David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

スポンサーサイト

-----------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画:「初恋」/DVD

2007-05-27-Sun
先日、実在の未解決事件をモデルにした「ブラック・ダリア」を見たのですが(→過去記事)、そういえば日本の未解決事件の映画化も最近あったなと思って、宮崎あおいの「初恋」を借りてきました。
初恋 スタンダード・エディション
ハピネット・ピクチャーズ (2006/11/24)
売り上げランキング: 12815
おすすめ度の平均: 4.5
5 せつない……
4 小嶺麗奈のトップレス
4 「岸」は安倍晋三首相の親類がモデルか?

わたしは、宮崎あおいを「NANA」(→過去記事)で初めて見て、あまり高く評価しませんでした。記事にこそ書きませんでしたけれど、家族には宮崎あおいってそんなによくなかったよって言ってました。今、それを撤回します。「NANA」の中の宮崎あおいがいいかどうかはともかく、宮崎あおいがいろんな役をこなせる女優であることがよくわかりました。

NANA -ナナ- スペシャル・エディション
東宝 (2006/03/03)
売り上げランキング: 13750
おすすめ度の平均: 3.5
3 宮崎あおいが最高だった!
5  意見が分かれる理由はわかりますが・・・
2 話題性のみの映画


さて、事件は、有名な3億円事件です。白昼堂々の大胆な犯行、多額の被害金額。よく練られた計画、誰も傷つけないあざやかな手口、それでいて杜撰と言えるほどの遺留品の多さ、それでいて捕まらない真犯人、実は多かった容疑者……。犯人が一種英雄視されるようなところもありました。その真相を、学生運動とそれに関連した青年と女子高生を真犯人像に組み立てています。ま、一種の仮説ですね。

青年の名前は「岸」で、岸の父親は現役の有力政治家で、担当はわかりませんが現職の大臣ということになっています。「岸」といえば、もう、ててもビッグな総理経験者がいるにはいるのですが……。ま、フィクションですからね。

3億円事件の真犯人がわからない現在、犯人が誰かということよりも、犯人の人物像というか、犯人を生み出した時代性というか、時代精神みたいなものを描ければ、映画としては成功なのでしょう。そういう意味では、学生運動の挫折から、時代のエネルギーをどこへどう向けていっていいかわからないなんとも言えないやりきれなさ、挫折感というか、喪失感というか、自暴自棄的な感覚がよく描かれていると思います。

エネルギーはあるのだけれど、生産に結びつかないというか、方向性に迷っているというか、自信が持ちきれないというか、結局のところ、どんなに必死に取り組んでも砂上楼閣に終わってしまうような、基盤が定まらないような感じが。ま、地に足がつかないというか、虚無とデラシネみたいな、そんな感覚。

時代性がよく描かれていたのは、成功だと思います。

岸が読んでいたのは、サルトルの「LE MUR」(「壁」)という作品でした。

「グリコ森永事件」も、映画化されないかな。



にほんブログ村 映画ブログへ

COMMENT



コメントの投稿












※スパム対策のため、半角英数字のみのコメントは禁止設定してあります。
また、半角「-」の5文字以上連続もコメント内に書き込めません。



秘密にする

TRACKBACK

※この記事のトラックバックURL(コピーしてお使い下さい)
  
http://smartass.blog10.fc2.com/tb.php/1572-fe3def17

※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。

mini review 07027「初恋」★★★★★★☆☆☆☆

カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2006年 製作国 : 日本 時間 : 未入力 公開日 : 2006-06-10~ 監督 : 塙幸成 出演 : 宮崎あおい 小出恵介 宮崎将 小嶺麗奈 青木崇高 柄本佑 松浦祐也 藤村俊二 高校生のみすずは、小さい頃から孤独だ。みすずの母親は小さい頃、兄を連れて
HOME
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。