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黒後家蜘蛛なら大歓迎?~セアカゴケグモが愛西市で

2008-06-06-Fri
愛西市の木曽三川公園で、毒グモ「セアカゴケグモ」が、かなり大量に見つかって、駆除。ちょっと騒ぎになっています。

セアカゴケグモ:愛知・愛西の公園で60匹 注意呼びかけ

 国土交通省中部地方整備局は5日、愛知県愛西市の国営木曽三川公園・東海広場で、外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」が見つかったと発表した。少なくとも約60匹確認され、かまれると嘔吐(おうと)やめまいなどの症状が出るため、見つけても触れないように注意を呼びかけている。
 ~(略)

愛西市……。同じ愛知県なんですが、どこなのかピンと来ません。平成の大合併でできた市で、調べると「愛知県北西部の市。2005年4月1日に、海部郡佐屋町、立田村、八開村、佐織町の2町2村が合併し発足した」とWikipediaには載ってます。海部郡(あまぐん)と言えばおよそはわかりますので検討はつくのですが、変換辞書の方はなかなか慣れてなくて、「愛妻死でセアカゴケグモが大量に発見」などと変換します。ゴケグモというのは「後家蜘蛛」と書くわけで、「愛妻死で後家」ではちょっとつじつまが合わないかななどと、にんまりとしていました(後家というのは未亡人の古い言い方ですから)。

セアカゴゲグモは毒グモです。カタカナで書くと、背の赤い、苔みたいな蜘蛛かと思いがちですが、「コケグモ」が連濁して「ゴケグモ」となってるのではなくて、ゴケグモ(後家蜘蛛)という仲間がいるのです。どうして「後家蜘蛛」なんて名前がついているのか、ちょっとわかりませんが、ひょっとしたら、農作業に出た夫を刺して、後家さんを発生させるような恐ろしい毒グモということなのかなぁと思ってみたのですが、それは俗説のようです。

。「ゴケグモ」の名前の由来に関して、毒性が強いため、噛まれた時の死亡率が高く、奥さんが後家になる、という俗説が知られている。実際には、ゴケグモ類の英名 "widow spider" そのままの和訳で、ゴケグモ類はオスの体がメスに比べて非常に小さく、交尾後にオスがメスに共食いされることに由来する
  → Wikipedia:「セアカゴケグモ」

とあります。由来としてはこういう解釈もありなのでしょうが、こちらではもうちょっと科学的に説明されています。

ゴケグモ類は、オスとメスとの寿命の違いにより、越冬に入った後では発見時にメスだけがたまたま多く発見されることから、このような名前が付けられたようです。しかし、実際は雄雌関係なく成長期の共食いは良くあるということですが、交尾しても必ずしもメスがオスを食べる訳ではありません。

なんだそうです。メスが多いというのは、共食いではなくてそもそもの寿命のようです。

さて、この後家グモは毒グモです。

こちらのページ(「日本にも毒グモはいます」)には、

日本にも毒グモは生息しています.1995年の年末,毒グモ騒動が日本中の話題となりました.かまれると命にかかわることもある毒グモのセアカゴケグモが大阪,三重で発見されたのです.その発見をきっかけにして各地の港で調査が行われ,その結果,セアカゴケグモと同じ仲間のハイイロゴケグモとアカオビゴケグモというクモも日本に侵入していたことがわかりましたオーストラリアではセアカゴケグモにかまれて亡くなってしまった人が実際にいます.オーストラリアでは,セアカゴケグモはレッドバックスパイダーと呼ばれており,子供たちにはレッドバックには絶対に触ってはいけないときつくしつけがされているそうです


日本で「クモに触ってはいけない」なんてしつけされてませんよね。最近は知らないけど。田舎で育ったわたしが触っていけないと言われたのは、虻蜂の類、毛虫の類、百足の類くらいでした。あとは、カメムシは臭いからダメってのもあったか。蜘蛛に関しては、「朝のクモはお客さん、夜のクモは泥棒」なんていう迷信を教わったくらいです(真意がわかりませんね、これ。「お客が来てもいいように掃除しろ、泥棒のことを思い出して戸締まりの確認しろ」くらいの意味なんでしょうか)。今までの世代にはなくても、今後は「蜘蛛には触るな」ということも教えなくてはならないかもしれません。

