David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

スポンサーサイト

-----------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画:「変態ピエロ」~DVDで

2009-04-17-Fri
う~ん。よくわからんというか、自分なりに見て解釈はしてますが、それが正しいかどうかがよくわらん作品です。以下、わたしの解釈を中心に書きます。普段はあんまりネタバラシしないんですが、今回は、そういう配慮はなし。

変態ピエロ [DVD]
変態ピエロ [DVD]
posted with amazlet at 09.04.17
キングレコード (2009-01-07)
売り上げランキング: 31877
おすすめ度の平均: 3.0
3 実験映画ですね


主人公の”ピ”は、いわば二流芸人というところなんでしょうか。テレビでの役どころは道化役。ピエロ的な立ち位置です。こういう役って、難しくて実力が必要なわりには、どうかすると世間的には軽く見られ、いくらでも代役がいそうに思われて(本当はそうでもないでしょうけれど)、また、私生活でも尊敬されることのない、ちょっと損な役回りなんでしょうね。だから、ストレスも相当あると思います。

そんな男”ピ”が、そんな生活に耐えられなくなったと考えるのがわかりやすいです。ただ、耐えられなくなった背景には、父にも、恋人にも、母にも見放されてしまったということあるのではないかと想像します。孤独と絶望、なにより自分の存在意義をどうしたら認めてもらえるかわからない状態です。簡単に結びつけたらいけませんが、ある意味では、アキバにレンタカートラックで突っ込んだ、あの犯人の青年にも近いものがあると思います。そういう意味では、現代的というか、当時代的というか、時代の問題を比喩的に描いているということもいえると思います。

”ピ”は、国民的歌手クロビス(日本でいったらYAZAWA(矢沢永吉)とか、サザンの桑田くらいに相当するのでしょうか)を誘拐監禁してしまいます。”ピ”はクロビスが大好きでしたので、ある意味ではファンというか、ストーカーによる犯罪という側面もあります。テープでグルグル巻きにして拘束し、具体的に何かを要求するでなく、人質クロビスを裏切り者であるかのように扱い、怒鳴り、弄びます(想像力をめぐらす方もいらっしゃるのであれですが、”ピ”もクロビスも男性で、性的虐待みたいなものは、登場しません。タイトルが「変態」となっているので、そういう想像をする人もいるかもしれませんが、そういうものはない。少なくとも肉体的には)。

拉致誘拐犯の芸人と被害者の大歌手との対話を中心に、なぜ、”ピ”が何を望んでいるのか、どうしてそういうことをしでかしすことになったのかを、悩み考えながら見ていく映画……ということになるのでしょうか。視覚的にも、音響的にもさまざまな効果、それも唐突な転換があったりして、わかるようでわからない……。そんな作品です。

一応、カンヌ映画祭批評家週間オープニング作品ということで、それなりの問題作ではあるようです。



いちおうわたしの結論は、この映画のテーマは「崩壊した自意識が求めた狂気による救済と破綻」……ということになるのかと思いますけれど、いかがでしょう。

途中で見られなくなって、最初から見たりして、結局オープニングは5回、エンディングは3回見た。しかし、通してみたことは1回もない。

変態というよりも、混乱や狂気が好きな人向けかも。



にほんブログ村 映画ブログへ

COMMENT



コメントの投稿












※スパム対策のため、半角英数字のみのコメントは禁止設定してあります。
また、半角「-」の5文字以上連続もコメント内に書き込めません。



秘密にする

TRACKBACK

※この記事のトラックバックURL(コピーしてお使い下さい)
  
http://smartass.blog10.fc2.com/tb.php/2389-ac2c2dd6

※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。
HOME

★楽天トラベル☆彡

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。