David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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映画:「七人の侍」~DVD

2008-01-13-Sun
先日、「椿三十郎」(織田裕二の)を見たと同僚T()に話しましたら、黒澤の作品をほとんど見てないようだから、「七人の侍」を見ろと薦められていたのです。ところが、これがなかなか「レンタル中」がはずれない。それが、やっと、先日借りられたので、それをまた、に言うと……。

:「暇なときに見りん」(はわたしと同じ三河弁使い。「りん」は「~しなさい」「~したほうがいい」という軽い命令・勧誘の意味)
:「暇って……」
:「暇つぶしという意味じゃないよ。時間がたっぷりあるときにという意味だ」
:「ふむ……」
:「おもしろくて、時間が経つのを忘れるというか、途中で用事があると腹が立つというか、行きたくなくなるから」
:「ふうん……」

それはまた、おおげさな。わたしは実は大袈裟な表現きらいで、どっちかというと過小表現を好むので、実はこういう話は話半分に聞く。また、もやたらに大袈裟に言う男ではないのだが、惚れてしまうとなんでもとことん行くタイプなので、ウソというのではなくて、所謂信者みたいなもの言いかなと思っていた……。でも、違った!(笑) ものすごくおもしろい!

わたしは、スタートの、野武士の一軍の黒い陰が、光を背景に馬で疾走するシーンから、なかなかすごいなぁと思って、こういう効果が使ってあるということだろうかと分析しながら見てみようと思ったが、そのうちにそんな気持ちなどどこかに消え、すっかり話に引き込まれた。

七人の侍(2枚組)<普及版>
東宝 (2007/11/09)
売り上げランキング: 527
おすすめ度の平均: 5.0
5 ここまで面白いとは・・・
5 大切な日本語字幕
5 とにかく観ておけ、絶対損はしないから。で済ませたいところですが


ただ、ただ、おもしろい。200分を超える長編で、途中「休憩」がとってあるくらいですが、時間を感じさせません。七人の侍や幾人かの百姓の姿がよく描けていて、双方の立場をよくわかる。エピソードがおもしろく編み込まれて、それが軽快なテンポでスピーディに展開するが、一人一人がおろそかにならずにテーマある話となっている……とかなんとか書けそうなんですけど、果たしてそれがうまくおもしろさを説明することになっているのかどうか。うだうだ言わずに見ろと言った方がいいのかもと思われます。

一点だけ書くとすれば、野武士に襲われ続けている百姓の村が、侍(というより牢人なんだと思いますが)を雇ってになんとか助かりたいと思い、七人の侍が集結して野武士集団と戦うという話で、一見勧善懲悪的な作りにもなっているのですが、見ていて、野武士にも野武士にならなければ生きられない事情があったんだろうなってのが、ときどき頭をかすめるんです。でも、作品の中では誰も野武士への理解というか、野武士の苦しさみたいのは口にしないんですね。そのあたりもわかって描いてると思うのですね。あくまで、善と悪とを描きつつ、絶対悪に描ききらないというか、そんなことは考えました。

やっぱり、織田裕二の「椿三十郎」は、見て正解だったんですね~。こんなに自然に、黒澤映画への道を開いてくれたんです。



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