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映画:「TANNKA 短歌」~DVD

2008-02-07-Thu

幾千の種子の眠りを覚まされて発芽していく我の肉体


うしろから抱きしめられて目をつぶる君は荷物か翼か知らぬ


水蜜桃(すいみつ)の汁吸うごとく愛されて前世も我は女と思う

三首とも、主人公の薫里(かおり)が映画の中で詠んだ歌です。

これ劇場の予告編で見たんですが、ああ、ぜひ見たい!と思いました。すごいイマジネーションです。そもそも、女性が自分の肉体を水蜜桃だと喩えるなんて、ああ、エロって感じです。いい。原作は俵万智の小説「トリアングル」だそうで、読んだことはないのですが、さすが平成の与謝野晶子と思ったりもしたものですが、映画見て、正直ちょっとがっかりでした。う~む、予告だけでもよかったかも~って。

小説のできは知りませんが、こういうと断定的なことを書いたらきっといけないのかもしれませんが、結局短歌的叙情というのは、映画一本分は続かなくて、テレビのCMか、せいぜい映画の予告編くらいの長さがちょうどいいのではないか……などと不遜なことを思いました。

TANNKA 短歌
TANNKA 短歌
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東映ビデオ (2007/05/21)
売り上げランキング: 1281
おすすめ度の平均: 2.5
4 黒谷友香という魅力について
3 せっかくの黒谷さんが・・・
2 短歌は分かりやすい
 → 公式ページ

一言で言えば、自立した女性の愛と性ということになるのでしょうけれど、妻子ある男との不倫と、同時並行する年下のボーイフレンドとの遊びということになるのでしょうけれど、結局、そういう現代女性の揺れる心理みたいのを描いてはいるけれど、結局、主張というか、メッセージというか、問題意識というか、そうしたものは感じられないのです。

強いてあげれば、薫里の仲のよい女性たちが、わりあいときちんと結婚していて、家庭があったり、不妊治療をしていたりで、家庭に入り正妻として幸福を求めている女性と、恋愛(不倫)と仕事に充実している女性との、対照的な生き方が同時に描かれてはいるわけですが、ま、だからどうってことでもあるし。

結局、などと言ってはいろいろと失礼なんでしょうけれど、結局タイトルにあるように「短歌」があるから、そこが少しだけ新しく、作品としての意義が見いだせるものの、短歌がなければいったいこれは何?って感じの作品になってしまっています。

女性がみたら、ちがうんでしょうか?



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COMMENT



映画は未見ですが

2008-02-10-Sun-18:46
挙げられた俵万智の短歌に目を留められたなら時実新子はいかがでしょう?
川柳界の与謝野晶子です。オススメ~。

☆スゥ。さん

2008-02-11-Mon-11:43
時実新子の名前は知ってますが、作品はあまり存じ上げない。
ちょっとこんど見てみます。紹介ありがとう。

ちなみに、上の短歌は、映画からわたしがピックアップしたかのようですが、映画に出てくるすべての短歌です。なんでしょう、「伊勢(物語)」のような、所謂歌物語として書かれているのかなと想像します。原作が。

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