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若ノ鵬解雇と大麻と単純所持……。

2008-08-22-Fri
若ノ鵬は「解雇」でした。

というのは、「引退」とか、「廃業」とか用語があって、ちょっと違いがわからないでいたので、先日の記事で「廃業」という言葉を使ってしまって、ちょっと違っていたかもと思っていたのです。「解雇」とは、雇用者側(協会や親方)が主体的な言い方ですね。若ノ鵬がどう言ってこようと、「クビだよ」ということです。

これに対して、間垣親方は「理事職の辞任を申し出て了承された」わけで、これは親方が主体的に動いています。

若ノ鵬解雇 素早い対応に「容疑を認めているから」と北の湖理事長

大相撲の幕内若ノ鵬(20)=本名ガグロエフ・ソスラン・アレキサンドロヴィッチ、ロシア出身、間垣部屋=が大麻取締法違反容疑で逮捕された事件で、日本相撲協会は21日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、若ノ鵬を解雇した。解雇は理事会で決める処分では最も重く、現役力士に下されるのは初めて。また、師匠で理事の間垣親方(55)=元横綱二代目若乃花=も理事の辞任を申し入れ、了承された。

また、記事によると、協会のルールブックである「寄付行為」によると「協会所属員が引退、解雇、除名、脱走した場合、再び協会に帰属できない」と定めていて、若ノ鵬は事実上の永久追放となるのだそうです。残念な結果ですが、止むを得ないかもしれません。若ノ鵬の相撲が楽しみであっただけに……。
 
「悪いことは悪い」という考え方はいいのですが、大麻というのは、どうやら殺人や窃盗とは違うのですね。「殺人は悪い」「窃盗が悪い」というのは、国によって違うことはないものだと思うのですが、これが大麻ということになってくると少し微妙なんです。だからといって、日本で禁じられている現状に変わりはなく、若ノ鵬を許せというふうに論を展開するつもりはないのですが、なんというか、角界の常識や日本の常識とは違う常識が世界にはあるってことであって、もちろん、向こうが日本に来るのだから「郷に入りては郷に従え」でいいわけなんですが、そこはほら、未成年ってこともあるわけですからね。ちょっと、わたしは、若ノ鵬個人を見たときに、気の毒な思いがあるのですね。

世界の大麻に関する考え方が違うのは、ちょっと検索すれば出てきます。
 → Wikipedia:「大麻

ロシアではこんな感じのようです。こちら(大麻取締法変革センター)から。

若ノ鵬の出身国ロシアでは、こんな馬鹿げたことで騒ぎになったりしないだろう。ロシアでは、少量の大麻所持などは刑事罰の対象にならない。
薬物政策の研究者であるTakuさんにロシアでの薬物規制について情報を頂いた。

ロシアでは、2004年12月に刑法修正案が行われ、禁止薬物の個人使用目的での所持が「1回分の使用量」の10倍未満であれば、刑法犯としてではなく行政法違反者として扱われることになった。具体的には、禁固刑から40,000ルーブル以下の罰金刑かもしくは社会奉仕が義務付けられる。この「1回分の使用量」の10倍の具体的規定については、健康省、法務省および内務省の代表を含むロシア下院法制委員会、またロシア連邦保安庁やいくつかのNGO団体の代表などによって5か月間の長期にわたる議論が展開され、最終的にはマリファナ20グラム、ハシシ・メスカリン・アヘン5グラム、コカイン1.5グラム、ヘロイン・メサアンフェタミン(覚せい剤)1グラム、LSD0.003グラムと規定されている。
なお、罰金の額は裁判所によって決定され、また行政処分を受けた記録は残される。一方、この新たな法律が適用された後でも、外国人に対しては、非合法薬物の所持は、国外退去か再入国の拒否という処分が科されることを旅行者などは特に留意する必要がある。

こういう背景で若ノ鵬は育ってきているのかと思うと、ちょっと気の毒。

「悪いことは悪い」というのはいいのですけど、国柄の違いというのはあるわけです。

別に悪を行っていいとか、大麻を吸っていいとかいっているのではありません。ついこないだまで、日本では路上喫煙が禁止されてる地域なんてなかったのです。それが法律によって禁じられ、たとえば名古屋のあるエリアは路上で喫煙ができなくなったわけです。そこで、うっかり吸ってしまうということもあるだろうし、深夜などで周りに人がいないから迷惑をかけないのでいいだろうと吸っちゃう人もいると思います。

別に若ノ鵬を免罪したいわけではないのですが、法律はそうして人が決めるものであって、大麻というのは同じ薬物の中でも国によって扱いが違うものであるということです。日本でも30年前はこういう意見が大手新聞に堂々と載ったんだそうで、現実そのようには動いて来なかったのですが、大麻についていろいろなページを見ていくと、いったい本当はどうなの? という気さえしてくるから不思議なものです。

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ところで、話は全く飛ぶが「単純所持禁止」が議論されている児童ポルノにもちょっと言及したい。
 → ITmedia News:「児童ポルノの国内摘発増大、所持禁止が焦点に

 主要8カ国の中で児童ポルノ所持を禁止していないのは日本とロシアのみ

 駐日米国大使などは、日本が所持を禁止していないせいで、児童ポルノ流通組織に対する国際捜査に支障が出ていると批判している。

 6月には児童ポルノの所持を禁止する法案が衆議院に提出され、9月から始まる見通しの国会で審議される予定だ。

うちの蔵書の何冊かに児童ポルノに該当するような写真が1~2枚載っていたらどうするのだろう……と心配する人はいないのでしょうか。児童ポルノなんて視点がなかった時代から集めてるVHSやDVDのいくつかのシーンが児童ポルノに該当してしまうってことはないんでしょうか? (たとえば、入浴シーンとか。こないだ見たやつでも、銭湯でフルチンの男の子が走り回っているシーンがあったけど、そんなののことです)

単純所持が禁じられたら、蔵書のすべての写真について児童ポルノに該当するかどうかを確認し、持ってるDVDを全部見直してて、あったら、墨塗りするなり、破棄しないといけないってことなんですか? それとも、過去のはいいということになるの? どうして? わたしの杞憂だったらいいのだけれど、絶対全部の本をチェックするなんてできないから。それを知らずに、一箱いくらでブックオフに売りに言ったら、児童ポルノ所持ですとか言われちゃうかもしれないわけでしょう。そんなの屈辱でしょう。何か、謎というか、迷惑ですね。

杞憂ついでに、日本でこの法律が成立し、先進8カ国ではロシアだけということになったら、第二の若ノ鵬が出ないように、相撲協会は児童ポルノについても指導しないとならなくなりますね。

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