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合気道入門記(2)

2003-01-04-Sat
さて、「合気道」とは、一般的にどういうものなのかということを述べておいた方がいいようだが、それがなかなか言葉にするのは難しい。

試みにgoo国語辞書で調べると「古流柔術の一派からおこった武術の一。関節技・当て身技を用いて、徒手で相手を制する格闘技」とある。……あ、そうか、辞書的には「格闘技」として認定してたんだと、改めて感心するが、ま、このあたりでイメージしておいて欲しい。

柔道は当て身(打撃)はないこともないが、試合などでは禁止されているし、空手は逆にほぼ当て身(打撃)に限定されている。こういう制限があればあるほど、スポーツとしてというか、競技として精錬されているとはおもうのだけれど、それはいいとして、「合気道」の特徴を「関節技と当て身」という点においておけば、なんとなくイメージがつくかもしれない。

「合気道」の関節技は寝ての関節技(たとえば、ボブ・サップが高山に決めた腕ひしぎ逆十字固め)よりも「立ち関節技」が中心である。護身術といって、痴漢などに後ろから抱きつかれたらどのように身をこなすとか、刑事ドラマで殴りかかってくる犯人をひらりとかわしながら腕をねじり上げている刑事の動きなんてのは、イメージとして近いものがある(そういえば、わたしの先生はモー娘相手に護身術を教えるというTV番組の企画で、モー娘に抱きついたことがあるとか言ってたな……)。

実際の合気道の形(かた)の稽古は、たとえば、おたがい向かい合って立って相手が右手で私の右手を順手でつかんできた時に、どのような関節技を決めるか。また、正面から正拳で突いて来た時にどう身をこなし相手を組み伏せるか……みたいな稽古をしていくわけ。なんというのかな、すべてそういう約束の下に、型を覚えていくのが「合気道」で、だから安全だとわたしは知り合いに勧められて入門した……つもりだった。

ところが、最初の2~3回はそういうことを中心にやってたんだけど、わたしは見学してればいいとはずされて、「手首相撲」とか「合気道組手」とかいう稽古を、色帯(白帯でもなく黒帯でもない、「級」持ちの人)の人たちがやり始めたのだ。……それは、言わば、掴み合い、殴り合いだった。蹴りまでもある……!!!

おーい、話が違うぞ……と、インターネットのお友達の名前を呼んでも、どうしようもない。そのうちに、わたしにもある用紙が渡された。それは、金的と膝と脛(スネ)のプロテクターの注文票だった……。いったい、俺に何をしろというんだい……。

さらにその時になって思い出されたのが、入門時に誓約書があったこと。「稽古の中でどんなことがあっても文句はいいません」みたいな……。おいおい……。

(つづく)

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※david2nd時代に某コミュニティサイトに書いた記事の再録です。

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