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映画:「ハプニング」~劇場で

2008-08-06-Wed
スリラー・サスペンス?映画の「ハプニング」を見てきました。

設定はなかなかおもしろいです。突然いたるところで、「ハプニング」が起きるのですね。ハプニングという言葉は「偶発的な事件」というような意味なんですが、外来語としては「ちょっとしたハプニング」というような言い回しがをよく耳にするせいか、それほど大事件にはつかわないという印象があります。

ところがこの映画のハプニングは、ビルの工事現場の屋根から、工事に来ていた男たちが突然飛び降りたり、手近に凶器になるようなものがあればそれで自らを傷つけてしまったりするのです。なんでしょう、ある人が突然、バンパイアやゾンビのようになって周りの人間を襲い出すというのは今までもあったわけですが、人を攻撃するのではなくて、自分自身を傷つけてしまうとういのが、本作独特の部分です。つまり、人に襲われる恐怖というよりも、自分の理性というか本能というか、生きる上での大切な感覚がなくなってしまう恐怖ですね。これがこの映画の一つの売りだと思います。

その「自殺自傷病」とでもいうべき「病気」が、ま、黒死病のように伝染するわけです。原因はわかりません。ニューヨークのセントラクパークから始まったその病気は、当初はテロ集団が特殊な薬剤を撒いて、それが人を変調に追いやるかのように分析されるのですが、テロの宣言もないまま、都市部から田舎へとどんどん広がりを見せて効くのです。田舎にまで広がるテロなんてないだろう、別の理由じゃないのか……と推測されながら。

映像的にも、なかなかおもしろいと思いました。「怖い場面」も随所にあります。怖いというのは、所謂グロいシーンというか、残酷なシーンもありますし、徐々に原因不明の「病」が近づいてくるという怖さもあります。また、大きな音と強烈な映像がバンと出るような、よくある驚かせるシーンもあります。その時々に、隣の人の手を握りたくなります。そういう意味では、怖い映画であり、薄気味悪い映画です。そもそもが、冒頭の青空を背景に雲がどんどん姿を変えて、グレーに変わっていく、その音楽を聴いてるだけで圧迫感を感じ、怖いなぁと感じましたけれど。

効果音と映像とで怖がらせ、混乱と不安で怖がらせる作品ですが、結局一連の「連発する原因不明の自殺自傷」とも言えるハプニングの本当の正体というのは、なかなか決め手がつかめません。原因不明の恐怖というのも、一応描いているということになるわけなんですが、ここがちょっと難しい。いろんな仮説が語られ、実際、ある仮説が正しいかのようにストーリーが進んでいくわけですが(きっと、作者としては、ストーリーの中核となるこの仮説を結局正解だとしていると想像します)、それがちょっとなかなか現実感の乏しい話なので、ま、映画ですから、いくらあり得ないと思っても、それくらいしか説明がつかないので、ま、そうなのかしら~と思うしかないのですが、その信頼性というか、リアリティが今ひとつで、わたしには結果そこが最ももの足りない部分になってしまうのですね。

ただ、そうした恐怖映画の中で、終盤は伏線の生きた感動的な展開になります。そして、あのエンディングは、なかなかどうして、いいと思いました。

・全体的にはB級っぽいけど、ま、あえてここを狙ったのですからね。


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