David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
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ぼくらの未来!ぼくらの小松崎茂展
2005-10-09-Sun
本来なら日曜は稽古なのですが、本日は稽古休日でしたので、かねがね行きたいと思っていた「ぼくらの小松崎茂展」に行ってきました。会場は刈谷市美術館ですので、わたしの住んでるところからは、やや距離があります。

小松崎茂の名前を知らない人はいたとしても、おそらく30代以上の男性なら、おそらくその絵を知らない方はいらっしゃらないでしょう。ああ、このこの絵を書いた人って小松崎茂って言ったの~って。おそらく20代の人も知ってる人は決して少なくないと思います。
たとえば、この「小松崎茂の世界」に並んでいる3枚の絵を見てください。このタッチ見覚えがあるのではないでしょうか?
そうです。「少年マガジン」や「少年サンデー」の口絵を書いてた画家です。多くが未来世界だったり、怪獣の世界だったり、戦争の世界だったり、スパイの世界だったり。あの、「サンダーバード」や軍艦もの、戦闘機もののプラモデル箱の絵を描いてた画家です。
こんなのや、
プラモ時代を通過してきた世代必携の一冊
です
アートを越えて一つの文化を築いた
こんなの。
プラモデルの価格が載っているのも、うれしい
懐かしのイマイのプラモを思い起こさせるすご
い画集
素晴らしい!
絵がないんであれなんですが、amazonでは「小松崎茂の世界―少年の夢を描き続けた異能の画家」がおすすめ度五つ星になっています。わたしはこのあたりを読んでるわけではないんで、なんともいえませんけど。
さて、展示ですが、結構な数です。近年失火で小松崎邸が燃えたので、貴重な資料が焼失したのは残念ですが、それにしても、我々を少年時代に戻してくれる懐かしい作品が並びます。
年代別に展示されているので、作者10代の頃の作品、戦前戦中の雑誌『機械化』の表紙を飾った作品、昭和20年代の「絵物語」の原画やその出版物。ここいらまでは、わたしが後になって知った作品です。
ところが、昭和30年代の「少年サンデー」や「マガジン」などの少年マンガ雑誌の表紙や口絵になった作品群、昭和40年代の特撮映画や「サンダーバード」「ウルトラマン」や「マジンガーZ」などのデザインに関する展示。その後の戦車や軍艦などプラモデルの箱になった作品群などは、わたしがそのまま生きてきた時代です。特に、円谷映画のデザインの注文を受けていた時期も長く、『海底軍艦』の特撮に使われた轟天号を見たときは、思わず伊福部昭のテーマを口ずさんでしましました。
とにかく懐かしい
原作読みたい。
渋いなあ・・・
さらにその後の少年少女文学全集のカバー絵や挿し絵になった作品などなど、時代の流れに乗りながら、また次々と活躍する舞台を変えながら、最後の最後まで現役を貫いた作者の作品が並びます。小松崎茂の最後の仕事はプレステ2のゲーム「メタルギアソリッド2・サンズオブリバティ」のプレミアパックの挿し絵だったことを展示場で知り、お気に入りのソフトだっただけに感慨はひとしおでした。
あとですね、若い頃の作者が自分の自転車を「軍艦号」と名付けて、隅田川や浅草、銀座にスケッチに出かけていったというのは、ちと笑いました。
そうそう、「ぼくらの小松崎茂展」ですが、10月30日(日)までです。月曜が休館ですが、10日のように月曜が休日の日はオープンして、翌火曜が休みとなります。ご注意を。
ミニリンク集作っておいたので、よかったらごらんになってください。
<小松崎茂関連ミニリンク集>
・komatsuzaki.net(オフィシャルサイト・オンライン美術館)
・昭和ロマン館(千葉県松戸市にある「昭和ロマン館」のサイト・関連書籍等販売)
・小松崎茂美術館探訪(岡山県美作市国貞にある「小松崎茂美術館」の訪問記・個人サイト)
・小松崎茂レフグラフ(このサイトはトップに戻って他の作家も見て欲しいです。藤城清治、小妻要、叶精作ときています。ノエビアの鶴田一郎もありますし~)
ついでにgoogle検索機能も使っておきましょう。→ 「小松崎茂」
また、関連の展示がある「わかさ美術館(鳥取県八頭郡若桜町)」10月2日にオープンしたと展覧会でみました。
P.S.
いろいろ見てたら、こんなのもあったんで、追加です。
懐かしい感じ
サンダーバードがないのが残念・・・

