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柔道のルール改正に思う、大相撲の「変化」

2008-03-08-Sat
柔道のルールに関するニュースが続きました。

まず、

国際柔道連盟(IJF)が7日の理事会で、襟や袖口の厚さや長さが基準を外れた違反柔道着を一掃することを目的に、基準に合格した柔道着にIJF公認マークを与え、五輪や世界選手権など主要大会で着用を義務づけることを決めた。
違反柔道着を一掃、国際柔道連盟が公認制導入へ(読売新聞) - goo ニュース

記事によると、来年の世界選手権(オランダ)から実施される予定で、「最近は、相手がつかみにくくなるように襟や袖に糸を縫い込んで分厚くしたり、袖を短くするなど規格外の柔道着を身につける外国選手が多い。組んで技をかける日本人選手対策とも言われ、欧州遠征でも「硬くて持てない」との声が日本選手から出ていた」のだそうです。一種のルール改正で、用具(柔道着)の規格をきちんと定めるということなのですね。

もう一つは、ちょっと前ですが、「効果」を廃止するというニュースでした。

国際柔道連盟(IJF)は6日、アブダビで理事会を開き、「効果」のポイントを廃止することを決めた。今夏の北京五輪後に適用され、「一本」「技あり」「有効」の3段階となる。
 IJFのルールでは、投げ技の場合、相手を制しながら「速さ」と「強さ」をもって片方の肩や尻などを畳につくように投げたときを「効果」と定めているが、分かりづらく、柔道の魅力をなくすとして見直しを求める声が多かった。
  → iza:「国際柔連、「効果」のポイント廃止 北京五輪後から

この背景には、柔道の醍醐味である一本をとろうとするのではなくて、所謂「ポイント狙い」によって勝ちに行こうとする試合運びが増えてきたということがあげられます。

 IJFルールは投げ技の場合「強さと速さをもって背中が大きく畳につくように投げたとき」を「一本」と定義。「一本」の条件のうち一つが欠けた場合を「技あり」、二つが欠けた場合を「有効」、片方の肩や尻などを畳につくように投げたときを「効果」と順に定めているが、分かりづらく、柔道の魅力をなくすとして、基準の見直しを求める声が多かった。
  → iza:「「効果」廃止、北京五輪で採用か 国際柔道連盟

同じ記事によると、このほかのルール改正も検討していて「組み手で組むことなく、いきなり下半身を攻撃することに反則を与える」というルールや延長戦に関する改正案が出ているようなんですね。

これが、スポーツというものだと思います。柔道はスポーツでない武道なんだという人もいらっしゃるでしょうが、みんなで共通して守るべきルールはこうして見直しながら、そして平等に課するものだと思うのですね。「ポイント狙い」が勝利に近いのであれば、プレイヤーはポイント狙いに走るのは当然で、まして、正面からいったのではとうてい一本勝ちが望めないような相手には、ルールの中で自分が勝つにはどうしたらいいかって考えるのは当たり前のことだと思うのですね。反則はいけませんが、反則すれすれってのは反則じゃない。

で、ちょっとこだわってるので、横綱朝青龍が蹴手繰りをしたときに、横綱が変化するなとか、そもそも「蹴手繰り」って言葉には品格がないというような意見です。横綱に期待するというのはわかりますし、それぞれが理想の横綱からして、目の前の一人横綱がどうなのかって思いも理解しないではないです。しかし、およそ土俵上の勝負に関して、ルールで許されている技である蹴手繰りをして、「品格」がない(そもそも技の名称自体に品格がない)などというのは、言いがかり以外のなにものでもないと思うのですね。

もし、「変化」や「蹴手繰り」が、相撲精神や武士道精神からみて許されない、品格のない行為であるのならば、柔道が指摘するような「魅力をなくす」というのであるならば、このようにルールで禁じればいいのですね。柔道では以前から「掛け逃げ」という反則があって、技を掛けないでいると消極的という反則をとられるので、攻めている素振りをして、実は決めるつもりのない技を掛ける、所謂偽装行為を反則としています。また、今回のルールの見直しで、

組み手で組むことなく、いきなり下半身を攻撃することに反則を与える
  → iza:「「効果」廃止、北京五輪で採用か 国際柔道連盟

ということも検討されています。

もし、「蹴手繰り」が横綱にふさわしくない、相撲道にもとる品格のない技であるなら、改名を考えるなり、その技自体を反則に指定するべきだと思うのですね(ファンが言うならともかく、横審メンバーが発言していたはずですからね)。そういうことで相撲のレベルというのがあがっていくのではないかと思うのですけれど。

時津風部屋の力士が親方の指示による暴行で死亡した痛ましい事件があり、部屋改革が叫ばれているなか、今年はドーピング検査も実施していくようです。

ドーピングNO!違反者は賜杯はく奪も (08/02/14)
 09年からのドーピング検査導入を目指す日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で総勢900人の親方、力士を対象にした大がかりな説明会をスタートさせた。秋場所から試験的に導入し、来年から本格的な検査を実施する予定だが、違反者には優勝はく奪や出場停止などの厳罰が下されることになりそうだ

いいことだと思います。力士の安全のためには必要なことだと。

こういう改革の目で、いろいろと見直してみてはどうかと思うのですね。

ま、明日はいよいよ春場所初日ですけど。

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COMMENT



2008-03-09-Sun-23:20
こんばんわぁ♪ カカオです。お久しぶりです。
中学時代に柔道をやっていたので気になって読んでしまいましたw
柔道のルールは国内ルールとと国際ルールでも違っているので「似て非なる競技」なんて言われますが、確かに最近の国際大会は柔道と言うよりもレスリング化していましたからね^_^;
用具の規格を厳正にすることはもちろんですが、効果のポイントを無くすのは良いかもしれませんね。
横綱が蹴手繰りですか、、、
小兵の横綱なら許されたんでしょうが、それでなくても体とパワーのある横綱が使うと日本人の美徳からすると「姑息」に映るんでしょうねぇ
それ以前に「日頃の行い」かもしれませんが(爆)
伝統があるだけに保守的な世界で、それが魅力でもあり問題でもあるわけですが、、、
柔道はたかだか120年、相撲は2000年ですし、なにせ大本は神事ですからねぇ、品格が求められてしまうのもある程度はやむなしなのかも^_^;
オリンピック種目になったら変わるかもしれませんね(笑)

☆カカオさん

2008-03-10-Mon-08:52
お久しぶりです。
すっかりごぶさたしてしまって。

柔道をなさっていたのですか。それは。わたしは、偉そうに書いてますが、ほとんど知りませんので、どうぞいくらでも突っ込んでやってください。

国内ルールと国際ルールとが大きく違うってのは、あんまりよくないと思うんですね。戦略というか、戦術が違うのはいたしかたないにしても、ルールが違うってのはね。

個人的には、もし、柔道がレスリング化し、相撲もレスリング化していくのは、あくまで個人的にはなんら否定せねばならないものではなくて、単にレスリングが組み技としてもっとも合理的だったんだろうなと理解するわけなんです。

柔道は着衣をどう使うか、相撲は回しをいかに使うかが勝敗をわけるのは自明で、しかしこれは、逆に言えば、着衣を相手にいかに有利に使わせないか、回しを相手にいかにとらせないかという技術でもあるわけですね(「蹴手繰り」は相手に回しを与えないで勝つ一つの技だと思うんですけどね)。そうした攻防の中で、あまりに消極的だったり、競技の本筋と違うというのであれば、それはそれでルールで規制するのはいいと思います。

「柔道はたかだか120年、相撲は2000年」って言葉は、今さらながら響きました。

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