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心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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朝青龍の思い出、とあとちょっと愚痴~平成20年度秋場所

2008-09-27-Sat
わたしは朝青龍のファンということになっている。というか、してるかというか、一応ファンである。

大相撲とは、わたしにとっては、子どもの頃、おばあちゃんが見ていたスポーツであって、家に一台しかないテレビで、いつもなら民放でアニメの再放送とかを見る時間なのに、場所が始まると、テレビはいつもNHKだった。

「5時から見せてよ」とわたしが言っても、「一番面白いところだやれ」と言って拒否された。わたしにとって祖母は神だったので、お願いはできてもそれ以上は何も言えない。黙って従うよりなかった。子どもにとってはあのしきりの意味がわからない。じれったくて、とっとやれと思うのだ。そもそもがほとんどの相撲取りが同じに見える。誰が誰やら区別がつかない。四股名の漢字が全て読めるとは限らないので(今で言えば、山本山とか、安馬くらいだったら、やまもとやま、あんばくらいは余裕で読んだだろうけど、把瑠都だの、琴奨菊くらいになってくると、たぶんまったくわからなかっただろう)、ますます顔がわからないというか、記憶にとどまりにくいのだ。だいたいが、「北の湖」と書いて「きたのうみ」なんて読めるはずがないのだ……。

やがて、中学、高校と部活動が始まると、相撲の時間にはまだ家にいないことが多く、次第に相撲から遠ざかっていった……。それでも、若貴とかはブームだったの知っていたけれど。

就職してからのことだったけれど、とにかくめっぽう強い横綱いることを知った。貴ノ花ではない。朝青龍である。とにかく、強い、なにより早い。あんな相撲取りは今までいないということを聞いた。職場に相撲好きな先輩はいるもので、朝青龍はとにかく早くて強いということを聞いたのだ。いっぺん見てみようか……。そう思った。朝青龍は強かった。何より速く、負けん気で、執念があった。「無気力相撲」という嫌な言葉を聞くが、朝青龍のどこにも「無気力相撲」とは無縁のようだった。むしろ逆。激しすぎ。勝負にこだわりすぎ。ダメ押ししすぎ。場外で暴れすぎ~(笑)。すごい横綱だなぁと思った。みんながこんな相撲をとれば、無気力相撲なんて言葉はたちまち殲滅できる……。

マナーがなってないとか、自分勝手だとかいろいろ批判されたのは知っている。だが、「俺は、無気力相撲だけはとってない!」と胸を張って言ったなら、誰もがそれを認めるのではなかろうか。こうして、わたしは、朝青龍を見て、朝青龍認めた。

ダメ押ししすぎはたしかによくないかもしれない。睨み合ったり、場外で思わず乱暴な口調になってしまうのも褒められた話ではない。でも、そのくらいの執念や勝負へのこだわりは、少なくとも武道をする者、格闘をする者にはあっても当然ではないか。野球でさえ(といったら失礼だろうけれど)、あえて「野球でさえ」という言い方をさせてもらうけれど、直接殴ったり、蹴ったりしない、身体への攻撃が基本でない競技、スポーツという意味で、野球でさえと言うけれど、悔しくて椅子を蹴っ飛ばしたり、ロッカー室で暴れたり、グローブを叩きつけたりする一流選手や日本を代表するような監督がいるものなのだ……。

だから、褒められた話ではないことはわかっているのだが、わたしはそんなにも闘志むき出しの、「無気力相撲は絶対にとらない」という朝青龍こそ横綱らしい横綱だと思ったのだ。

力のある者があんなに必死になってとる……、いったい誰が朝青龍を破るのか……。わたしの相撲の見方は、朝書龍を破る力士を探すというようなことになっていった。それは、時に、栃東であり、琴欧洲であり、稀勢の里であり、黒海だった。もちろん、白鵬にはすごく期待した。

朝青龍が出場停止で弱くなればいいというものではない……。怪我や雑音で相撲に集中できず、負ければ引退さようなら~というような形で、朝青龍が弱くなったってちっともおもしろくないのだ。白鵬はすばらしい横綱になるかもしれない。朝青龍を反面教師として、マナーを守り、いたずらに闘志をむき出しにするようなことはないかもしれない。流石、強いと唸らせるような相撲を、すでにとるようになっていると思う。

でも、東西に両横綱がそろうようになって、そんな磐石の白鵬と、あの速くて強い朝青龍がベストで当たったときが、いったい何場所あったのいうのか。そんな楽しみを奪われた……。

さて今場所。立合いの乱れを正す練習や審判講習会を兼ねた本場所がまもなく終わろうとしている。相撲を楽しもうというファンの心は無視されて、審判、行司、力士の見解のすり寄せの全く見られない本場所が終わろうとしている。

「大麻はやっていけないのだから、抜き打ち検査してもかまわない」……。たしかにそう。全員シロで当然といえば当然。でも、「陽性」が出たらどうするか……そういう場合の策が全くなかった。今回の「立合いのやり直し」もおんなじ匂いがする。「両手を下ろして立つのが原則だから、できてなければ、たとえ本場所でも、横綱でもやり直す……」。全然間違ってない。ただ、できない力士が続出、前半戦でなくても10日めを過ぎてもまだガタガタで、行司や審判員の間でも統一がとれてないのが見え見え……。厳しくやれば直してくるだろうと考えていたら、現実はそんなわけにはいかなかった……。ところが、原則以外の対策が全くない。