小松崎茂の名前を知らない人はいたとしても、おそらく30代以上の男性なら、おそらくその絵を知らない方はいらっしゃらないでしょう。ああ、このこの絵を書いた人って小松崎茂って言ったの~って。おそらく20代の人も知ってる人は決して少なくないと思います。
たとえば、この「小松崎茂の世界」に並んでいる3枚の絵を見てください。このタッチ見覚えがあるのではないでしょうか?
そうです。「少年マガジン」や「少年サンデー」の口絵を書いてた画家です。多くが未来世界だったり、怪獣の世界だったり、戦争の世界だったり、スパイの世界だったり。あの、「サンダーバード」や軍艦もの、戦闘機もののプラモデル箱の絵を描いてた画家です。
こんなのや、
小松崎茂―プラモデル・パッケージの世界
posted with amazlet on 05.10.09
平野 克己
大日本絵画 (1999/04)
売り上げランキング: 143,102
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売り上げランキング: 143,102
おすすめ度の平均: 


です

こんなの。
小松崎茂サンダーバード画集
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小松崎 茂 伊藤 秀明
オークラ出版 (2002/07)
売り上げランキング: 43,942
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売り上げランキング: 43,942
おすすめ度の平均: 



い画集

絵がないんであれなんですが、amazonでは「小松崎茂の世界―少年の夢を描き続けた異能の画家」がおすすめ度五つ星になっています。わたしはこのあたりを読んでるわけではないんで、なんともいえませんけど。
さて、展示ですが、結構な数です。近年失火で小松崎邸が燃えたので、貴重な資料が焼失したのは残念ですが、それにしても、我々を少年時代に戻してくれる懐かしい作品が並びます。
年代別に展示されているので、作者10代の頃の作品、戦前戦中の雑誌『機械化』の表紙を飾った作品、昭和20年代の「絵物語」の原画やその出版物。ここいらまでは、わたしが後になって知った作品です。
地球SOS―超特作科学冒険物語
posted with amazlet on 05.10.09
小松崎 茂
双葉社 (2002/11)
売り上げランキング: 268,564
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売り上げランキング: 268,564
ところが、昭和30年代の「少年サンデー」や「マガジン」などの少年マンガ雑誌の表紙や口絵になった作品群、昭和40年代の特撮映画や「サンダーバード」「ウルトラマン」や「マジンガーZ」などのデザインに関する展示。その後の戦車や軍艦などプラモデルの箱になった作品群などは、わたしがそのまま生きてきた時代です。特に、円谷映画のデザインの注文を受けていた時期も長く、『海底軍艦』の特撮に使われた轟天号を見たときは、思わず伊福部昭のテーマを口ずさんでしましました。
東宝 (2003/10/24)
売り上げランキング: 2,329
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おすすめ度の平均: 




さらにその後の少年少女文学全集のカバー絵や挿し絵になった作品などなど、時代の流れに乗りながら、また次々と活躍する舞台を変えながら、最後の最後まで現役を貫いた作者の作品が並びます。小松崎茂の最後の仕事はプレステ2のゲーム「メタルギアソリッド2・サンズオブリバティ」のプレミアパックの挿し絵だったことを展示場で知り、お気に入りのソフトだっただけに感慨はひとしおでした。
あとですね、若い頃の作者が自分の自転車を「軍艦号」と名付けて、隅田川や浅草、銀座にスケッチに出かけていったというのは、ちと笑いました。
そうそう、「ぼくらの小松崎茂展」ですが、10月30日(日)までです。月曜が休館ですが、10日のように月曜が休日の日はオープンして、翌火曜が休みとなります。ご注意を。

