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心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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映画:「ミノタウロス」~DVD

2008-08-24-Sun
ミノタウロス(わたしはミノタウスの方が呼び慣れているのですが、どうも「ロ」とするページの方が、なんとなく一般っぽい)の神話はピカソの連作を見たときからとても興味がありました。というのは、ピカソがとってもミノタウロスに思い入れをしているように感ぜられたからでした。その時わたしが感じたのは、ミノタウロスに対する一種の同情であり、それは、好んで暴力的になっているのではなく、自らの宿命に勝てずに迷宮で苦しみ、やむを得ずに暴虐になっているように思われたからです。そして、ピカソはそれを閉じ込められた中で性的エネルギーを爆発させ、やがて滅ぼされる存在として描いてたと思います。それはまるでピカソ自身の旺盛な性的エネルギーであるかのように思われたのです。もちろん、それをこのように作品化するのは作家として、というか、表現者としてはきわめて正当なことであると思いますよ。
 → 過去記事:「ピカソ展」に行く~岡崎市美術博物館

そんな思いがあったので、レンタル店でこの作品を見つけたときは、とても嬉しく思いました。ミノタウロスの苦悩みたいなものが描かれていることを期待したのです。
ミノタウロス
ミノタウロス
posted with amazlet at 08.08.24
アット・エンタテインメント (2007-07-11)
売り上げランキング: 72379
おすすめ度の平均: 2.5
1 ひょえ〜〜〜 ^^
4 テーマは確かに神話もの、でも内容はモンスターパニックもの!


……ところが、全然期待はずれです。ミノタウロスって、牛の化け物じゃありませんよ。牛頭人身のはずなんです。生贄の若い娘に対して、人間の下半身で、牛なみのエネルギーをぶつけてもらわないて……。それが、なんでしょう、これじゃ、ただの牛のモンスターです。ミノタウロスの斧や「会心の一撃」の話なんかもあると期待したのですけどね……。残念このうえないです(しかし、全体的なあらすじは、おそらくミノタウロスの神話に当てはまるんだろうと思います)。


▲英語版の予告。

ついででなんですが、「ピカソ展」でもう一つの半人半獣の神である「パーン」をテーマにした作品がありました。パーン(牧神)についてもよく知らないのですね。ところが、「パンズ・ラビリンス」という映画が公開されてまして(→DVD公式ページ)見たかったのですが、見逃してしまいました。「パンズ」と書いてあるからわからなかったのですが、この「パン」というのは「パーン(牧神)」のことなんです(どうもストーリーは神話どおりではないのですが、その分逆に性格設定というか、基本イメージなどは神話に忠実じゃないだろうかと思っているのですけ、どうなんでしょう。パーンがどんなふうに描かれているのか興味深いです)。
パンズ・ラビリンス DVD-BOX
アミューズソフトエンタテインメント (2008-03-26)
売り上げランキング: 2370
おすすめ度の平均: 4.5
5 In your hands is your destiny
5 もう1つのタイドランドへようこそ
5 ギルレモ・デル・トロ監督
5 コメンタリーや良し
5 ファンタジー


■ピカソの本

「美の20世紀 1 ピカソ 」

「西洋絵画の巨匠 7 ピカソ 」

「天才ピカソのひみつ」


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