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観劇:「アイーダ」~劇団四季

2007-08-29-Wed
先日、劇団四季のミュージカル「アイーダ」を鑑賞してきました。

 → 公式サイト

四季のミュージカルを見たのは、「レ・ミゼラブル」「ライオンキング」に続いて3本目です。「レ・ミゼラブル」を見たのは、もうほんとうにずいぶん前で、その時はずいぶん後ろの席でした。よく覚えていませんが、とっても感動して、高いパンフレット買ったのを覚えています。

「ライオンキング」は、それに比べたらまだ最近ではあります。もう数年前の話ですけど(笑)。象や鳥なんて印象的でした。ただ、ストーリーは、ま、少年向けと言ってはあれですんで、ファミリー向けと言っておきましょう、ま、悪い話ではありませんでしたが、そういうところがあったのに対して、今回の「アイーダ」は完璧に大人向けでしょう。

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舞台はファラオの時代のエジプトです。海外遠征を繰り返し、領土を拡大していきました。領土拡大の象徴でもある英雄ラダメス将軍は、父親の策略で、ファラオの娘アムネリス王女とは許婚(いいなずけ)でありました。

ヌビア(現代のエチオピアです。でも、なにか、名前だけ聞くとリビアっぽい)遠征の折り、川べりでヌビアの女たちを捕獲、奴隷として連れ戻りました。その女たちの中にアイーダはいたのです。アイーダはヌビア王の娘です。しかし、そればれると危険だったり、戦争への影響ということも配慮したのでしょう、アイーダは囚われても正体を明かしませんでした。

アイーダはラダメス将軍によって、婚約者アムネリス王女の元に奴隷として送られます。これはプレゼントです。人間をプレゼントするというのは、現代人のわれわれにはわからない感覚ですが、奴隷といえば、家畜などと同じ扱いですので、モノとして扱ったわけです。

ラダメス将軍がとらえた奴隷ですので、どうしようとラダメスに決定権があったのですが、実は捕らえるときにすこしドラマチックな展開があります。女だてらに剣をふるい、捕らえられた他の娘たち(アイーダ姫のお供ということになります)を救おうとします。そしてそれがけっこう腕が立つわけで、そうしたことがあって、ラダメスは心のどこかにアイーダに興味を持つところがあったのですね。他の奴隷たちと同じように鉱山に送ったのではすぐに死んでしまうので、身近なアムネリス王女のところにおいてみたいというおもわくもあったのです。

一方で、アイーダを送られたアムネリス王女ですが、まるで、現代の日本の娘を連想させるほど驕慢で、おしゃれを気にする、いかにも馬鹿女であります。王の娘という立場と容姿で手に入れられないものはないと思って、美に磨きをかけています(アムネリスの驕慢ぶりをいかんなく発揮するファッションショー仕立ての場面が、わたしはとっても気に入りました。現代日本人に対する痛切な風刺だと思いました)。しかし、本心はそうではなかったのですね。王女もある意味被害者で、彼女の立場からすれば、そのように驕慢に振舞うことがもっとも王女のふるまいとしては賢明であり、安全であったのではないかと思えてきます。そのように、アムネリス王女なりの悩みがあることを、もとよじ自身も王の娘であるアイーダもよく理解するわけです。ここに、王女と奴隷という立場ではありながら、一種のソウルメイト的な結びつきを二人は持つわけです。

さて、将軍ラダメスからみると、そんな親の極めた婚約者である王女の悩みなどはちっとも見えてきません。むしろ、ヌビアの女剣士とも思われる正体不明の女アイーダのことが忘れられなくなっているのですね。一方で、ちっと婚約者が姿をみせてくれないことに悩む王女アムネリスは寂しい気持ちをアイーダに打ち明けるわけです。アイーダは自分の祖国の敵国に捕らえられ、多くの国民が奴隷として使われている現実を目の当たりにしているわけで、いくら言い寄られたところで、その侵略の英雄ラダメスと恋に落ちるわけにはいかない……。愛と、友情と、宿命とが絡み合う、何を捨て、何を選び、どう生きたらいいのか……。


ま、そんな話です。スタートとエンディングは、芝居にはわりとあるパターンですが、とってもいいです。とってもよかったです。感動しました。

ちょっと気になったのは、補助動詞をそこまではっきりと本動詞のように発声しなくてもいいのでは?ってぐらいかな。いや、ちょっと耳障りだったけれど、ま、それはそれでよかったのかも。



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