David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

スポンサーサイト

-----------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画:「オリヲン座からの招待状」~劇場

2007-11-03-Sat
宮沢りえの「オリヲン座からの招待状」を見てきました。一言で言うと、どうでしょう、快作って感じでしょうか。



「しみじみと心に沁みる純愛もの」ということになるのだろうと思います。おそらく蛍のシーンは一つのクライマックスだと思うのですが、それさえも淡々としみじみと落ち着いた風情で物語はすすみます。だから、見る人によっては、特に若い人や、エネルギッシュな人には、どこかしら物足りなさを感じるかもしれません。逆に、昭和を生きてきた人、ことに昭和30年代の映画館を知っているひとにはたまらない作品だと思います。ゆっくりと落ち着いた時間の流れ自体が、まさに当時と同じ感覚ではないかと思います。
 → 映画「オリヲン座からの招待状」公式ページ

ちょっと揚げ足取りを。中盤に、映画館がテレビなどの普及にやられて、どうにも立ちゆかなくなったときに、主人公の一人留吉(加瀬亮)が「僕では役不足なんでしょうか」と自信をなくしかけるシーンがります。もちろん、トヨ(宮沢りえ)はそんなことはないと励ますのですが、この「役不足」の使い方は、有名な誤用です

役不足とは「役者などが本人の技量に比べて、役の方が軽い」時に使うのであって、こういう場合は、逆に重責を果たせていないというような時は「力不足」とか「荷が重い」とかいうのがいいようです。
 → NHK放送文化研究所:現場の疑問 ことばQ&Q 視聴者の疑問「役不足」

ただ、最近は誤用の方も認知されつつあるようでもありますけれど……。ま、こういう映画では「誤用」はやめてほしいですよね。

やくぶそく 3 【役不足】
(1)俳優などが与えられた役に満足しないこと。
(2)能力に対して、役目が軽すぎること。
「―で物足りない」

三省堂提供「大辞林 第二版」より凡例はこちら
  → goo辞書:「役不足」



鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)
浅田 次郎
集英社 (2000/03)
売り上げランキング: 8827
おすすめ度の平均: 4.5
5 一作だけでも
5 珠玉の小品集
5 「生きる勇気」を与えてくれる本


原作は「ぽっぽや」の浅田次郎の短編で、「鉄道員」(映画「ぽっぽや」の原作)とともに集英社文庫で読むことができます。小説はどちらかというと、オリヲン座を思い出の場所として訪れる壊れかけた、幼馴染み夫婦にスポットを当てているのに対して、映画はオリヲン座を残した二人が中心になっていて、コラボ的に作りになってます。



にほんブログ村 映画ブログへ

COMMENT



コメントの投稿












※スパム対策のため、半角英数字のみのコメントは禁止設定してあります。
また、半角「-」の5文字以上連続もコメント内に書き込めません。



秘密にする

TRACKBACK

※この記事のトラックバックURL(コピーしてお使い下さい)
  
http://smartass.blog10.fc2.com/tb.php/1805-390d3dff

※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。

「オリヲン座からの招待状」時代は変わる、映画は変わるな

「オリヲン座からの招待状」★★★★映画ファンにススメます宮沢りえ、加瀬亮主演、宇崎竜童、樋口可南子 、原田芳雄 、田口トモロヲ 出演三枝健起 監督、20077年、116分オリヲン座という映画館が舞台。昭和30年代の映画黄金時代から、TVの出現で映画...
HOME
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。