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映画:「チェ 39歳別れの手紙」~劇場で

2009-02-01-Sun
先日のパート1に続いて(過去記事:「映画:「チェ 28歳の革命」~劇場で」、パート2を見てきました。

第1部(28歳の革命)でキューバ革命に成功し、キューバで公的な大臣の役職を得たチェが、その理想から、その地位に安穏としてしていることを好まず、理想に燃え、同じように苦しむ人々のために、新たな革命の旅に出るということです。表題の「別れの手紙」は、キューバを去るときにカストロの宛てたチェ・ゲバラの手紙のことで、公式ページでも翻訳が公開されています。


 → 公式ページ

簡単に言って、第1部が革命成功への道のりなので、映画的に見ていろいろな見方はあるでしょうけれども、結末は達成感があります。それはチェの達成感を共有することになるのでしょう。そして、これに対して、第2部はボリビアでの軍事独裁政権との戦い、それも苦戦、そして敗れ、結果負傷し捕えられ処刑されるまでを描いています。つまり、挫折それも死で終わる挫折だけに、重苦しい暗い印象になります。チェの敗北そして死を共有することになります。その気分は二度と未来が来ないかのような……。

エンディングではラテンの歌が哀切に流れます。そして歌が終わると歌も曲も語りもない沈黙の中を黒地に白のエンドロールが延々と続きます。

エンディングの歌が始まるとほとんどの人が席を立ち、劇場内に残された数名がただ黙々と沈鬱にも映るエンドロールを見るのでありました。時節柄風邪気味で鼻をすすっただけなのかもしれませんが、それがチェに親愛の思いを寄せる人のすすり泣きかもしれないと思われ、しんみりとした気分はひとしおでした。

独裁政権に対する、人民のための革命軍は、体制側からすれば反乱軍でありテロリストなんですが、歴史的には、われわれが現代の偉大な英雄をこんな形で無くしたんだなと、失望したりします。

第1部を見たので2部も見たのですが、どうなんでしょう、第1部だけ見て敢えて第2部は見ないでおくという選択肢も成り立つかと思ったりもする作品でした。

※ちょっと話はかわりますが、このたびgoo映画で「ネットの評判」というのが始まりました。わたしのこの記事も検索されるのでしょうか。
 → ITmediaNews:「goo映画、作品の評判をブログから抽出・分析する機能
 → goo映画「ネットの評判



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COMMENT



コメントありがとうございました

2009-02-02-Mon-22:59
あら、出人さんの劇場ではそんなにエンドロール中に出ていく人多かったんですか?

私の観た劇場では、シーンと静まりかえったままで、立ち去る人は一部でした。

あのエンドロールは、、下手に音楽を入れなかったというのに私は流石だと思ってしまいました!

あの静かなエンドロールのお陰で、色々この映画を想う事ができました。

☆コブタさん

2009-02-02-Mon-23:07
ええ。

そもそも30人くらいの人しか見てなかったように思いますけれど、たぶん8割くらいが、エンドロール中というか、歌が流れ出すと間もなく立っていきました。

わたしは、ま、よほどトイレが我慢できない時以外は明かりがついてから出るようにしています。これは、作品を見届けるためということもありますが、むしろ忘れ物の確認ということが大きい理由なんですけど。

でも、今回は無音のエンドロール、よかったですね。エンドロールも作品の一部って感じがしました。

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