FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画:「1リットルの涙」~豊橋市公会堂で

2005-06-16-Thu
15日、豊橋市公会堂で朝日新聞サービスアンカーが主催する「1リットルの涙」チャリティープレミア上映会があった。

20050615202636.jpg

豊橋市公会堂は昭和6年に完成された建築で、豊橋市を代表する近代建築だ。→ 豊橋の近代建築「豊橋市公会堂」

では、映画の紹介。

主人公木藤亜也は中学3年のとき、「脊髄小脳変性症」という難病にかかる。中学3年生の少女が、県立の難関高校に入学するが、病気はいよいよ深刻になる。せっかく入った高校だったが、まだまだ施設的にも不十分ということもあり、学校内での生活にさえ困難をきたすようになり、養護学校への転校を余儀なくされる。

養護学校では寮生活を続け、同じようにおのおのの不自由さを持つ級友たちと、生きるという実感を味わいながら学校生活をおくる。
将来の社会貢献を夢見ながらも、「大学受験」、「恋愛」、「結婚」、「社会参加」など、望んでも得られないという経験を繰り返して、症状はいよいよ悪化、25年と10ヶ月の人生に幕を下ろすことになる。


映画ではその、中学3年(15歳)から、養護学校高等部を卒業したあとの2年くらいまで(20歳)までの数年間が、亜也や家族(特に母)の生き方、努力、思いが、周囲の人たちとのエピソードとともに描かれる。

20050615203236.jpg


ま、そんな作品。実話ということで、派手なBGMも無理な脚色もなく、淡々と描かれるという感じで、わたしには、正直もの足りなさも感じた。もっとも、「公会堂」という、今時の映画館からみれば、映像や音響などの条件が悪いということがあげられる。両者は映画にとって重要な要素なのでとても残念。

内容面では、大きなクライマックスがない代わりに、全体を通して、お涙ちょうだいに走ることなく淡々と描くという感じで、そこはむしろよかったのかもしれない。病気の辛さ、亜也の前向きさけなげさ、亜也や家族の努力など、自然に涙を誘う場面はたくさんあるし、あえてそれを誇張してしまったらしらけた陳腐なものになったかもしれない。


矛盾するようだが、でもそこがもの足りない……。もっと心情を直接的に聞きたいと思った。演劇で心情を直接台詞の形で吐露するという手法を見ていると、ひょっとしたら舞台にすると、なかなかいい作品なるかもしれないとさえ思った。主人公亜也や母を初めとした周りの人たちの心情は並み一通りではなかったはず。心の苦悩、葛藤、絶叫、絶望、怒り、寂しさなどを、台詞という形で表現できる演劇の手法が、案外この作品にはあっている……などと。

うがった言い方をすれば、そういうふうにそれぞれの気持ちをもっと知りたいという思いにさせたことが、すでに作品として成功しているともいえるかもしれない。

オンラインの感想などを見てみると、概ね良好の評価を得ている。なんで自分とこんなに違うんだろうと思いながら読んでると、しきりにBGMがいい、作品とびったりなどと評価されている。あ~やっぱり「音響施設」かなぁってことにしておこう。

原作はこの映画の主人公である木藤亜也さんの著書「1リットルの涙」と亜也さんの母木藤潮香さんの「いのちハードル」です。それぞれ、57万部、26万部売れたベストセラーだそうです。






ちなみに、goo映画の「1リットルの涙」はこちら

DVDも出ます~。
1リットルの涙
1リットルの涙
posted with amazlet on 05.12.18
東映 (2006/01/21)



にほんブログ村 映画ブログへ

COMMENT



コメントの投稿












※スパム対策のため、半角英数字のみのコメントは禁止設定してあります。
また、半角「-」の5文字以上連続もコメント内に書き込めません。



秘密にする

TRACKBACK

※この記事のトラックバックURL(コピーしてお使い下さい)
  
http://smartass.blog10.fc2.com/tb.php/149-3c56a298

※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。

映画 1リットルの涙

映画「1リットルの涙」のDNDを観ました主人公、亜也を襲った病気は「反射的に体のバランスをとり、素早いなめらかな運動に必要な小脳・脳幹・脊髄の神経細胞が変化、ついには消えてしまう」(木藤亜也主治医/藤田保健衛生大学神経内科教授・山本緩子の著述より〉脊髄小..
HOME