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映画:「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」~DVDで

2006-10-22-Sun
死刑制度の是非をテーマにとりあげた社会派サスペンスです。

死刑制度で思い出すのですが、安倍内閣の前の小泉内閣で法務大臣をやっていた杉浦正健法務大臣のことです(愛知県から出てる代議士です)。こういうときは元法務大臣と書くべきなんでしょうか。第3次小泉改造内閣の2005年10月末から2006年の9月末までの約1年間法務大臣をつとめました。wikipediaの杉浦正健の項には次のような記述があります。

死刑廃止
*弁護士出身で、また真宗大谷派の信者であることから死刑廃止論者であり、2005年の法務大臣就任時には「死刑執行のサインをしない」などと発言したところ各所から批判を浴び、わずか1時間で撤回するという騒動が起きた。
* だが実際に法務大臣在任中、2006年9月に法務省側から提示された死刑執行命令書への署名を拒み、小泉純一郎総裁任期満了に伴う内閣総辞職の2006年9月26日まで死刑は執行されなかった。短期間で退任したために署名をするか否かの判断の機会がなかったと思われる者を除けば、1993年に後藤田正晴法相(当時)が死刑執行を再開して以来、死刑執行命令書に署名しないまま退任した、初めての法相である。


仮にわたしが、どうしても必要な場面で「死刑制度に反対かどうか」を問われた場合は、普段からあまりそんなことを考えないのわからないのですが、廃止して終身刑でもいいと思います。別に終身刑にしたら冤罪がなくなるわけではないんでしょうけどね。

同時に、昨今のマスコミの報道を見る限り、国民感情は厳罰化の方向で進んでいるようです。日本において死刑制度廃止論が過半数に達するというのは、ほど遠い感じです。

ただ、この杉浦元法相が、個人的な考えはどうあれ、その立場にいながら死刑執行の命令書にサインをしなかったのは、一種の職務怠慢というか、一種の公私混同ではないかと思いました。公職にあるものが、自分の心の自由をそこまで優先させていいものかという疑問でした。それは、司法が下した判断に対して、行政の担当者の個人の内的な問題を優先させているようで、こんなことが認められていいのかとさえ感じました。死刑賛成反対ということ観点ではなくて、法相とは、持論に関わらず、粛々とその責務を果たさねばならないのではないかという疑問です。一人の人間の心の自由というのはこんなに認められるのかという疑問です。いやなら法相の就任をことわればいい。それで生きていけなくなるとか、そういうことではないのですから。そういうことを感じた時があります。

これはこの映画を見るまでの感想です。いや、見たからと言って、この疑問は解決しませんし、考えは変わらないとは思うのですが、死刑制度反対論というか、死刑の執行に関して慎重な態度をとる理由はこの映画を見ればいくらか理解はすすむと思います。主張に納得するしないはともかく。
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死刑制度にかかわらず、社会の制度をテーマとしてとりあげた作品を、そのテーマを生かしつつ娯楽性を高めての描くのは難しいと思います。それをうまくやったなと思います。サスペンスであり、ミステリーであり、どんでん返しもうまくできています。あの結末はわたし的にはOKでして、さらに、もう少し、ゲイル夫人や息子がどう感じたかも見てみたかったような気がします。

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