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日本では梅雨時にも拡散。感染者は3000人を越し、山形も。~新型インフルエンザグラフ(12)

2009-07-16-Thu
先回の記事が感染者2000名を突破した記念記事でしたが、今回は3000人を突破し、唯一感染者が確認されてなかった山形県からも報告が入り、これで、全都道府県にまで広がったという記念になりました。
 → 毎日.jp:「新型インフル:山形でも感染者 47都道府県に広がる

こういうことを、いちいち記念だとかなんだかとか言っているのは、最前線で対策に追われている方々には、いささか不謹慎に写るかもしれませんが、ま、それでも、新型インフルエンザの情報を流し、感染の拡大防止にいくらか役に立つだろうと思いますので、その辺りは、ま、寛容なお気持ちで接していただければ幸いです。

では、グラフ行きます。

inful090716.png

WHOは7月6日以降、統計を発表していません。もう世界的には10万人を突破しているはずなんですが、日米などはとっくに「全数把握」を停止していて、集計が実情を正確に把握していないということのようです。

 世界保健機関(WHO)報道官は10日、新型インフルエンザの世界の確認感染者総数が142カ国で10万人を突破したことを明らかにした。ただ、詳しい集計結果は公表していない。

 日米など主要感染国は感染者の全数把握を停止しており、各国からの報告に基づくWHO集計はもはや実際の感染者数を正確に反映していない状態。このため、これまで週に3回のペースで集計値を公表してきたWHOは6日以来、集計値の更新を停止している。(共同)
 → msnニュース:「【新型インフル】確認感染者10万人突破 WHO

したがって、上のグラフは7月6日まではWHOの発表によるものです。

それ以後の二本だけ日本だけの赤い軌跡は、IDSC(国立感染症研究所感染症情報センター)の発表によります。いろんな法律的な事情があって、7月いっぱいくらいは、やめられないようなんですね。

いずれにしても、感染の勢いはちっとも衰えていないということは言えそうです。わたしは、インフルエンザのウィルスは高温多湿に弱いと聞いていたので、梅雨時には収束するだろうと思っていたので、実は驚いています。前の記事のコメントで、はっさくさんがこんなことを書かれていました。

タイでも感染爆発していますし、ウイルス自身に、高温多湿は関係ありませんよ。
(乾燥していると、飛沫が飛びやすく、乾燥低温だと粘膜機能が低下しているので感染しやすい、ということみたいです)

う~む。これはわたしの理解とは全く違います。検索してみました。

 実は今から40年も前の研究論文をみると,この興味深い観察結果を裏付けるものがあります。実験装置にインフルエンザウイルスを浮遊させ,温度21〜24度,湿度50%に保ち,6時間後にウイルスの生存率をみると3〜5%であったのに対し,湿度を20%に下げるとウイルスの生存率は60%になりました。

 また温度7〜8度の低温で湿度50%以上における6時間後のウイルス生存率は35〜42%でした。同じ温度で湿度を22〜25%に下げると6時間後のウイルス生存率はなんと63%でした。一方,温度32度,湿度50%では6時間後のウイルス生存率はゼロでした。

 この実験結果を参考にすると,インフルエンザ流行期には高温多湿を維持するとよいということになりますが,冬季に外気との温度差があまり大きいのはよくありません。むしろ湿度を保つようにしたほうが実際的でしょう。
 → BPnet:「インフルエンザの弱点は高温・多湿

新型インフルエンザだけに40年前の実験データも通じないのでしょうか? ま、しかし、6時間後のことを言ってるわけですから、果たしてそれが実際の飛沫感染にどの程度の意味があるかは、微妙なところもありますけれど。中日新聞の記事ではこんな感じです。

 インフルエンザウイルスは気温27~29度、湿度89%の条件下では1時間しか生存できず、紫外線にも弱い。また、感染しやすいのは、のどの粘膜が乾燥し、細胞が弱っているときだという。

 暑くなっても発症が続く理由について、京都産業大鳥インフルエンザ研究センター(京都市)の大槻公一教授は、「従来の季節性インフルエンザは、真冬の病気だと思って、発症があっても検査しない雰囲気があった。これまでも夏に感染者がいたが、気づかなかったのではないか」と推測する。

 一方、国立感染症研究所感染症情報センター(東京都)の谷口清州第一室長は「感染拡大を左右するのは、季節の因子だけではない。ウイルスの性質や人口密度、行動パターンなど、多くの因子に影響を受ける」と話す。

 インフルエンザは温帯では冬に流行するが、亜熱帯では雨期に、熱帯では1年中流行する。日本でも、1957年に流入したアジア風邪は、6~8月に最初の流行を見せた。
 → 中日新聞:「梅雨でも続く感染なぜ 高温多湿関係なし」(6/17)



……う~む。すっきりしませんが、とりあえず、
 ・インフルエンザウィルスは、やはり、一応高温多湿には弱いということはなくはない。
 ・乾燥しているほうが粘膜などは弱くなっているので、感染しやすいということはある。
 ・乾燥しているほうが飛沫など飛びやすいので、感染しやすいということはある。
というような傾向にはあるようです。

だからといって、現実的に感染の勢いが衰えていないし、熱帯では一年中感染するわけですから、「梅雨や高温で幾分は感染しにくくなるとしても、ウィルス自体がなくなるということはないので、感染はなくならない」ということになってくるのでしょうか。ま、依然疑問の状態なんですが。

