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最近耳につく関西弁~「しよる」

2007-11-01-Thu
先日、たぶん関西地方で作ってはるんだろうと思うんやけど、バラエティ系情報番組の「なるトモ」(→公式ページ)見ていて、ちょっと気になる言葉があってんな……と、関西弁をマネしてみても難しいので、いつものやつで。

名前を思い出せない、目のクリっとしたかわいいお笑いコンビの片割れが(こう書きましたが男性です※追記 どうやらピン芸人で中山功太って人だと思います)、「客が笑いよる」とか、「お、こっちでは笑いよらん」とか言っていて、その言い方に、司会なるみ(おそらく番組タイトルの「なるトモ」は、なるみと陣内智則の名前からとっている)に「「よる」んか!?」とウけている。
 なるみ知らない人はここ

この「客が笑いよる」の「よる」が、実はなんとなくしかわからない(これが今日のテーマです)。

ある若手芸人が、自分の芸を見た客が笑わない(あるいは笑った)という反応をしたときに、なるみの常識というか、お笑い芸人の常識からしたら、若手なら「お客さんが笑ってくれない」もしくは、主客が違うが「笑ってもらえない」という言うような言い方をするものなのだろう。ところが、この生意気そうな若手芸人は「笑いよらん」、「笑いよる」と言ったので、そこがおかしかったのだ。

で、この「よる」がたぶん待遇表現だと思うのだけれど、わたしが暮らしている三河弁と共通語の世界では、どうもしっくりとあてはまる言葉が思いつかないので、いったいどういう感覚だろうか、そして、同時に、関西人は普段からこの「よる」を身近に使っているかと、ふっと不思議に思うのわけだ。

わたしのなかで「言いよる」とか、「ぬかしよる(この場合の「ぬかす」も「言う」という意味)」とか言うのは、かろうじて、時代劇の中で、殿や代官(それも悪代官)が、家来や敵を否定して使っているのかなぁという感じだ。でもそれは、ひょっとしたら、「言いおる」や「ぬかしおる」と混乱して(「混乱して」というのは、同じものか別のものか判断できない)存在する程度なのだ。つまり、もしあるとしても昔の言い方であって、少なくとも現代語というか、使用語彙というか、そういう身近な言葉というレベルでは、わたしの中にも周りにも思いつかないのだ。

で、これは冒頭に書いた「作ってはるんだろう」の「はる」も近いのだろうけれど、ただ、「はる」の方は、おそらく尊敬語で、「なさる」とか「いらっしゃる」とか「おられる」とかに読み替えて理解して、ほとんど不都合なくいける。ところが、「よる」はそうはいかないのだ。ひょっとしたら、たぶん「はる」の反対の位相、つまり、従来の文法的な言い方で表せば「目上の者が目下の者の行動を侮蔑的に表現する」という言葉になるのかと思う。

もし、この「よる」が、わたしの理解のとおりに「はる」とは逆の待遇表現であるとしたら、そういうことばを身近につかっている関西弁と、そういうことばのないわたしの言葉とはなにか、大きな差、それも大げさに言えば歴史的文化的な大きな差を感じないではいられないのだと思ったりするのだ……。単に、あっても思いつかないだけかもしれんけど~(笑)



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COMMENT



2007-11-01-Thu-13:13
如何答えてイイかわからないけど、「~~~~よる」――をあたしは使いますね。
「誰々が~~~している(していた)」――って時に「誰々が~~~しよる(しよった)」――って感じで、ニュアンスとしては「~~~しやがった」が近いでしょうか。
とはいえ、前後の言葉やそのときの言い方や気分、状況で、同じ言葉でも意味は大分と違ってくるので、一概にそれだけでなく、ただ単に本当にそのまんま「誰々が~~~している(していた)」――ってことだけを表現していたりもしますし、人に対してだけでなくて、動物や自然現象に対しても言いますしねェ。
「雪が降ってきよる(きよった)」とか……

「~~~はる」――は便利です。丁寧に話したいときは、これさえちゃんと使えれば、全てが尊敬語丁寧語になりますし、当然ながら皮肉にも……
「誰々が~~~してはる(してはった)」
あたしは神戸の人間なので、丁寧な言葉遣いとして「誰々が~~~しとってです(しとってやった)」――ってのも使います。

