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欧米でマンガ~「半蔵の門」「ベルセルク」

2007-04-12-Thu
先日書店で「半蔵の門」の新装版を見かけました。第12巻で、確かその帯には「全米を席巻!」みたいなことが書いてあるなんで、おっとびっくりしたのですが、Amazonなどにイメージ画像がなく掲載できないのが残念だなと思っていたら、なんと、小池一夫のブログがあって、そこで紹介されてます(→「半蔵の門 第11巻発売!」)。こちらのページには「全米でベストセラー」とありますね。

日本の戦国時代を扱ったマンガってたくさんあって、傑作も多いのですが、この「半蔵の門」はタイトルからはちょっとわからないかもしれませんが、戦国時代ど真ん中話です。家康とまさにその影の立役者服部半蔵の話なんですね。家康がどんなにすばらしくて、そしてどんなにダメだったか(笑)も書かれていておもしろいです。絵(小島剛夕)も、アニメみたいなくっきりとした線に慣れていると、なんとなく、なぐり書きみたいで雑じゃないかって思われかもしれませんが、ちょうど、活字とペン書きと毛筆書きとでは、同じ文字でも味が違うように、戦国時代というか、侍の殺伐とした、それでいて凛とした感覚にはぴったりのタッチに思えてきます。

で、わたしはそれほど知らなかったのですが、日本のマンガの輸出状況ってすごいんですね。

たとえば、こんな記事。
 → ITmedia:「世界を席巻する「MANGA」」

いろいろ興味深いことが書いてありますよ。冊数とか金額とかも言われてもピンと来ないかもしれませんが、こんなエピソードが載ってます。

 新藤さんはかつて、漫画の背景に描かれた擬音語や擬態語の翻訳に気を使っていた。「ピカッ」とか「ユラユラ」などの表記は現地語に訳さないと伝わらないが、その分、手間も経費もかかる。しかし数年前から、フランスなどの出版社は「日本語のまま出版したい。その方が雰囲気が出る」と申し入れてきた。「フランスの読者が、日本語の擬音語や擬態語がわかるようになっている」と新藤さんは舌を巻く。


これはフランスの話。あの「英語がしゃべれてもフランス語で話す」といわれるフランスの話です。それが日本語を受け入れている。擬態語を日本語のままで書いても、理解しつつあるというのですね。ま、マンガならではだと思いますが、すごいことではないでしょうか。多くはカタカナだと思いますけど、カタカナが読めるようになっちゃいますね。

欧州ではコミック本の装丁が、西洋の左開きから日本流の右開きへと急激に変化している。4年前、同じ作品を右開きと左開きの両方で出版したところ、右開きの方が売れたことが転機となった。

 新藤さんは「グーテンベルクの印刷機発明以来の西洋文化を、日本の漫画が変えた」と驚きを隠さない。かつては絵を左右反転させた上、文字を修正して印刷していたため、刀を右脇に挿したり、スポーツ選手がみな左利きという矛盾があちこちにみられたが、今ではそんな悩みもなくなった。


これには驚きというか、感動しました。「横書き左開き」があたりまえの西洋の文化に「横書き右開き」が認知されつつあるということなんですね。これはヨーロッパの話。

一方、アメリカについてはランキングがあって、ブログ「英語で!アニメ・マンガ」で記事になってます。「アメリカ2月・コミックス専門店での月間マンガ売上トップ32。」に2月のトップ32が載っています(アメリカのグラフィックノベルトップ100入りした日本の作品)。10位までちょっと引用。

<2月のトップ32>(カッコの中の数字は「グラフィック・ノベル売上ベスト100」の中の順位)
01(11) BLEACH 17巻
02(12) KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES 2巻
03(14) ベルセルク 15巻
04(21) 魔法先生ネギま! 13巻
05(25) 半蔵の門 5巻
06(27) LOVELESS 4巻
07(30) グラビテーションEX
08(35) 鋼鉄のガールフレンド 4巻
09(37) ああっ女神さまっ 25巻
10(53) 舞-HiME 2巻


お、「半蔵の門」は全米で25位で、その上に「ベルセルク」が登場していますね。実は、「ベルセルク」をぜひともハリウッドで映画化して欲しいとずっと思っているので、これは、もう、楽しみでしかたありません。きっと映画化される。ハリウッドが無視できるはずがないと思っていますけど~。
ベルセルク (13)
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5 鷹の団の終わり
4 愛、憎悪、苦痛、快楽、生、死。すべてが・・・
5 グリフィス転生。

ああ、13巻といえば、第1部のクライマックスですね。すべての終わりであり、すべての始まりの……。ちょっとエロい(というよりは凄惨ですけど)、また、グロい(というよりは凄惨ですけど)なシーンもあって、その関連でどうやらアメリカでは表紙のビニールにシールが貼って売られているようです(→「アメリカ2月・コミックス専門店での月間マンガ売上トップ32。」)。こんなところにもきちんと気を遣っているのですね。あちらでは。



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「欧米かっ?!」とツッコまれる日本人、「日本語かっ?!」とツッコまれる欧米人・・・。

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