FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

ユーザーによるユーザーのためのQ&A

2006-04-10-Mon
わたしがFC2に来た頃、FC2はテンプレコンテストなんてことをやっていた。前のブログ(NAVER=現CURURU)では「テンプレ」と言っていなくて、「スキン」って呼び方をしていたので、その用語の違いにとまどったし、システムが用意していてくれたスキンに対して、こっちはユーザーがテンプレを自由に作っているということでとまどった記憶がある。

おそらく、「テンプレ」と「スキン」という呼び名は別の思想のものだと思う。あらかじめ用意されているものをユーザーが選ぶという点では同じでも、「テンプレ」とはたぶん「サンプル」「ひな形」くらいの意味であって、ユーザーが気に入ったように、あるいは必要に応じて、加工するのが前提だろう。

それに対して「スキン」というのは「カバー」「完成品にかぶせるもの」という感じで、つまり、中身というかブログの内容はユーザーが好きなように編集できても、その外枠であるスキン自体については、着替えることが前提であって、スキン自体を加工(改造)は前提としていないのだろう。

この用語にはこんな違いがあるのかなぁと思うのだけれど、それはそうと、FC2ではFC2サイドが用意したオフィシャルなコンテストだけでなくて、ユーザーつまりFC2の利用者が主催したテンプレコンテストがあった。「ソムリエ版FC2テンプレートコンテスト」である。「コンテスト」って言葉の音色もいろんな反響を醸し出したのだろうけれど、わたしはこの企画が公開されてから知ったのだけれど、おもしろいと思って、うちでも記事にしたし、それなりにエントリしたし投票もした

「ブログサービスのコミュニティとしての可能性」というか、この開かれたネットの時代に、あるブログサービスを選択したということだけで、一つのコミュニティの帰属意識となりうるのか、ひょっとしたら、それは古き良きパソコン通信時代への大いなる幻想ではないのかという気もしながら、わたしもその「夢よもう一度」の気持ちが捨てられないのかも知れない。

さて、なんだか観念的になったが、そのユーザー主催によるテンプレコンテスト企画の、おそらく強力な牽引者の一人であっただろう、sugarさんが、今年は(と書こう)、ユーザーによるFC2版Q&A「アルキカタ版FC2BlogQ&A」を発足させた。

この夏にもライブドアを首位からひきずり下ろすかと思われるFC2ブログの一つの弱点なのだが、サポートが貧弱ということがある。それでも回っていくのだから、うまいと言えばうまいわけである。おそらく、「器を用意しておけば、ユーザーが相互に協力してやっていくだろう」という、これまた古きよきパソ通時代黎明期のような、FC2の姿勢がうかがえるわけなのだけれど、「ユーザーフォーラム」があって、そこで、「困ったこと、わからんことはここに書け、わかる人は教えてあげて」という、いわば相互扶助的な場が提供されている。

そこには、毎日のように質問がよせられる。わたしもめったに質問しないのだが、最近質問したことがある。
 → ユーザーフォーラム:「複数記事をカテゴリに移動したい」

すると的確に、ユーザーからアドバイスがいただけた。開いていただければ読めるのだが、「FC2の機能としてはありませんが、こんな工夫でできますよ」なんて具合に。これがオフィシャルだと、案外「今回はご質問ありがとうございました。その機能は現在サポートされておりません。貴重なご意見、今後の参考にさせていただきます」という、マニュアル通りの返答しかいただけないことも少なくない。こんなにユーザーQ&Aによるフォーラムって、いいものなのだ~。

しかしながら、問題ももちろんある。「的確な回答者がいつもいるとは限らないこと」、例によって「いたずらや迷惑ものが登場すること」、そして、永遠のテーマだが「わかりきった同じ質問が繰り返されること」である。

幸いFC2ブログでは、優秀な回答スタッフ(ユーザーのボランティア)がいた。また、ユーザーフォーラムとはいうものの、管理人がいつも出入りしているので、スパム行為への対応も円滑にできている。そんななかでトラブルのネタになるのが「わかりきった質問が繰り返されること」である。

回答者としても、無視するわけにも行かず、かといって同じことを回答するのもアレである。そもそもそうしてできた同じ応答が、次の検索の負荷の要因になってしまう。そこで、「その質問はシステム側の用意したFQAに見れば載ってるから」というようなことを書くと、「冷たい」だとか、「えらそうに」だとか(このあたりの言葉は想像です。いわばわたしの演出ですが)、そういう質問者の逆ギレに繋がるケースもあったと聞く。

こういう場がうまく機能するためには、回答者と質問者の相互の努力やマナーが必要である。たとえば、別に強要する必要はないが、回答を得てうまく解決したらその報告や「ありがとう」の一言くらいはあってもいい。しかし、回答者がそれを質問者に要求するのは非常に難しい。よい場であるためには、柔らかなある種のしきたりができ、そのしきたりを各人が自然に身につけ守っていけるといいのだが、それは実は長く続きにくい。ややもすると、「常連」が誕生し、「常連」が運営する「常連」のための場に陥ってしまうのだ。もちろん、その場が円滑に機能するためには、おそらくその「常連」の経験に従うのが最善なのだろうけれど、なにもその場が「円滑にことが運ぶ場」でなくてもいいのだ。

あくまでユーザーフォーラムなのだから。検索の事情が最優先される必要はない。ユーザーとユーザーがふれあうのが目的であって、極論すれば同じ質問と同じ回答の繰り返しであっても、質問者がそのたびに違い、解決したと喜んでいれば立派に機能しているのではないかと考えている。(もちろんこれは同時に、そんな同じ回答ばかりしてくれる暇人がいるか? という問題にも繋がるが、たぶんいる(笑))

それにしても「簡単に見ればわかる操作上の質問が繰り返される」というのはよくない、なんとかしたいと、そういう必要からうまれたのが、wikiの手法によるアルキカタ版FC2BlogQ&Aである。sugarさんのブログの記事を読んで、未熟なわたしも例によって、しつこくねちねちと、あーでもないこーでもないと禅問答のような応答を繰り返した。他の詳しい人たちの有効なアドバイスを得て、当初は「ユーザーフォーラムの検索方法の改善」という視点から始まったものが、「登録メンバーによるwikiの手法を使ったQ&A」にまで発展していった。

このQ&Aの誕生をもって、ユーザーフォーラムがどのような場に変わっていくのか、非常に楽しみにしている。このQ&Aが活用されれば「同じ質問が繰り返されることは減る」はずだし、あるいは、繰り返されたとしても「ここを見て」とQ&Aへのリンクを書くだけの簡単な回答だけで済むようになる。

そうなったときに、「検索優先主義」が生き残っていくのか、あるいはもっと自由なフォーラムに変貌していくか、そんなところも興味深い。迷える者が求めているのは、クールな回答でなくて、ぬくもりであるのは、ネットもリアルも同じですので。

--ところで、この「ヘビー級」とかなんとかいうのはなんなんでしょう?

記事が長くなったんで、いつものグラフだけはっておきます。
acts060408a.jpg
▲主要8ブログ(+2)の週単位の更新数の比較
※集計はブログファンです。

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