ゴケグモの仲間は簡単に他のクモと見分けることができます.それはおなかの赤い砂時計マークです.背中側は真っ黒だったり,赤いたてすじが入っていたり,まだら模様だったりしますが,お腹側にはみなこの砂時計マークがついているのです.赤い砂時計マークがついているクモをつかんではいけません.人がつかんだりしないかぎり,クモのほうからかみついてくることはありません
  → (同)

参考までに、愛知県のセアカゴケグモの関連ページから写真を転載しておきます。1目盛りは1ミリですので、指先に乗るくらいのおおきさです。

spider2.jpg


さて、後家グモと聞いて、ミステリーの好きな人には思い出すものがあります。わたしも若い頃に読んだ、アシモフの「黒後家蜘蛛の会」シリーズを思い出します。話を全く忘れてしまいましたが、会員制サークルが例会にゲストを招いて、「あなたのアイデンティティは何?」みたいなことを尋ねたあとで、そのゲストに、謎めいた話をしてもらい、それを会員たちがあれこれと解釈、推理してみせるという設定の短編シリーズでした。決まって解決するのは、給仕のヘンリーで、給仕のくせに安楽椅子探偵という、これまた言葉面だけではおかしな感じのする設定なんです。わたしは「EQ」という光文社のミステリー雑誌で読んでました。
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5 第6巻を待つ!
5 ”あの”アシモフが!知らなかった傑作 とんち話と言われようと秀逸!

「セアカゴケグモでなくて、アシモフの黒後家蜘蛛なら大歓迎だ」みたいな記事にしようと思ったのですが、とんでもない大間違いで、本当はこのブラック・ウィドーの方が恐ろしいのですね。

2000年10月20日,米軍岩国基地においてクロゴケグモが発見されました.クロゴケグモはアメリカ合衆国でブラック・ウィドウ・スパイダーと呼ばれて恐れられている毒グモです.ついにゴケグモの仲間で一番恐ろしいやつが侵入してきてしまいました.ただし,いたずらに恐れることはありません.毒グモといってもクモのほうから向かってくることはありません.うっかりしてクモをつかんでしまったりしたときにかまれるのです.巣のそばを通りかかっただけで大挙しておそいかかってくるスズメバチや,草むらに潜んでいて飛び掛ってくるハブなどのほうがずっと恐ろしい存在です.クロゴケグモは真っ黒でつやつやした丸いクモです.上の写真のセアカゴケグモの体を真っ黒にしたようなやつです.
  → 同じく「日本にも毒グモはいます」のページ





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COMMENT



2008-06-09-Mon-00:50
こんばんわぁ♪ カカオです。
セアカゴケグモなどの話、小さい子供がいる身としては
とても怖いです。
豊橋も大きな港があるし、いつ入ってきても不思議は
ないですからねぇ(;>_<;)
外来種は、蚊などもそうですが今まで注意していなかった
生物に対応しなくてはいけないと言うのがとても難しい
ですね。

☆カカオさん

2008-06-09-Mon-09:06
そうなんです。携帯電話やインターネットとも共通するところがあると思うのですが、自分たちが子どものころになかったものに対する扱い方って、自分たちも子どもとして教わってないわけで、どういうふうに子どもに教えたらいいかもわからないんですね。ほんと、困ります。

あ、いらっしゃい。なんだかお久しぶりです。
カメラ買ったんで、また、コンテスト参加してみたいと思ってはいるのですけど……。

ママが怖い…

2008-06-11-Wed-21:50
子供のころ通わされていた歯医者の待合室に置かれていた楳図かずお〈紅ぐも〉
慕っている新しい綺麗なママが突然ある真夜中やって来て娘の鼻を摘み息苦しくなって開けた口に蜘蛛を放り込む!
やがて増えた蜘蛛に体内から皮1枚のこして喰われてしまうの~
その蜘蛛が赤かったのを今回の件で思い出しました。
怖かったよゥ…(;_;)

☆スゥ。さん

2008-06-11-Wed-22:39
しまった。コメント間違えて、すべてリライト。

蜘蛛は怖いですか~。
わたしは、好きでした。
女郎蜘蛛。きれいで飼いたかったです。
手で捕まえて、指を噛まれた覚えがあります。
痛かったけど、特にどうってことはありませんでした。

谷崎潤一郎が好きになるずいぶん前の話です。

あ、楳図かずおも好き~。「おろち」とか。

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