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「新日本プロレスの12人の怪人」~書籍紹介

2014-05-09-Fri
GW前半に書店をぶらついて見つけたのがこれ。


猪木や長州、タイガーマスクや前田がリングに上がっていた頃は、新日本プロレスの黄金時代といっていい。全日本プロレスと人気を二分し、外国人選手の引き抜き合戦が行われていたが、そういうことが可能になるだけの金が、新日全日を問わす、プロレス界に流入していたということだ。そのプロレス人気も、それがやがて本格的な格闘技や総合格闘技、K-1などの格闘技ブームへとつながっていったはずなのだが、逆に、プロレス自体の低迷へとつながったということになるかもしれない。

その過程で、プロレス団体の分裂や新設、インディーズの乱立などがあり、「プロレスが好き」と言っているような人でも、なかなか全体のプロレスを把握することはできない。「アマチュアのプロレス」というようなものがあって、学生プロレスなんてのもあるが、それがアマチュアスポーツ界に認知され、全国大会が行われ国体の種目にもなっている……なんてことにはなってない。むしろ、本格的なプロレスごっこ、プロレスのパロディをやってるくらいにしか思われていないという感じだろう。

総合格闘技や本格的格闘技にもつながり、一方でプロレスごっこにもつながる……そうしたものが、同じリングの上で展開できるのがプロレスそのものなのだろうけれど。

それは1回のリング上の対戦だけでなく、また、単に選手のファイトスタイルというだけでなく、個々のプロレス団体テーマや特色につながり、それが軍団抗争や団体間の競争にも結びついていくわけだた、ファンの支持や興行成績にも関わるので、結果、選手が食えるか食えないか、団体として成立するかどうかにまで関わってくる。

そういうカオスや怪しさ、一種のいかがわしさを含めて、わたしはプロレスが好きだと言ってきた(別に過去形てわけでもなくて、今も、それなりに好きだけど)



本書は猪木、山本小鉄、シン、アンドレから橋本真也、棚橋弘至まで、新旧織り交ぜて、40年余りの歴史を持つ新日本プロレスの選手のなかから、12人の「怪人」レスラーをピックアップして、リング上の名勝負だけでなく、その裏側や、団体移動、海外での活躍、引退後の生活、筆者との交流など、さまざまな一面からとりあげている。

私の世代には知らないレスラーはいないので(マクガイアプラザーズは巨体と入場シーンくらいしか印象に残っていないのだけれど)たいへんおもしろく読むことができた。

プロレスに限らず、選手の裏話、苦労話は人間ドラマなわけだから、とてもおもしろい。12人と言わす、もっともっといろんなレスラーを取り上げてほしいと思う。かつて梶原一騎原作の漫画で「プロレススーパースター列伝」なんてのがあって、以前はおもしろく読んだけれど、どこか漫画で子ども向けという要素もある。



本書はそれの、エッセイによる新日バージョンということになるわけなのだが、藤波辰巳や山田恵一、大木金太郎や上田馬之助、ストロング小林、蝶野、武藤、ストロングマシンなどといったとりげてほしいレスラーはいくらでもいる。

続編または三部作展開とか期待したい。

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