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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画:「ALWAYS 三丁目の夕日」~コロナで

2005-12-02-Fri
懐かしいです! そしてすばらしい! 
alwaysパネル

△映画館のパネル

たぶんDVDの普及やBSCS放送やインターネットコンテンツなど、劇場公開以外の供給が多様化したことが、結果映画制作にとってはプラスに働いた面があるのではないかと推測します。こういう配信の多様化によって、わたしもそうですが、劇場で見てみようかという気持ちを持ちやすくなってくる。そして、制作サイドとしても、おそらく意欲の面はもちろん、予算的な面でも作りやすい環境になっているのではないでしょうか。喜ばしいことです。

正直に書くと、わたしは映画はハリウッドが好きでして、映画を劇場で見る必然性として「大スクリーンで見たいような、スペクタクルが展開されている」ことだったわけです。でなければ、時間に拘束されず、また、トイレや空腹という生活的なリズムにも煩わせされない、カウチポテト(死語?)の方が気楽なのはわかっています。

今回の「ALWAYS 三丁目の夕日」も、実際「ハリポッター(炎のゴブレット)」見に行くつもりが、時間が合わなくて、え、邦画か……って思って、しかたなく入りました。わたしを邦画嫌いにさせたのは、「愉快犯」の責任です(笑) あれはひどかった。監督は仲居くんが嫌いなんだってことがよくわかりました(笑)。宮部みゆき好きだっただけに、なんだか腹も立った。それでも、時々見てて「半落ち」では泣いたりしてましてす(「半落ち」はおすすめです)。
半落ち
半落ち
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5 いい。
2 脚本のまずさを暴露した吉岡秀隆判事のまじめすぎる演技
5 一行で観た気になれるレビュー:


さて、前置きが長くなりましたが、この作品(「三丁目の夕日」のこと)は、とてもいいです! 昭和生まれ(といってもかなり幅がありますが)には絶対に懐かしいでしょう。若い人は自分の父や母が子どもの頃、祖父祖母が働いていた時代だと思えばいい。昭和のアイテムがたくさん出てきます。「集団就職」「三種の神器」「力道山」「ホーロー看板」「駄菓子屋とクジ」「ぱっちをあてたセーター」「ベスパ」「置き薬」「しんせい(タバコ)」「瓶コーラ」「ナショナル坊や」「ちんちん電車」「はなたれ小僧」「行商のおばちゃん」「オート三輪」「万年筆」「野球番」「アドバルーン」そして「大量消費と大量廃棄」……。ちゃんと風刺も忘れていません。

そういう昭和三十年代の東京の下町を舞台に、自動車(修理)工場の夫婦と一人息子の一平、そこに住み込みで働くため地方から上京してきた少女、向いに住む売れない小説家と、近くの飲み屋のおかみヒロミから押しつけられた、母に捨てられた少年淳之介……。そして近所の人々、そういう人たちが描く、にぎやかで、エネルギッシュで、ほのぼのとした、優しく、寂しく、センチメンタルで、愛情にあふれる物語です。いいです。とてもいい作品です。

それにしてもランキングオンラインの解説完璧に間違ってるな。「芥川竜之介」になっちゃってる。これじゃまるで文豪芥川龍之介じゃありませんか~。「茶川」ですよ。もちろんパロってるんですよ。これはちとお粗末です。知らせてあげようと思ったけど、やめとこ(笑)。もう少し重要なバグなら、もちろんお知らせするのですが、これはネタにさせてもらっちゃいましょう。芥川龍之介が「少年冒険団」なんか書くかよ(笑)。

もっとも、わたしも「淳之介」の姓を「吉行」だと思っていました。映画の中で「吉行淳之介」って言っていたと思うんだけど、どうもそれは見間違いで、映画ではそれをパロって「古行淳之介」としているようで、「ALWAYS三丁目の夕日」のサイトでは「古行淳之介」と出ています。母「古行和子」とも。あれ「吉行和子」ってお姉さんだと思ったけど……、変だなって必死に考えてました。また、この淳之介役の子どもが吉行淳之介を思わせる風貌で、すっかりスタッフのトリックにはまったって感じです。

懐かしい昭和のアイテムを見つけて喜ぶのもよし、全体からあふれ出すあたたかさから勇気をもらうのもよし、え、これ芥川龍之介なの?ってどこかのスタッフみたいにはまるのもよし、あ、吉行淳之介ってこんなんだったっけ?ってトリックにはまるのもまたよし、楽しみ方はいろいろであります。

そうそう原作は西岸良平です。どれを読んでもほのぼのしますよね。この人は。
三丁目の夕日 特別編
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西岸 良平
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COMMENT



TB・コメントありがとうございました。

2005-12-03-Sat-00:01
先ほどもおじゃましたのですが色々読ませていただいているうちに子供が交替しろと言うのでそのまま戻ってしまいました。
この映画の関連記事を読むだけでもまた思い出してウルウルしてしまいます。
漫画も一度読んでみようかな・・・

★そふぃーさん

2005-12-03-Sat-12:34
マンガもいいんですが、映画よかったですよね。
CGだとわかっていても、なんかそんなこと関係ないです。
ひょっとしてシリーズ化かなって、なんとなく思ってます。

淳之介

2006-01-30-Mon-10:38
そうあの淳之介のエピソードは、吉行ですよね。
それに対抗しての茶川かなと思いながら見ていました。
私もこれ以来邦画に目覚め、『博士の~』それからちょっと違うけど、昨日は『単騎、千里を走る』を見てしまいました。
そして私の西岸は、ビッグコミックです。そんな年齢だからしかたないけど・・・

☆薬剤師さん

2006-01-30-Mon-22:35
いや、吉行淳之介の話ではないのでは~。
単に、名前がパロディなだけで。

ま、いいですけど。
またよろしく。

2006-03-25-Sat-08:29
おはようございます。

この作品はホントにありえないくらい泣いちゃいましたね。
アカデミー賞を独占したのも頷けます。

会場の至る所から「グスン・・・」と観客の鼻をすする音が聞こえてきました。
近くに座ってたオジサンが泣いてたのも印象的でしたね(笑)

DVD出たら是非ともゲットしたいなぁと思っています。
親やまだ観てない友達にも観せてあげたいなぁと。

誰にでも気兼ねなくオススメできる作品でしたね。

相撲、一応誰が優勝したかとかは今でも気にしたりはしてますが、やっぱり前ほどの面白さは感じないな。
というか、魅力的な力士がいない・・・。

とりあえずは、魁皇が横綱になるまでは見守りたいとは思ってます。
福岡出身だし(笑)

☆マイコさん

2006-03-25-Sat-18:46
魁皇が横綱になる日かぁ~。
ロマンチストですね~マイコさんは!

今というか、これから数年間は、
相撲がおもしろい時期だと思いますけれどね。

朝青龍と白鵬という二人の天才がいるのですから。

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