David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
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映画:「華氏451」~DVD
2006-04-15-Sat
先日「サウンド・オブ・サンダー」を見たときに、同じレイ・ブラッドベリの作品が映画化されていることを知って、その作品が、この『華氏451』でした。本日、TSUTAYAのレンタルがキャンペーンなんで、のぞいたら棚に並んでたので借りてきてみました~。
時代は変わるか?
すばらしい作品
もしかして、これは現在!?
おもしろい! 「サウンド・オブ・サンダー」よりもおもしろい。ただ、古いんで、「近未来」の設定になってるんだけど、なんだか画面が古くさいし、現代よりも未来のはずなのに、遅れていることがいくつかあって、そういう意味でも、ちょっとおかしな作品になってます(~ま、しかし、そういうてんはそもそもしかたがないんですけどね)。
さて、今、近未来ということを書きましたが、映画の設定では、その時代はなんと「焚書」の時代になっています。中国ではありません。おそらくイギリスなんだろうと思うのですけれど、とにかく「書物禁止令」が出てしまっていて、本を見つけたら燃やすってのを仕事にしているファイアーマン(消防士と訳すのは変だと思うんですが、悩みますよね~)がおるんです。
消防署(といっても本を燃やすことを目的とした役所なんですけど)の前には赤いポストがあった、それは情報ボックスというか、密告ボックスになっているわけです。知り合いで本を隠し持ってる人間がいたらその人の情報をポストに入れるということになっているわけですね。
すると、ファイアーマン(本を燃やす役人)が、消防車そっくりの赤いクルマにのって現場に急行、部屋中、家中を家捜しして本を見つけ出し、庭に放り出して薬剤を撒いて、火をつけるんですね。
そういう「焚書」の社会なんだけれど、じゃ、人々はどうなっていくかというと、よく考えることもなく、非常に単純で、平板な生活を送っているわけです。主人公曰く「こんな生活、ただの暇つぶしじゃないか~」ってなもんであります。でも、ま、そうなんですね。
思索をすることなく、ただただ、新しいもの、単純なもの、感覚的なものを追いかけていただけでは、深く考えるちからはなくなりますのでね。ま、実際作品のなかでも、そういう現代の文化社会に対する批判めいた気持ちも込められていると思います。
ま、これ以上はネタバラシになっていしまうので、あまり書けませんが、要するにそういう焚書の時代が来るわけなんですが、やはりそこはそのまんま終わってしまってはなくて、反乱分子というか、「本を読みたい人もいるわけで、それで終わってしまわせないようにしようという、ささやかな抵抗が始まっていくってわけなんですが~ま、古くさい画面のわりにストーリーはそれなりにおもしろいと思いますね。
もちろん、現代社会に対する批判も描かれていると思いますので、興味のあるかたは、ぜひ、どうぞ~。

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2005/06/24)
売り上げランキング: 1,446
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おすすめ度の平均: 




おもしろい! 「サウンド・オブ・サンダー」よりもおもしろい。ただ、古いんで、「近未来」の設定になってるんだけど、なんだか画面が古くさいし、現代よりも未来のはずなのに、遅れていることがいくつかあって、そういう意味でも、ちょっとおかしな作品になってます(~ま、しかし、そういうてんはそもそもしかたがないんですけどね)。
さて、今、近未来ということを書きましたが、映画の設定では、その時代はなんと「焚書」の時代になっています。中国ではありません。おそらくイギリスなんだろうと思うのですけれど、とにかく「書物禁止令」が出てしまっていて、本を見つけたら燃やすってのを仕事にしているファイアーマン(消防士と訳すのは変だと思うんですが、悩みますよね~)がおるんです。
消防署(といっても本を燃やすことを目的とした役所なんですけど)の前には赤いポストがあった、それは情報ボックスというか、密告ボックスになっているわけです。知り合いで本を隠し持ってる人間がいたらその人の情報をポストに入れるということになっているわけですね。
すると、ファイアーマン(本を燃やす役人)が、消防車そっくりの赤いクルマにのって現場に急行、部屋中、家中を家捜しして本を見つけ出し、庭に放り出して薬剤を撒いて、火をつけるんですね。
そういう「焚書」の社会なんだけれど、じゃ、人々はどうなっていくかというと、よく考えることもなく、非常に単純で、平板な生活を送っているわけです。主人公曰く「こんな生活、ただの暇つぶしじゃないか~」ってなもんであります。でも、ま、そうなんですね。
思索をすることなく、ただただ、新しいもの、単純なもの、感覚的なものを追いかけていただけでは、深く考えるちからはなくなりますのでね。ま、実際作品のなかでも、そういう現代の文化社会に対する批判めいた気持ちも込められていると思います。
ま、これ以上はネタバラシになっていしまうので、あまり書けませんが、要するにそういう焚書の時代が来るわけなんですが、やはりそこはそのまんま終わってしまってはなくて、反乱分子というか、「本を読みたい人もいるわけで、それで終わってしまわせないようにしようという、ささやかな抵抗が始まっていくってわけなんですが~ま、古くさい画面のわりにストーリーはそれなりにおもしろいと思いますね。
もちろん、現代社会に対する批判も描かれていると思いますので、興味のあるかたは、ぜひ、どうぞ~。

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