そう考えると、「はる」と「よる」は同じ意味で、相手に対して自分がどう思っているかで、使い分けるだけのもののような感じもします。
でも「よる」も言い方次第では、「はる」と同じで丁寧な言葉遣いにもなりますしねェ。
「~~~~しよってでしょう?」――って感じに……

言葉でだと出人さんが考えるためのヒントを伝えられるかもしれないですが、文字だと難しいですね。
頭がこんがらがってきました。

P.S.
最初の文、「たぶん関西地方で作ってはるんだろうと思うんやけど~~~~」――
短い文なのに違和感があることにビックリです。
出人さんの仰るとおり、他の地域の言葉を使うのって難しいんですねぇ。

やはる

2007-11-01-Thu-14:50
私のとこでは、敬意と親しみを込めたいときは、「やはる」を使います。

「食べよる」 ...動物、後輩、親しい友人など
「食べはる」 ...先輩など
「食べやはる」...親しい先輩など

と使いわけることがあります。
で、「しよる」ですが、基本的には美樹さんが仰ったように「しやがる」に近いですが、親しみを込めて言うときもあります。

相手を呼ぶときのことを考えれば理解がはやいかもしれません。上から「よる」「はる」「やはる」に対応しています。

○○(呼び捨て)… 後輩、親しい友人
○○様 … 取引先
○○さん… 親しい取引先

親しみを込めて呼び捨てにすることもありますよね。

観てないので分かりませんが、「客が笑いよる」というのは、親しみを込めて言ったのではないかと思います。

どちらにしても客に対して目下の表現をしたので、ツッコミが入ったのでしょう。おそらく。

☆美樹さん

2007-11-01-Thu-22:40
長いコメントしよるなぁ~というふうに使うんでしょうか~

実は書いてから、そういえば「~しよる」は「~しやがる」という感じがなって、あとになって思ったことは思ったのですが、ま、どなか書いてくださるかと思ってました。ありがとうございました。

でも、そういう侮蔑的な待遇表現としてではなくて、常態的にも使うようなときもあるんですね。標準語に翻訳すれば、「~している」「~しておる」とか。

「~しはる」は、関西などで事件が起きたときに、TVレポーターが、容疑者(犯人)のご近所の人たちに普段の様子を聞くと「いつも○○してはったで」とか使ってるんですよね。容疑者(犯人)に敬意を示してるみたいで奇異な感じを受けるときがあるのですが、どの人もそういう言い方をするんで、敬語の感覚がこっちとちょっとちがうかなって感じるときもあります。ま、こいつは両方の文化圏を知らないとわからないことかもしれませんけどね。

「しよってでしょう」は、「でしょう」に丁寧な気持ちがありますからね。

P.S.部分は、実は、本人的にはかなり自信があって書いてるんですけど、ちゃいましたかぁ~。あきまへんな。v-16

☆bonkさん

2007-11-01-Thu-22:47
bonkさんは関西圏でいらっしゃいましたか。コメント、おおきに

敬語が、敬意というか、立場の高低だけでなくて、関係の親疎にも用いられるというのは、基本ですのでおっしゃることはよくわかります。なので、ブログなどでコメントしたら、「出人様」などと、様づけで呼ばれると、ああ、敬遠されえるなぁと、あまり近づきたくなくなりますからね(いちおう、そういうときは「さまはやめて」とお願いすることもありますが)。そういう日本語の特徴を踏まえないで、ただただ形式的に「様」を使う相手は、ま、こちらが御敬遠申し上げたい~(笑)

ま、芸人が芸としてやってることで、別に、そのなるみのツッコミがどうということではなくて、「よる」に相当するような、気軽に使う待遇表現がなく、「やがる」というと、ややキツめに感じるけどなぁと、ま、思ったんです。

自分と相手との関係で

2007-11-02-Fri-09:32
この場合の例の「客が笑いよる(笑いよらん)」というのは、わたしが聞くと自分とは関係ないところで関係ない人の反応を言ってるという感じ。
「客が笑ってくれる(笑ってくれない)」は、自分の漫談に対してのお客さんの反応を言ってるという感じ、ですね。

「笑いよる」というのは、「勝手に~~しよる」みたいな。
「笑うてくれはらへん」というのは、自分の腕がないなあというちょっとショックな感じがありますが、
「笑いよらん」と言うと、オレには問題がのうて、客には面白さがわからへんだけや、というような尊大さが感じられます。

なので「お前お客さんに対してずいぶん上から目線やなあ」という突っ込みなのでしょう。
中山功太だから、そういう言い方をわざとするのかなあ?

