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毒入り餃子の嫌な感じ

2008-02-06-Wed
まず、餃子は好きです。シュウマイよりも好き。

そして、「中国産毒入り餃子事件」。まだ断定的なことはなにも言えないけれど、なんとなく、中国の農家の残留農薬ということではない感じです。また、中国の工場の衛生体制が杜撰ということでもない感じ。むしろ、日本の要求にかなり応じた管理体制だったということが、むしろ証明されたというような気がします。こういうことが起きて完璧だったとは言えないにしろ、どうでしょう、ほとんどの人が予想する以上の衛生管理体制に思ったのではないでしょうか。少なくとも、事件後公開された映像などをみる限りでは。

つまり、日本が今まで問題にしていたほど、中国の農家とか中国の加工工場がいいかげんではなくて、むしろ、それなりにきちんとしようとしているのがうかがわれるという、皮肉にもそんな一面を映し出しているようにさえ思えるのです。

その上で、ちょっと気になる嫌な記事。
 → 局の独り言:「≪中国・天洋食品≫19歳の女性従業員が 蒸し器に閉じ込められ死亡する事故が

この記事読むと、不幸な死に方をした従業員がいて、それが充分に報われていないという印象があるのですよね。その家族を今回の容疑者にする根拠はなにもありませんので、軽々しいことはいえません。ただ、こういう報道があったと。

そして、こんなニュースもあります。

このほど大騒動を巻き起こした「中国製ギョーザ」の生産元・河北省の「天洋食品」でも、最近、被雇用者との間に労働争議が発生していたとの情報がある。年齢による不当かつ大幅なリストラや、雇用者の保険の未加入、極端な薄給と長時間労働などを日本のメディアが報じている。「これが元凶となって報復的犯行が行われたのではないか?」という不穏な説も出ており、中国の労使問題の溝の深さをうかがわせている。(翻訳・編集/愛玉)
  → <早分かり>守られぬ労働者の権利、「中国製ギョーザ事件」元凶説も―中国

不幸な死に方をした女性従業員に限らず、リストラや職場に対する不満がくすぶっていたという報道もあるわけですね。別の記事では具体的に書かれています。

工場周辺に住む関係者からは、同社の利益偏重を指摘する声が相次いだ。昨年12月末に工場を解雇されたという女性(45)は「男女を問わず40歳以上の人は全員解雇された。従業員の中には『農民工に保険はかけられない』と幹部から言われ口げんかになった人もいる」と話した。

 昨夏から工場を出産休暇中の20歳代の女性は「農民工に月1000元(約1万5000円)程度の薄給で長時間労働を課す一方、幹部たちには多額のボーナスが年末に支払われていると聞いており、工場に戻るつもりはない」と憤った。
 →  「<中国製ギョーザ>天洋食品、労働争議で不評 工場周辺緊張」 

でもって、今日、中国側の公安関係の担当者が、「一部の少数分子が動いたのか」というような、なんだかそんな発言をしたようです。

【北京=佐伯聡士】中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副局長は6日午後、「天洋食品」視察後に北京に戻った日本政府調査団と会談し、「中日友好の発展を望まない少数の過激分子が極端な手段に出たのかもしれない」と述べ、日中関係に不満をもつ者の犯行の可能性を示唆した

 ただ、同総局の王大寧・輸出入食品安全局長は会談後、記者団に副局長の発言について、「一つの可能性を示したものだ」と述べた。
  → 「「過激分子による犯行の可能性」中国検疫当局者が言及

「労働争議」とは別の、政治的な視点での「過激分子」という発言です。

この副局長のみならず、誰しも「可能性の一つ」を示すことしかできないわけですが、どうやら、たぶん、管理が悪いとか衛生感覚が乏しいという事故的な方向ではなくて、いろんな事情で工場への直接的な恨みを持つ者にしろ、労働条件その他の不満を持つ者にしろ、あるいは、日中関係におもしろくないという政治的な意図を持つ者にしろ、故意に毒物を入れたとうい方向に進んでいるような気がしますよね。日本の調査を見ても、中国の発表を見てもそっちを示しているように思われます。

そこで、わたしはちょっと思ったんですね。

もし、そういう方向で捜査して、果たして犯人が出てくるものだろうかって。まず、日本なら、ちょっとなかなか難しいかもって。容疑者は幾人かはあげられても、決定的なものはなかなか出てこないで、もう一度入れられるんじゃないかってみんなビクビクして過ごすような、そんな感じになるんじゃないかなって、思うんですよね。日本なら。

ただ、なんとなく、中国が怖いのは、犯人が見つかるような気がするんです。統制国家というか、なんというか、政治的な過激分子なんて視点は、なんとなく、この機会を利用して、本当だろうがウソだろうが一掃してしまいたいって、なんかそんな恐ろしい展開もありそうだなんて思えてしかたがないのですが、それって、わたしだけでしょうか。念のために、書きますが、現代の日本はともかく、戦前の日本ならそういうことをしかねないと思います。統制国家って、そういうことができるくらい警察はつよい権限があるんじゃないかって、それが最初の嫌な感じです。

でも問題はそのあと。見つかった犯人が真犯人なら、ま、一つの事件の解決なんでしょうが、果たしてそれで毒物の混入は止まるのかということです。その人が真犯人だろうとなかろうと、それでもまだ、毒を入れ続ける人がいるんじゃないだろうかって思えてしまうんです。もし、工場に恨みを持ってる人が真犯人でその人が今回逮捕されても、あるいは、なんとしても真犯人をあげなければ、特にオリンピックを控えた国家的な信用、国家的なメンツが丸つぶれで、また、今後の日本を始め多くの国との流通にも影響をするとなると、なんとしても犯人をあげると思うんですね。強引なことをしても。その結果が、また、毒を入れるという行為に結びつくのではないだろうかって、考えると、なんだかとっても絶望的で、鬱々とした気分になってしまうのですよね。

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