David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

スポンサーサイト

-----------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画:「カオス<CHAOS>」~DVD

2008-04-09-Wed
「カオス」というのは、混沌という意味だと若い頃に聞いたことがあるのですが、こういう逐語訳を知っていても、実際あまり何にもならないものです。もちろん知らないよりは何倍もましなのですが、やっぱり本当のところがわかってないと、この映画のタイトルを聞いてピンとこないのです。

「カオス」とはギリシア神話に出てくる原初の神で「この世が始まったとき最初に無の空間に誕生した神で、混沌を神格化したもの」(→Wikipedia:「カオス」)などという説明があります。そして、神話初期の「混沌」というイメージは、ギリシア神話だけでなくて、中国にも存在するわけでして、「渾沌(こんとん、hun-dun)は、中国神話に登場する怪物の一つ。四凶の一つとされる。その名の通り、混沌(カオス)を司る」(→wikipedia:「混沌」)などと書かれています。

この二つの説明を読んでも、「カオス」と「混沌」が同じものなのか、違うものなのか、単に言い換えているようであり、また、呼び分けているようであり、やっぱり説明が循環しているようでもあります。それでも、神秘的な存在という意味では「神」も「怪物」も似たようなものと言えるわけですが、ギリシア神話では「神」であり、中国神話では「怪物」であるというのはなんとなく不思議な気がしないでもなく、こんなことを考えると、まさに混沌としてくるわけでもあります。

カオス<CHAOS> DTSスペシャル・エディション
ハピネット (2007-04-25)
売り上げランキング: 7215
おすすめ度の平均: 4.0
3 惜しい。
5 かっこいい
4 グラサン取ったうぇずりー・すないぷす
4 作品じたいは悪くないですが・・・。
4 犯人は誰_?


さて、この映画「カオス」の「カオス」は上に書いたような「混沌」とは、映画の中にも出てくる「カオス理論」のことをさしていて、そして、おそらくは、その「カオス理論」をトリックにつかった犯罪の結末というか真相が(つまり映画の結末が)、混沌としているというふうにも読むことができます。サスペンス映画で、犯人がトリックのキーワードに「カオス理論」を使っているので、結末はどんでん返しがあって、作品としてはそこそこおもしろくできあがっています。

ただ、実際、どこがどうカオス理論的ま犯罪なのかというと、結末を知るとう~ん、似ているかもしれないけどそれってカオス理論なのって言いたくなりますね。「カオス理論」とはWikipediaによると

カオス理論(カオスりろん、Chaos theory)は、決定論的な動的システムの一部に見られる、予測できない複雑かつ不規則な様子を示す現象を扱う理論である。

ここで言う予測できないとは、決してランダムということではない。その振る舞いは決定論的法則に従うものの、その過去および未来の振る舞いの予想には、ある時点(初期値など)において無限の精度の情報が必要とされるため、観測による予想が不可能に近いという意味である。

などと書かれているのですが、ま、わかったようなわからないような感じです。「リオデジャネイロで蝶が羽ばたくと、数週間後にテキサスで竜巻が起こる」だとか(→ここ)、Amazonの説明には「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」とか書かれています。要するに「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」くらいのことをいってるわけで、決してランダムとはいえない因果関係があるものの、複雑すぎて未来の予想がつかないくらいのことを言うのですね。そういう予想がつかないほどの複雑さをなんとか扱おうというのが「カオス理論」というわけです(特にこの蝶をつかった説明は、「バタフライ効果」などと呼ばれているようです)。

で、この映画は、人質をとって銀行に立てこもることになった犯人のグループが、数週間前に別の人質事件で犯人とともに人質を誤って射殺してしまった事件に絡んで処分を受けている刑事を交渉相手に指名し、その刑事コンビが、なんとか事件を解決しようというストーリーです。

結果、刑事は銀行立てこもり犯に見事に出し抜かれ、逃がしてしまうハメになり、なんとか汚名返上をめざして、懸命な捜査を展開する。その過程で犯人側から「カオス理論」を匂わせるような電話があり、刑事は難解な事件に挑み、そして、意外などんでん返しへとつながっていく、けっこう面白いできばえになっています。

「バタフライ・エフェクト」は、同名のおもしろい映画が作られ、最近(といっても、もうだいぶ前ですが)、2作目も出ました。2作目はまだ見てません……。
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション
ジェネオン エンタテインメント (2005-10-21)
売り上げランキング: 5705
おすすめ度の平均: 4.5
2 疲れる映画
3 誰かが不幸になる運命だとしたら誰を不幸にする?
1 胸焼けした
5 これは面白いです。
2 アイディアが古いせいか…

 → 過去記事

バタフライ・エフェクト2 デラックス版
ジェネオン エンタテインメント (2008-02-22)
売り上げランキング: 3508
おすすめ度の平均: 2.0
1 続編ってここまで堕ちるものなんですね
3 少し利己主義にみえるのが哀しい・・・・・
1 いまいち
2 イマイチ・・
2 よくあることですが




にほんブログ村 映画ブログへ

COMMENT



ミステリー好きなもので

2008-04-10-Thu-18:43
コチラの作品私も観ました~

うまく脚本を纏めていたな~とは思いました。
しかし、ミステリー慣れていることと、このキャスティングでいくと、、この展開だと、、こうなるんだろうな~というのが読めてしまい、こういう映画を素直に楽しめなくなっているところが悲しいですね!

しかし、カオス理論というのが思ったよりも生きてなくて、ランダムというより、一つの筋道で物語が進んだなと思ってしまいました。

☆コブタさん

2008-04-10-Thu-23:11
そうですね。いったいどこいらへんが「カオス理論」なの? って感じです。たった、あの、犯人からのキーワードだけ? って感じですよね。ま、あのとき、人質を撃たなかったら~ってことがあるいは言えるってことなのかもしれませんけれど。

コブタさんの記事にあったように、「インサイド・マン」のほうがおもしろかったですね~。

コメントの投稿












※スパム対策のため、半角英数字のみのコメントは禁止設定してあります。
また、半角「-」の5文字以上連続もコメント内に書き込めません。



秘密にする

TRACKBACK

※この記事のトラックバックURL(コピーしてお使い下さい)
  
http://smartass.blog10.fc2.com/tb.php/2021-845047e2

※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。

●カオス(CHAOS)

映画館で見損なって気になっていたこの作品、DVDで鑑賞することができました! 複雑に見える現象も簡単な方程式で表せるというカオス理...
HOME
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。