ま、いずれにしろ、この先の見通しとしては、夏休み期間中も勢いの衰えることなく感染拡大を続け、さらに秋から冬には、いっそうの勢いで拡大する……ということになるのでしょうか?結局。

やっぱり、マスクとか、秋に向けてそれなりに用意しておく必要がありそうですね。



それ以外に目に留まった記事。

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に対する免疫を持つ可能性があるのは、スペイン風邪が流行した1918年以前に生まれた90歳以上に限られることが、河岡義裕・東京大学教授らの研究で分かった。60代以上に免疫があると予想した米疾病対策センターと違い、ほとんどの年代が感染する危険性があると指摘しており、13日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
 → 読売新聞:「免疫、90歳以上だけ…東大教授ら研究

とうことで、詳しくは

 新型インフルエンザは、初期のスペイン風邪がほとんど変異しないまま豚の間で感染し続け、最近になって人間の間で流行する力を獲得したとされる。このため90歳以上は抗体を持っている一方、人間の間でウイルスが変異した後のスペイン風邪に感染した年代は抗体がないものと考えられる。
 → 読売新聞:「同記事

なんですが……、ということは、何、今回のどうせかかるなら、豚インフルエンザに罹って置いた方が正解だったってことなのでしょうか? もう遅いけど。w

60歳以上はなりにくいといわれていましたが、油断していた「後期高齢者」の方たちも、90歳以下なら免疫がありません。むしろ、いっそう警戒しないとね。

COMMENT



2009-07-16-Thu-13:19
フォローありがとうございます。m(_~_)m

ところで、↓を訂正ください。
当初、いくらリロードしても1本しか見えなくって、困惑しましたwww
『それ以後の二本だけの赤い軌跡』
→『それ以後の日本だけの赤い軌跡』

連日200人以上の新規感染者が分かってきているのに、
マスメディア(当局)的には、もう季節性インフルエンザと同じ扱いになっているようですね。
yahooニュースでも、「サイエンス」カテゴリに分類されて...現在進行形の危機とは取り扱ってくれません。

感染しても死なない病気よりも、経済の風評被害に重きを置いたようですね。夏休みに児童・生徒の移動自粛なんてことにはしたくないのでしょう...皆既日食もありますしね...9月には5連休もありますし...

個人で できることはなんでしょうね...
手洗いは基本として、社会機能が不全になった場合に備えて、保存の利く食料の備蓄かなぁ...
もしかして、高熱に負けない体力作りが一番なのかも...

☆はっさくさん

2009-07-17-Fri-09:38
> ところで、↓を訂正ください。
> 当初、いくらリロードしても1本しか見えなくって、困惑しましたwww
> 『それ以後の二本だけの赤い軌跡』
> →『それ以後の日本だけの赤い軌跡』
 ありがとうございました。訂正しました。

確かに、緊急度というか、重要度はあまりなくなってきているのでしょう。
ま、それは、喜ばしいことなんでしょうね。

だって、当初というか、前々から言われていた「鶏インフルザ」は、強毒性というのでしょうか、非常に深刻な事態を引き起こすようにいわれていましたからね。ま、羹に懲りて膾を吹くじゃなかった、その反対はなんというのだろう、鶏タイプの新型インフルエンザ発生の脅威の可能性は依然としてあるはずだから、こんなものとと思ってしまうのは避けたいところです。

新型インフルエンザ(A-H1N1)に異変

2009-07-19-Sun-11:15
新型インフルエンザ(A-H1N1)に異変
http://d.hatena.ne.jp/mihn/20090718/1247899264
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☆mihnさん

2009-07-19-Sun-13:02
はじめまして

ええと、まず、トラックバックしたとわざわざコメントで告知するということは、基本的に必要はありません。その手間を省くために、トラックバックの機能があるのですから。

あと、休日に発表しない件ですが、それはいわば国際水準です。WHOは5月から既に休日分については発表していません。集計は、その前の段階(たとえば今回のケースでは検査状況)がきちんとできていれば意味があるのでしょうが、実際症状があっても、検査を受けさせたり受けさせなかったりでは、感染の増減なのか、検査を受けさせる比率の増減なのかが不明であり、次第に意味がなくなってきていると思います。

もう、意味のないことを惰性でやらされているという感じじゃないでしょうか。WHOも集約をやめています。今の状態で数字の集約や発表に予算や人員を割くのではなく、監視や対策を重視するという方針転換も、それは現実的な選択かもしれないと思います。そういう意味では、mihnさんのように、「職員の怠慢、けしからん!」というような見方を、わたしはしていません。

ただ、新型インフルエンザがこれで終わったわけではなくて、A-H1N1は弱毒性で死者も出てないのであれですが、別の新型インフルエンザが出てくる可能性は、今までと変わらないはずだと思うので、終息とういか、もう安心的なムードになるのはどうかと思います。

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新型インフルエンザ(A-H1N1)に異変

感染症情報センターによる新型インフルエンザ(A-H1N1)発生状況に異変 この異変は、7月4日から起きています。 (感染症情報センター、または、厚生労働省の担当部局の職員・担当官が異変を引き起こしています。) 7月4日からは、休日(土曜、日曜、祝日)の発生数が休日明け
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