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映画:「Vフォー・ヴェンデッタ」~DVDで

2007-02-10-Sat
舞台は現代のイギリスですが、「議長」の独裁体制が確立しています。だから、厳密にいうとイギリスに非常によく似た歴史を持つ別の国と考えたほうがわかりやすいでしょう。政治や行政の体制はもちろん、マスコミやネットにもその管理は及んでいます。

そういう体制であると、民主主義的な国からみると反体制派というのは一種の正当というか、「正義の味方」ということになってきます。体制派(独裁者派)からみると、過激な運動派はテロリストです。そういう意味では、この映画は「正義の見方」の映画、であり、同時に「テロリストの映画」です。

そして、そのテロリスト。それが主人公のと名乗る一種の超人です。ま、むかしからよくある孤高の超人という感じです。それが、なんとも不気味でちょっとふざけた笑みを浮かべてたマスクをしています(このマスクは姿を隠すだけでなくて、ある重大なアイテムになり、大切な意味を持つことになります)。
 
テロリストにとって、独裁者に対する正義の主張であり、また、独裁者の過去の悪行に対する正義の鉄槌であり同時に鎮魂の戦いでもあります。そして、そこには怒りというか復讐の意味も込められています。そもそも、この作品のタイトル「VENDETTA」は「血の復讐」というのが第一義です。主人公に()にとっては、それは復讐からスタートしたものかもしれません。しかし、独裁者に復讐するということは相手が完璧であればあるほどそれは革命的であるということです。そして、強力な支配者を殺してしまった場合、その後にはあるいは秩序のない別の闇が出現するかもしれないということでもあります。ま、そこは市民革命の歴史を持つイギリスの歴史が、そこに崩壊だけでない、再生をもたらすのでありましょう。そういう歴史がある国がうらやましいと思いました。
 
そういう意味で、革命の映画ということにもなってきます。個人的な復讐でなく、国家レベルの革命になっていくわけです~(笑)。そして、故人の感情ではなくて、理念が残ると、ま、映画は言うわけです。文字にするとなんだか難しい映画ですけど、そういうことですよね。
 
Vフォー・ヴェンデッタ 特別版
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5 「仮面」という新しい魅力
5 ぜひ見て欲しい、と遠慮がちに言いたい。
5 良い映画

 
ま、ヨーロッパ的な伝統の匂いのする、おもしろいドラマを見ることになります。仮面の復讐ものという点では「オペラ座の怪人」も似ていますが、正義という点では共通していても、スケールは全然違います。
 
オペラ座の怪人 通常版
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おすすめ度の平均: 4.0
2 舞台と映画の違い
3 きれいな作品だけど
4 舞台や小説とは違う味わい

 
仮面はないが、ま、他人なって復讐するというのもあって、作品中に「エドモン・ダンテス」と出てきます。 
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4 過剰なドラマ仕立てかな
5 傑作です。
4 超大作
 

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