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観劇:「妻と社長と九ちゃんと」~劇団青年座公演

2011-11-27-Sun
演劇鑑賞の市民サークルに入っています。今回の例会は劇団青年座の「妻と社長と九ちゃん」という、古き良き昭和の文房具メーカーの世代交代の話です。世代交代には、平成から昭和へ、バブルの崩壊から国際化、グローバルスタンダードの時代の波が押し寄せる、経済的な背景は、もちろん無縁ではありません。企業が大きくなればなるほど、守旧的なだけではやっていけない、新しい波をいずれかの方法で受け入れなければならないのでしょうけれど。
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→ 劇団青年座:「妻と社長と九ちゃん188」のページ

現代の世代交代の話なんですが、こういう話は日本ではもう、わたしの子どもの頃からずっと続いています。たぶん。日本だけでなく、どこの国でもどの時代でも、どんな組織でも、新しい世代が古い理念や手法を否定するというのは、もういくつも繰り返されて来たのでしょうね。

この芝居のようにそれがメインテーマになっているかどうかは別にして、わたしが読んできた小説や見てきたドラマなどでも扱われてきました。古くて新しいテーマというか、永遠のテーマになるのでしょうね。芝居はおもしろく、脚本も四季と起承転結をうまくマッチさせていて、ポスターのワンポイントにもなってる梅の伏線もよく効いていていい出来ばえで、楽しんで見ました。ま、役者がテレビのような芝居でなく、大きなホールであるということを考えて、もう少し客の方を向いて台詞を言ってくれるとよく聞こえたと思うので、その点はやや残念でした。自然な演技を優先し、結果横を向いて声の通らない役者の台詞が聞こえない……。全体のテーマがわかればそれでいいというつもりかもしれませんが、ま、そんなら、テレビなり映画にみればいいわけですのでね、ま、創作サイドもホールに応じた演技の工夫を考えるべきですね。大ホール向けではないから、オファーを断るとかさ。ま、そもそも、そういう劇団はオファーしなきゃいいのですけれどね。見ないとわからないだけに、きちんと記録をとっておかないと。




それにしても、子どもの頃からこの手の世代交代の話題を見てきていますが、ま、当然と言えば当然ですが、わずかずつであれ、古い世代への共感や理解が増してきていますね。

特に、わたしは、昨年父を亡くして、ま、長男なので形の上では代替わりをしたわけなんですけれど、ま、父も「自分の目が黒いうちは」なんて言葉を使いたがるような、そして、不幸にしてうちの場合は母も、実態がわからないくせいに同じような口ぶりだけを好む人だったので、ま、親子の軋轢みたいのは当然としてあったわけで、わたしなぞ、自分が自立してしまえば、そういうわずらわしさもなくなると、とっと逃げ出していたわけなのですが、離れている距離を近づけないまま父がなくなったので、そういう世代間の引き継ぎが断絶されたままになってしまったという気がいます。

父は父を早く亡くしたので、自分で悪戦苦闘して今の家を守ってきた、前の戦争と戦後の高度成長ということがあって、苦労もしただろうけど、まじめにやってればそれなりに豊かになれる時代だったということもあって、そういうことを観念的に理解しても、具体的にどう引き継ぐかについては、うまく言葉にできなかったのですね。感情的なものは、看病や介護で埋めることができても、その他のどうにもわたし手に余るんですね。気の重い宿題を引き継ぐことになっているのです。

そういう体験をしているのですが、、ま、この若い社長が憎々しげに描かれているのが、どうもわたしは気に入らなくもありました。ま、この話は、親の世代とその理解者たちを中心にしているのですが、別に、若い世代を悪者にする必要はないわけです。それではドラマが陳腐にになる……。わたしは、引き継ぐぐ側にも、そんな甘っちょろいものではない、苦悩と選択とがあると思うのですけれどね。

ま、自分の実感とちょっとずれた話だったので、わたしも世の中一般的にはあんなふうに見えるのかと、ま、不愉快でさえありました。ま、所謂、泣き笑い人情噺みたいな作品なんで、いちいちそういうところに不快になっていてもしかたんがないわけで、別に、わたしだってずっとそうだったのではなくて、少し、そういう事情があったので、そういう気持ちも抱いたというだけのことなのですけれど。

なんか、文句ばかり書いてるみたいであれですが、全体的にはとても、おもしろく、楽しいお芝居でした。

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