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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

「功名が辻」より「戦国自衛隊」(笑)

2006-02-01-Wed
大河ドラマは久しぶりに戦国時代に戻ってきた。「巧妙が辻」である。先日すでに第4回までが終了し、一豊と千代が結婚した。これまでは、思いを寄せあう二人がなかなか結ばれないじれったい展開で、さながら悲恋物語の感さえあったのだが、いよいよ一豊正室になることになり、千代の前向きなすばらしさが、一豊を励まし、一豊を幾度となく救うという、「内助の功」の物語へと移っていくのだろうか。
功名が辻 (前編)
功名が辻 (前編)
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司馬 遼太郎 大石 静
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わたしの郷土愛知県は、信長、秀吉、家康という、いわゆる戦国三英傑を生んだ土地である。ことに、わたしの住む三河はこの三者の中では家康となじみが深いが、信長が初めて戦に多量の鉄砲を導入したと言われる長篠合戦、その舞台となった設楽原はほかならぬ三河の地にある。

そんなわけで、なかなか毎週時間を決めてみることの難しい大河ドラマだけれど、舞台が戦国時代になるとついつい見たくなるのだからおもしろい。再放送を2度、3度とやっていて見逃してもまた見られるのがいい。

ところが、もう一つ戦国時代のドラマをやっていた。これは「ドラマ・コンプレックス」という、どう見ても映画の「シネコン」から発想した番組名だが、2回連続で「戦国自衛隊~関ヶ原の戦い~」をやる。

「戦国自衛隊」は我が青春時代の作家の一人半村良の代表的なSF小説である。「もしも、演習に出ていた自衛隊が小隊ごと、戦国時代にタイムスリップしたら~」という非常にわかりやすい設定である。

武装に関しては戦国時代の何十倍もの威力をもちながら、おそらく人を殺した経験のない、現代の自衛官が、戦いを常としていた戦国時代の武士や忍びたちと対峙せざるを得なくなる。しかも、「戦うことによって歴史を変えてしまうかもしれない」というとてつもなく恐ろしいリスクを抱えてである。

同時にまた、彼らは現代に戻る方法を知らない、いや、方法を知らないのではなく、おそらく「戻ることができない」と知っている。では、どうしたらいいのか? 戦国の世で生き延びていけるのか? 生活していけるのか? 武士としてなら戦をしてよいのか? 人を殺してよいのか? 人を愛し、子を為して歴史は変わらないのか? そういう現実が現代人の自衛官を襲うのだ。作家としては魅力的なテーマではないか。

さらに、戦国時代の人が、未来から来た妙な服装で、恐ろしい武器や戦車、ヘリコプターなどをどう見て、どう反応するかもおもしろい。現代人が過去へタイムトリップするという設定だけでも、文化の違い、人との交流などを考えるとおもしろいのに、それが、自衛隊という軍人が、戦国時代に行くということで何倍もおもしろくなっている。
戦国自衛隊
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半村 良
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2回ほど映画化もされていて、

戦国自衛隊
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などがある。

ドラコンの「戦国自衛隊」は関ヶ原バージョン。(→ ヨミウリオンライン関連記事) 時は、後に「関ヶ原の戦い」と呼ばれるようになる豊臣方、徳川方が相まみえた歴史的な一戦の開戦の直前である。石田三成(竹中直人)の西軍と徳川家康(津川雅彦)の東軍が、開戦を控え、いわばそれぞれの陣容を整えている時期であった。そこに自衛隊の伊庭小隊長(反町隆史)と嶋村小隊長(渡部篤郎)のそれぞれが率いる二つの小隊が、演習訓練の帰りにタイムスリップしてしまった。

「歴史を変えられない」という立場の伊庭と「この世で生き延び出世しよう」という立場の嶋村、二人は対立するようになっていく。そこに、石田軍、徳川軍それぞれから、加勢依頼がくるというわけである。

そして、小早川秀秋(藤原竜也)が登場する。小早川秀秋といえば、関ヶ原の合戦の一人のヒーローで、小早川秀秋が西軍を裏切って東軍についたことが勝敗の最大のキーのようにさえ言われている。その裏切りのエピソードや、小早川秀秋の苦悩を描く形でストーリーはすすんでいく。

まだ、第1回放送分(1月31日放送)しかみていないので、この先どうなるかは、来週(7日)のお楽しみなのだが、もともと、こういう話の方が好きなわたしは、今のところ「功名が辻」よりも「戦国自衛隊」の方が楽しみである。

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COMMENT



好き

2006-02-01-Wed-15:22
戦国時代好きです。甲冑を着て、騎馬でダァーって合戦する所とか、シビレますー♡

★永田ロックさん

2006-02-01-Wed-23:00
こんちわ~。ときどき突然いらっしゃいますね(笑)
戦国時代好きなら、PS2の戦国無双おすすめですよ!

見ました

2006-02-08-Wed-00:13
なるほど、自分の見方が間違ってたかもしれない。

どちらかというと渡部三成の方に共感したんですが。。。

☆ちきさん

2006-02-09-Thu-01:04
はじめまして。第2部の感想を書こうと思っていますけど、なかなかあれでして~。嶋村の発想ももちろんありだと思うんです。ただ、作品的には「やはり歴史は変えられないのだ」という結論の方が正統だと思うんで、嶋村三成が勝って天下を取るというのは、あり得ないと思っています。自分が自衛隊なら、そういう野心を持つかも知れないって思ったりもします。正直。

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