David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

スポンサーサイト

-----------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画:「サスペクト・ゼロ」~DVDで

2006-10-30-Mon
ミステリーというよりも、サスペンスですね。少しスリラーの要素も入っているし、ま、ミステリ要素(「誰が犯人か」というよりむしろ「なぜ殺すのか」)もSF的な要素も加わっています。

わたしの評価は高いです。主人公の刑事が心理的に追い込まれていく様子と、「犯人」の動機にスポットがあてられがきちんと描かれているというところがポイントが高いです。そして、まぶたを切り取られ、眼球を剥き出しにした死体のグロさもいい。猟奇連続殺人の前に「怪奇」をつけたいですね。別の猟奇殺人も登場しますけれど。

サスペクト・ゼロ
サスペクト・ゼロ
posted with amazlet on 06.10.29
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2005/08/24)
売り上げランキング: 1,945
おすすめ度の平均: 3.57
4 悪の狂気と善の狂気
4 敵か?味方か?
3 「予告編が出来すぎ」のパターンの映画でした。


以下ネタバレです。の間をドラッグしてください。核心部分だけを抽出して書いてあるので、これから見ようという方には読むのはおすすめしません。おもしろさが半減します。

この事件の一つの鍵は「イカロス計画」にあります。そもそも軍事目的で始まった計画です。超能力による遠隔透視を用いて、敵の軍備や作戦展開の状況などをキャッチしようというものだったのですが、戦後犯罪捜査にも活用する計画が進んだわけですね。どこでどのような殺人が行われているかを超能力で読むわけです。また、未来を予知できるようにもなるようでもあります。

しかし不幸なことがありました。その能力は訓練により強化されるわけですが、必ずしも的確に制御できるとは限らないことです。見たくないものが見えてしまう。軍備増強が見えたりするにはいいというか、冷静に勝つようできるわけなんですが、犯罪捜査への応用の場合は、加害者側の憎悪というか、悪というか、悦楽というか、そういう気持ちと、犯罪被害者の側の恐怖とか悲しみ、苦悩みたいなそういう気持ち、その双方の気持ちを直接感じとれてしまうわけです。感じ取れてしまうというか、共有しなくてはならなくなるというか。

それが、このイカロス計画の最も恐ろしい点でした。透視者がその重さに耐えきれないのです。犯罪を捜査するにしたがって、また、感度がアップするにつれて、加害者の悪の心や、被害者(殺されたり、暴行されたりした)の叫びがリアルに感じられ、また、蓄積していくのです。想像を絶するストレスです。その恐怖がこの作品のテーマです。


そういう現代の科学常識ブラスアルファを扱っているという意味では、先日の「クライシス・オブ・アメリカ」に作品構成が近いと思います。事件の背後にそうした「非常識な技術があるのではないか」と気づいた人が、半ば無能扱い、狂人扱いされるのも、ま、パターンといえばパターンなのでしょうが、よく似ています。

おもしろかった。

にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキング

COMMENT



コメントの投稿












※スパム対策のため、半角英数字のみのコメントは禁止設定してあります。
また、半角「-」の5文字以上連続もコメント内に書き込めません。



秘密にする

TRACKBACK

※この記事のトラックバックURL(コピーしてお使い下さい)
  
http://smartass.blog10.fc2.com/tb.php/1177-cd513e8f

※管理人が承認したトラックバックのみ表示します(12時間以内には表示処理をするつもりです)。

フォーチュン・クッキー

オススメ度 ★★★★☆2003年のディズニー映画。3年前の映画だけど、3年経つとずいぶんオトナになりますね。リンジー・ローハン。この映画の中ではまだ子供っぽさがあります。でも演技とかはもうしっかり。最初は知らなかったけど、ディズニー映画です、映画が始まる

サスペクト・ゼロ

オススメ度 ★★★★☆連続殺人、死体の体には円に斜線の入ったゼロの印が残され、その死体の瞼は切り取られ、常に眼球が露出した状態だった。そしてそれとは別に起こる、謎の連続失踪事件、果たしてこの二つの事件の関連は…。2004年の映画、★は3・5です。こうゆう

映画評「サスペクト・ゼロ」

☆☆☆(6点/10点満点中)2004年アメリカ映画 監督E・イライアス・マーヒッジネタバレあり

映画『サスペクト・ゼロ』

原題:Suspect Zero街はすっかりクリスマス間近のイルミネーション、土曜の昼下がりに久しぶりに観た「サスペクト・ゼロ」、サスペンス・ミステリーのディテールを二度目の鑑賞・・ 片田舎に左遷されたFBI捜査官のトム・マッケルウェイ(アーロン・エッカート)、赴任早
HOME
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。