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映画:「マリー・アントワネットの首飾り」~DVDで

2007-02-11-Sun
ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」が公開されています。
 → 公式ページ(※「オーストリア」の和名は「オーストリー」に変更されてますよ。>公式ページ担当者)

オーストリー皇女アントワーヌは母(マリア・テレジア)の命で、14歳でフランス・ブルボン王家に嫁ぎ、18歳でフランス王妃に即位します。それがマリー・アントワネットです。華やかなヴェルサイユ宮殿の生活とはうらはらに、民衆は苦しみ、やがて革命へと進展し、アントワネットも処刑のされる運命に。

そのアントワネットの「青春」をテーマに描いたのが、この「マリー・アントワネット」だそうです。「王妃になって贅を尽くし民衆の反感を買い処刑される」そう言ってしまえば簡単ですが、アントワネッの青春には、やはり孤独も、苦悩も、夢も、希望もあったであろう……。言ってみればすべての英雄や伝説上の人物に虚像と実像があるわけですが、ま、その人間くさい一面を描き出すということなのでしょう。

ま、それを楽しみにしながら、予習がてらわたしが見たの首飾りの話です。「マリー・アントワネットの首飾り」です。

5代遡れば王室に通じるという名門ヴァロア家は、民衆に味方する反体制勢力とういことで滅亡に追いやられます。唯一生き残った娘がジャンヌ(ヒラリー・スワンク)です。彼女は名誉の回復と家の再興を目的に生きていくことになります。ま、難しい戦いですね。

爵位を得るために結婚し、王室に家の再興を望み出て却下され、なんとかマリー・アントワネットへ近づこうとしても無視される。なんと家名を取り戻したいと願うジャンヌにプレイボーイのレトー(サイモン・ベイカー)が近づき、そして偶然「豪華な首飾り」と出合うことになるのです。

この首飾りはWikipediaによると

1778年に先王ルイ15世の注文を受け、大小600個のダイヤモンドからなる160万リーブル相当の首飾りを作製していた。これはルイ15世の愛人デュ・バリー夫人のために注文されたものだったが、ルイ15世の急逝により契約が立ち消えになってしまった。高額な商品を抱えて困ったベーマーはこれをマリー・アントワネットに売りつけようとするが、あまりに高額で、また敵対していたデュ・バリー夫人のために作られたものであることから、王妃は購入を躊躇した。

というものです。もちろん、このあたりのことも映画で説明されています(Wikipediaで知ったのですが、この首飾りはアルセーヌ・ルバンも手にかけていて、映画「ルパン」ではカルティエが全面協力して作ったんだそうです)。

ジャンヌはこの首飾りを手に入れて、家名再興の手がかりにしていこうというわけです。そこが、虚々実々でおもしろく、また、作戦を過程でジャンヌと恋人レトーや、夫との関係が変わっていくのがおもしろく、また、ジャンヌ自身がどんどん魅力的になっていくのも、この映画の見どころです。

実際、この首飾り事件の真相は謎でデュマはマリー・アントワネットの陰謀説(「王妃の首飾り」)を紹介しています。また、映画の中で言っているのですが、ナポレオンはこの首飾り事件がフランス革命の一因だと言っているようです(アントワネットへの民衆の反感がいっそうすすんだということなんだとわたしは思うのですけど)。

「マリー・アントワネット」の関連映画ということで見てもおもしろいと思います。
マリー・アントワネットの首飾り
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おすすめ度の平均: 3.5
5 「名誉は家名にあるのではなく、心の中にある」という言葉は重みがある。
2 一人の女のワガママ人生
3 セットや舞台はいいけれど・・・


ちなみに主演のジャンヌ・ヴァロア役はヒラリー・スワンク。「ミリオンダラー・ベイビー」です。最初は知らない見ていたのですが、途中でアレ?って気づきました。それほど違っていて、そして、目の輝きと唇が同じです。
ミリオンダラー・ベイビー
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おすすめ度の平均: 4.0
5 生きるためのアメリカンドリーム
2 何か足りないような・・・
3 なんだか、ふたつの映画を足したような感じ。


この首飾り事件は「ベルサイユのばら」でもとりあげられているようでして、やはり、アントワネット関連ってことで紹介しときます。
ベルサイユのばら(5冊セット)
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5 色褪せない感動
5 不動の名作
5 年月を経て




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