> 関西で事件が起きた時に~~「~~してはった」云々

という件では、まあご近所さんだから丁寧な表現の「~~しはる」を使うということもありますが、京都方面ではこの「~~しはる」には尊敬語の意味は無いと聞いたことがあります。
「泥棒が入らはった」というような、大阪人が聞くとありえないようなことも言ったりするそうです。
大阪人は、それこそ「泥棒が入りよった」と言うと思います。
狭い大阪の中でも、北摂・船場・河内・泉州など微妙に言葉が違うので、一概に「こう!」と言えない部分もあります。

方言って難しい!けど、面白い!ですね。

☆木蓮はん

2007-11-02-Fri-10:39
木蓮はんも関西の方でおましたか~。

コメントありがとうございました。中山功太が芸として、意図して「客が笑いよる」という言い方をしたのかどうかはともかくとして(わからんので)、なるみが「笑いよるんか……」って突っ込んでたことはたしかなんで、ま、「よる」がなるみ的にもひっかかったんだと思うんです。

「客に笑ってもらう」という意識からだと「笑ってくれる」わけだけれど、「客を笑わせてみせる」という意識からだと「笑いよる」的な言い方に結びつくのかなと思うんです。ただ、これを「笑いやがる」と置換するとちょっとニュアンスが変わってくるかなと思うんですね。

京都では「泥棒が入らはった」○でも、大阪では×。大阪なら「泥棒が入りよった」ってのは、なかなかおもしろいです。わたしが結論を書いてしまうのもなんですが、「~しはる」「~しよる」は、待遇表現である場合とそうでない場合(単に口癖的な場合?笑)とがあるってことなんでしょうか。

※「泥棒が入りはる」ではなくて「泥棒が入らはる」でしたか。そか、未然形接続なんですね……。

話題に託けて趣味の押し付けをしてみる試み(笑)

2007-11-02-Fri-12:50
話し言葉の微妙な感じを文で伝えるのは難しそうですね。
地方言葉の精妙さは結局その地に何年か暮らさないと身につかないんでしょう。
とりあえず上方落語を沢山きいてみるというのはどうでしょう?
でも高座の言葉は今様ではないかもしれませんね…
あ。そうだ。今期のNHK朝のテレビ小説は大阪局の制作です。
どうでしょう?<ちりとてちん>を毎日見るっていうのは。
生活者の大阪弁が聞けますよ~。
たまたま落語家になりたい女の子の話ですけども。
え?始まって1ヶ月たっちゃってるのに途中からでは入り辛い?
あら。偶然ここまでの総集編が明日(3・土)15:05から放送になりますことよー。
(直前の14:00~15:00に出演者が生トークのスタジオパークあり)
オススメは母役の和久井映見。めっちゃキュート。主人公を食うコメディエンヌ振り。
…いかがでございましょう?
(ほんとはTVでの方言て共通語に寄ってるって知ってるけどさ・笑)

☆スゥ。さん

2007-11-02-Fri-23:00
そういえば、先日、「ちりとてちん」見てみようかと思って、しばらく見ていましたよ。京本正樹って関西人じゃなかったのかな? へたくそな関西弁だった(笑)

おまけに、なんだか、食堂だか居酒屋だかで、若い男が無理な注文して、おまけにどなり合うようなシーンで、その関西弁の怒鳴り合いが、もうあまりにもガサツで、品性を感じなかったので、見るのやめちゃいました。v-14

惜しいことしました。なんか、見る気になりよらんのですわ。

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2007-11-18-Sun-06:43
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