねなかなかそうならないんですよね。犯人はなんだってこんなことをするのか? 単なる暇つぶしなのか? 道楽なのか? 趣味なのか? 主義主張は? そういわけのわかないことまでも、パズルと言えばパズルなのかも。

パズル
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3 『学のある落伍者達』の対決を描く
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