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「平和的和平」と「論理的理論」

2008-03-12-Wed
先日NHKラジオを車中で聴いていたら、ことばおじさんの愛称で知られる梅津正樹アナウンサーが「和平」と「平和」の違いについてしゃべっていました。運転中のことですので、メモをとるわけにもいかず、ま、適当うなづきながら結論を待っていたわけですが、要するに、

 平和は状態をあらわし、和平は状態の変化である。

というような結論でして、わたしとしてもそれでいいと思いました(なんだエラそうに~w>自分)。

ま、自分でエラそうに言うのはなんですが、どうでしょう、和平という言葉はもちろん日本語の熟語としては名詞なのですけれど「和す」という動詞がそこに含まれているように思うのですね。「和して平にする」というよりは、「平に和す」というイメージを持っていると思ったのです。これに対して、「平和」のほうは、「平に和す」というのではなくて、「平であり、和である」とわたしはイメージしていて、つまり、状態を表しているということばだと理解していたの、ま、梅津アナの説明が、まさにピッタリだと感じたのです。

ちなみに、聞いていた番組はNHK第1放送ラジオほっとたいむ」の「気になることば」というやつなんですが、このことばおじさんは総合テレビの「お元気ですか、日本列島」にも出ていますし、教育テレビの「ナットク日本語塾」にも出ていて、誰でも、このギョロリとした目には見覚えがあるのではないかと思います。
 ※過去記事の「タマネギが炒まる」も、この梅津アナのコーナーを参考にしたものです。

で、こんな「和平」と「平和」の違いを聞いていて、あるブログで「理論的」と「論理的」の違いについて問題になっていたのを思い出しました。あるブログのある記事のコメント欄に、匿名でこんなコメントが書かれていたのですね。

理論と論理
まず日本語を勉強しましょう。
「理論的」と書いてらっしゃいますが、それは「論理的」と書くべき概念です。
「理論的」の反意語が何か、「論理的」の反意語が何か、2つを比べてみると良いでしょう。

これを書かれたのは、「NONAME」というハンドルの方で、厳密にはこのNONAME氏に著作権があるのでしょうが、便宜的にコメントの全文を転載させていただきます。もちろんブログ主の方返事もあったのですが、わたしは、こと「理論(的)」「論理(的)」の言葉の使い方については、概ねNONAME氏の意見に賛成でした。

少なくとも、「理論(的)」と「論理(的)」というのは、ある理論に基づいて何かを判断するときには結果的にはほぼ同様のことをいう場面があるかもしれないが(というのは理論とはそもそも論理でできているのであるから、理論的であること(理論にもとづくこと)は、当然論理的である場合があるのであろうから)にせよ、基本的に違う概念の言葉だと思ったからです。もっと禅問答的に言えば、論理的でない理論はないだろうが、理論にまで至らない論理というのはいくらでもあるし、論理的とはいえない理論的なふるまい(たとえば、「本来左派思想の持ち主が右派の理論を堂々と主張する場合」など。ただしこの場合、理論的に間違っているのか、論理的に破綻しているのか、どちらの言葉が適切なのかもかなりわからないw)などもあるだろうから。

なんだがぐちゃぐちゃになったがw、当該記事を読んで、「理論的」というよりは「論理的」(もしくは「理知的」「理性的」)という言葉の方がぴったりするように思ったのです。しかし、あくまでわたしがここでしたいのは、記事の言葉遣いへの批判などではなくて、このNONAME氏の指摘の中に「「理論的」の反意語が何か、「論理的」の反意語が何か、2つを比べてみると良い」という指摘があって、それがおもしろくてとりあげたかったのです。

すぐに出てきますか? 「理論(的)」と「論理(的)」の反意語……。

「的」があると微妙なニュアンスになるかなとも思うのですが、一応、「理論」の反意語としては「実践」なんてのが一般的に考えられそうですが、「論理」の反意語は「非論理」くらしか思いつかなくて、ネットで検索すると「感情(感情的←→論理的なんでしょうね)」なんてのがあって、その絡みでは、「直感」「感覚」みたいのが思いつくかなと思うのですが、もしテストで出題されたら、わたしなら「非論理」と書くかなぁと思ったりします。この点、NONAME氏がなにを正解として想定していたかをうかがいたいくらいです。

ただ、たとえ、スッキリとした正解が得られ場合であっても、「理論(的)」「論理(的)」とでは違う概念だということは言えると思います(結果的に同じようなことを言う場面もあるかとも思いますが、あるいはその場合「理論的」という言葉は使わずに「理論上」という言葉の方がむしろぴったりくるかもしれません)。

これは、ネットでの問題になってまして、検索するとこんなページがヒットします。
 → 教えて!goo:「論理と理論の違い
 → 教えて!goo:「理論と論理はどうちがうのでしょうか?

「反対語」とか、けっこう同じようなこと考えているなぁと思いました。

また、「平和的和平についての理論的論理」という、妙なページがありました。どうやら、「UNIX のテキスト処理ツールの使い方を紹介する」というのが目的で、辞書でちょっと遊んだ(と言っては失礼でしょうか? たぶん失礼なんだろうなぁ。お前できるのかといわれたら謝るしかない……)感じのページです。

ちなみに、エキサイト翻訳で「理論(理論的)」「論理(論理的)」を翻訳すると"Theory (theoretical)""Logic (logical)"と出たりします。

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