ミニリンク集作っておいたので、よかったらごらんになってください。
<小松崎茂関連ミニリンク集>
・komatsuzaki.net(オフィシャルサイト・オンライン美術館)
・昭和ロマン館(千葉県松戸市にある「昭和ロマン館」のサイト・関連書籍等販売)
・小松崎茂美術館探訪(岡山県美作市国貞にある「小松崎茂美術館」の訪問記・個人サイト)
・小松崎茂レフグラフ(このサイトはトップに戻って他の作家も見て欲しいです。藤城清治、小妻要、叶精作ときています。ノエビアの鶴田一郎もありますし~)
ついでにgoogle検索機能も使っておきましょう。→ 「小松崎茂」
また、関連の展示がある「わかさ美術館(鳥取県八頭郡若桜町)」10月2日にオープンしたと展覧会でみました。
P.S.
いろいろ見てたら、こんなのもあったんで、追加です。
シンフォレスト (2003/01/30)
売り上げランキング: 3,636
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COMMENT
訪問ありがとうございます。
2005-10-09-Sun-22:00
☆artimeさん
2005-10-10-Mon-00:33
コメントありがとうござました。
ポップアート展行こうと思っています。
名古屋市美術館の。
ポップアート展行こうと思っています。
名古屋市美術館の。
2005-10-10-Mon-13:23
小松崎茂さんって、名前は知りませんでしたが、どこか懐かしい感じで、見たことある気がしますね。
レトロな雰囲気が昭和チックでなかなかいいですねぇ。
レトロな雰囲気が昭和チックでなかなかいいですねぇ。
☆レンゲさん
2005-10-10-Mon-16:39
名前を知らなくても、必ず見たことがありますって。レトロね。そう。いつの間にか、「昭和」にレトロがくっつくような時代になっちゃったんですね。
知らないと思ったら。
2005-10-10-Mon-18:13
最初「小松崎茂展」の所に飛んでいって見ても、知らない・・・って思ったけど、色々拝見していると「!しってるー」でした。何処で見たのかわかんない。多分兄の持っていた本か何かなんでしょうね。「ぼくらの小松崎茂展」・・・入場無料・・・ってしょうもない所に惹かれてしまったり。
☆あふろやんさん
2005-10-10-Mon-18:36
すごく絵が細かくて、丁寧で、うまいんです。
男にはみないで通るってことが難しいくらいですよ。
ただ、「入場無料」じゃありませんでしたよ。800円だったかな。
男にはみないで通るってことが難しいくらいですよ。
ただ、「入場無料」じゃありませんでしたよ。800円だったかな。
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<刈谷市美術館>開催中の展覧会情報
ぼくらの小松崎 茂展会期:2005年9月17日(土)~10月30日(日)休館日:入館料:開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)場所:〒448-0852 刈谷市住吉町4-5TEL:0566-23-1636ホームページ:http://www.city.kariya.aichi.jp/museum/index.html
愛知県刈谷市住吉 懐かしき小松崎茂に会いに行く
刈谷市美術館で開催されている「ぼくらの小松崎茂展」を見てきました。小松崎茂氏は戦前から平成までの長きに渡り、挿し絵や絵物語、映画のメカニックデザイン、プラモデルの箱絵、CDジャケットやゲームのデザインなど庶民に近い分野で活躍された画家で、多くの方は何ら
コメント&トラバありがとうございます。
こちらもトラバさせていただきました。
「ぼくらの小松崎茂展」観にかれたんですね。
詳しく書かれてあってとってもいい感じです。
また展覧会行かれましたらぜひ記事にしてください。
楽しみにしております。