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映画:「蟲師」~DVDで

2009-08-28-Fri
「蟲」と「虫」いう字の関係は不思議です。

そもそも、「虫」は象形文字で、蛇のマムシをかたどっているといわれています。上の四角の部分が毒蛇の大きな頭で、下のムみたいな部分がとぐろを巻いている様子ですね。

ところが、その「虫」を三つ集めた「蟲」という字ができました。「森」とか「品」とか「晶」とか、そういうつくりかたの漢字はあります。「蟲」は「小さな虫」という意味で、ウジ虫みたいなものを言っていたようです。ところが、「蟲」の略字として「虫」と書かれることになってしまい、当初は「虫」の字と「蟲」の字とを遣い分けていたのですが、区別なく「虫」と書くようになったようです。
 → 漢字家族:「蟲(虫)

こんな扱いでは、蟲だけに虫がおさまらないだろうと思うのですが、この「虫がおさまらない」とは、非常に憤慨し、腹が立って腹が立って仕方がない状態ですね。「腹の虫がおさまらない」ということもありますね。

また、期限が悪くイラついているときに「虫の居所が悪い」なんて言うことがあります。また、赤ん坊が夜泣きするときに「かんの虫がついた」などといいます。ついでにいうと、空腹のとき「腹の虫」が鳴いたりもしますし、嫌なことがありそうなときには、虫が知らせてくれることもあります……。

ま、こんなふうに、身体の中には虫がいて、それがその人の心身にさまざまな影響を与えるという見方をしていたんですね。--ところで、脱線しますが、先日「「病(やまい)は気から」とは「気の持ちよう」ではない!」という記事を読みました。

Yahoo!辞書に収録されている『大辞泉』と『大辞林』では、次のように解説されている。

『大辞泉』=「病気は、その人の心の持ち方しだいで軽くもなるし、また重くもなるということ。」

『大辞林』=「病気は気の持ちようで、重くもなれば軽くもなる。」

国語辞典に記されている意味がスタンダード(正式)な意味ということになるから、国語のテストで「病は気からの意味を述べよ。」という設問があったとすれば、「病気は、その人の心の持ち方しだいで軽くもなるし、また重くもなるということ。」、もしくは「病気は気の持ちようで、重くもなれば軽くもなる。」と記入しておけば加点してもらえる。

ただ、本来の意味は“中国哲学”や“中国医学”でいわれるところの「陰陽五行の気」であって、「気持ち」でも「心の持ち方」でも「気合い」でもない。

「陰陽五行の気」の働きによって、人の身体と心を適正な状態に保つというのが、「病(やまい)は気から」の本来の意味なのだ。
 → 一言録‐Itigenroku‐Ukyou's Blog ;「「病(やまい)は気から」とは「気の持ちよう」ではない!」

医学といっても、現代の西洋医学のことですが、進歩してなかった時代には、「病気」もこのような「(陰陽五行の)気」の影響だと考えられていたのですね(というか、そもそも「病気」という言葉の「気」はその意味なのでしょう)。

そして、「気」というほどでもないが、もうちょっと別の理由も考えられたわけで、中には「狐つき」や「祟り(たたり)」みたいなものと考えられたりしたものもあったのでしょうけれど、「身中の虫」に原因を求めるものもあったのですね(そういえば、「獅子身中の虫」なんて言葉もありますね)。

そうして、害をなす「蟲」がいれば、「虫封じ」をする者もいるわけでして……・、それが、「蟲師」ということになるわけです。そんな蟲を信じているので、江戸時代かなんかだろうと思っていたら、映画中に、山間の農村部を旅しているシーンがあって、「このあたりにも電気がひかれ電灯がつくので明るくなりますね」みたいなことを語っているのです。ちょっと検索してみると、時代的には、明治または大正の頃ということになるかと思います(予告編では「100年前の日本」と言ってます)。



その、明治の日本の山村で、蟲師ギンコ(オダギリジョー)はひたすら何かを求めて旅をしています。過去の記憶を失っている彼は、自分の過去を知る人を求めて旅しているようです。あるときは、耳の聞こえない男を救い、また、あるところでは角が生え、騒音に悩む少女を救います。虹を求める男(大森南朋)と出会い、また、数少ない理解者で蟲の記録をとる家柄の淡幽(蒼井優)のピンチに馳せ参じます。そうして、旅していくうちに、自分が蟲師になるきっかけとなった運命の女ヌイ(江角マキコ)と再会する……、そんな話です。

蟲師の世界観というとちと大袈裟か、蟲師のいる世の雰囲気を味わうにはいい作品だと思いますが、ちょっと淡々と描かれちゃったかなという気がします。江角さんがあんなに泥まみれになったんだから、もっと、どろどろの怨念というか、執着で、ギンコが苦しむのはなかったのだろうかと、思ったりしました。

大森南朋は存在感ありますね。

COMMENT



2009-08-28-Fri-11:50
ぼくは原作が好きで...それに忠実なアニメもDVDを持っています。
その上で、この映画は...ちょっと残念に思ってます。
もともと原作が映画向けでなかったように思いますね。蟲と生きている当たり前の日常を描いている穏やかな作品です。

興味があるようでしたら、アニメ/原作を観て下さいね。

☆はっさくさん

2009-08-28-Fri-12:59
大きい声では言えませんが、「月刊アフタヌーン」を、もう、3年くらい購読しています。「爆音列島」が読みたくて買い出したのですが、それ以外は「江古田ちゃん」くらいしか見てません。読んではなかったのですが、「蟲師」のムードはいくらかわかってるつもりで、字の少ない、黒いところの多い絵だなぁという記憶があります。こんなおどろおどろしい話ではなかったなぁという、イメージですね。ええと、ちょっとまえに、DVDで「狗神」を見たのですが、山奥の描き方は断然「狗神」の方がよかったです。「蟲師」の舞台も、ああいう、荘厳な森がよかったのではないかと思いますね。

映画って…なんだ

2009-08-28-Fri-14:19
映画って…なんだろう…?

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