きちんと育てないで、ただ、できないやつは切ればいい、従えないやつは解雇にすればいい……、なんだかそれを厳しさだと勘違いしているようにさえ思われる。それは、厳しいというか、冷たいのだ。相撲界は一般社会と違って独特のしきたりや伝統があるのであれば、それをきちんと教えてほしい。その教える過程に厳しさがあるのは当然だが、適当にやっておいて最後だけ突っぱねるというのはひどい話だ。今まで、さほど問題にしないで、急に「原則」を押し付けたってできるわけないし、現実にできてない。

また、前の繰り返し。立合いの稽古、行司の稽古、審判員の稽古は稽古場でしてください。

土俵は真剣勝負の場だ。立行司は指し違いをしたら切腹するという覚悟で刀を帯びているそうである。行司だけが真剣土俵に望めばいいというわけではないはずだ。当然、二人の力士だって、審判員にだって同様の覚悟は必要なはず(ドリーム大相撲のバカピカさんも力説しています)。そんな大切な取り組みが、こんなにやり直しの連続だなんて……。

「きちんとした立合いをしないのが悪い」と言うのはわかっている。それをきちんと正し、その成果を見せるのが本場所の土俵であって、それまでの過程は、見せるべきものではないと思う。

力士もプロ、行司もプロ、審判員もプロなら、立合いの稽古、行司の稽古、審判員の稽古は稽古場でして、もっとちゃんとしたものを見せてください。

アマチュアの大会、それも、広い地域から集まってくるような、たまに開かれるような大会ならば、いろいろ手違いがあるのもいたしかたないと思うのだが、今やってる方たちは、皆さんプロで、それもそれなりに高額の入場料を取っているはずだ。どのプロスポーツを見ても、こんなに一流選手がやり直しをさせる、それが本番として成り立つなんて見たことがない。

無策過ぎ。力士たたがかわいそう。ま、日ごろからきちんとやってた力士が報われるときがきたという言い方もできなくもないが、ファンはないがしろなことだけははっきりとしている。もう一度繰り返そう。

立合いの稽古、行司の稽古、審判員の稽古は稽古場でしてください。

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COMMENT



2008-09-27-Sat-17:46
他のプロスポーツと比較して今場所の大相撲はあまりにもお粗末ですね。
国際的な競技はどんな保守的な団体でも(たいていの団体は保守的ですがw)
時代の変化、お客さんの嗜好の変化に合わせようと努力してます。

日本のスポーツ界にありがちな営業努力=ファンサービス
じゃないんですよね、今の角界に求められてるのは(´Д`;)

☆バカピカさん

2008-09-28-Sun-11:51
お粗末です。

プロなら本来舞台裏でやることを、金とって堂々見せて、これぞ改革と胸張っているとしたら自覚に欠けるどころか、弊害ですね。ま、番付の下の方では、まさに修行を兼ねているのでしょうが、幕内になってもこんな状態なんて、給料を下げねばなりません。

朝青龍をバッシングしていたマスコミは、どうして今度はこんな醜態をさらしてい本場所を批判しないのか不思議です。こんなやり直しばかりの土俵を金とって見せていていいのか? 横審のあのおばちゃんも、自分の本(「おかえりなさい……」)を出したらもう黙っちゃって、ちゃっかりしてますね。本の宣伝のために言っていたのでなくて、相撲界のために発言していたのなら、この見苦しい状態に見識を見せてほしいです。

いろいろと

2008-09-29-Mon-01:56
いろいろと書きたいのですが、今の角界は厳しいのではなく、冷たいのだ という言葉が響きました。その通りだと思います。

力士・行司・審判。それぞれが大相撲を代表しているという自覚を持ってほしいです(なんか中学生に言うようなレベルですね…)
そのためのマゲであり、装束であり、特等席wなワケですから

理事長的には今場所のグダグダは「痛みを伴ってでも」という改革アピールなんでしょうけど、受けた印象は見切り発車、力による押さえつけのように思えました。

☆mimuraさん

2008-09-29-Mon-10:02
そうです。見切り発車です。

「とりあえずやってみる」というスタートですね。改革アピールには必要な、一種のデモンストレーションかもしれません。

すぐに改革はできないし、長い目で見たいとは思いますが、朝青龍が戦える横綱として復活し白鵬と競って欲しいです。

2008-11-22-Sat-17:25
安馬は『あんば』ではなく『あま』です。。。

☆重箱さん

2008-11-22-Sat-18:30
ん? ああ、小学生のに読める漢字の話です。

四股名を間違いなく読めるという話ではなくて、「安馬」を「あんば」と、間違ってても、一応は読めたが、「把瑠都」「事奨菊」は、あて読みもできない~くらいのことが書きたかったのですが、一応そういう気分で読み直してみていただけたら幸いです。

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