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心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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映画:「春の雪」~DVDで

2007-01-04-Thu
   
 
 
 
 
 
  
   


小倉百人一首の崇徳院の歌ですね。

瀬をはやみ 岩にせかるる 瀧川の
   われても末に 逢はんとぞ思ふ


意味は
川の浅瀬、浅瀬の流れが速いので、岩に堰き止められたようになっているところでは、流れは二つに分かれてしまうけれど、すぐにまたまた一つに戻ります。そんなふうに、わたしたち二人も、ひとたび別れても、いつかまた逢いたいものだと思いますよ。
くらいになりますね。いろんな恋を考えても、もう、あれですよね。今は別れるけれど、いつかまたってのは、もう、重いやら、つらいやら、切ないやらです。
春の雪
春の雪
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東宝 (2006/04/28)
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おすすめ度の平均: 3.5
4 やっぱり長い
5 いいな…
3 三島作品からの出典ということで

映画「春の雪」では、冒頭から子どもが百人一首を読み交わして遊んでいます。少女が読む歌はこの崇徳院の歌でして、それがそのまんま、この映画の一つの大きなモチーフをなっています。

話は一言で言えば、大正初期、力のある侯爵家のぼっちゃんと、没落伯爵家の令嬢との悲恋物語ということになってくるでしょう。ぼっちゃんと清顕(妻夫木聡)と令嬢聡子(竹内結子)は幼なじみの姉と弟のような、仲好しで育つのですね。聡明な聡子は早くから自分の気持ちを感じており、坊っちゃんである清顕は土壇場のぎりぎりになるまで、自分の気持ちに気づかない、気づいても素直にそれを表現できないんです。むしろ、イジワルをして気をひこうとする感じなんですね。それは、不器用なだけで、ある意味清顕の純粋さというか、純真さでもあるわけなんですけれど。

二人とも少年時代、学生時代ならそん他愛もない関係でよかったのですが、聡子は大人になり、また、伯爵家には伯爵家なりの事情で、有利な条件での婚礼をさせないではいられない事情があるのですね。そして、宮家と聡子の縁談が浮かび上がるわけです。そういうギリギリの状況になって、清顕は、やっと自分の心の中のある思いに気づくわけですね。

人はそういうことがあるものなのですね。プライドとか、傲慢とか、過信とか、どういったらいいかあれですが、一面恋心というのは、雄々しさや逞しさ、理性や正義とは逆の位置にあるようなもので、時に、男は自分の中のそういう気持ちの存在に気づくのが遅れることがあるものなのです。例によっていつもの気まぐれかなにかだろうと思っていると、おいおい待てよ、いつもとは違うぞ、夢にも出るし、この心の苦しさは尋常ではない。なにやら集中力が散漫になり、根を詰めて考えることが嫌になる……。病気なのか、疲れているのかとあらゆる可能性を考えて、はたと気づくわけなのですね。ああ、ひょっとして、あいつのせいかと……。だからって、今ごろこんな形で……。さて。



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COMMENT



思いますよって好きですよ

2007-01-07-Sun-02:00
意味の所ですが、「思いますよ」とか「ですよ」とか付くのがなんかグッと来ますよ。「よ」が付くだけなのに、なんか全然ちがって好きですよ。

☆あふろやんさん

2007-01-07-Sun-11:43
なんにでも、「よ」とかつけたらいいのではなくて、あっさりしたのはあっさりと、強くいってるのはそのように意味をとらないといけないと思います。「ぞ」があるんですよね。

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