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心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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映画:「変態村」~DVDで

2006-10-10-Tue
旅芸人(歌手)が森の中でクルマが故障し、地図にない村のペンションに泊まるはめになる。ペンションの老主人は、最初は客として歓迎し、親切にもするが、そのうちに逃げた妻が帰ってきたのだと錯覚を持つようになる。たしかに、歌手はスリムできれいだ。老主人は歌手の車に細工をし、歌手が逃げられないようにしてしまう。村の男達に見つかるとかどわかされるからと、髪を切り、手錠をして監禁生活に……。そして愛する妻の代わりとの生活が始まるのですね。

この老主人は性の代償として歌手を扱っているというわけではありません。愛です。常に自分のそばにおいておきたく、また、面倒もみる。愛する人が戻ってきたというだけで、人生に張り合いが生まれ、生き生きとした光が差し始めるのです。老主人は歌手を大切にし、自分だけのものにしたいと思います。できれば、身も心も。ただ、歌手の側が受け入れる気が全くないだけに、一種のストーカー的な、一方的な愛になってしまっています。

だから一種の監禁ものと言ったらあれですが、この歌手が女だったら、意外に喜んでみる男って多いのではないでしょうか。ありますよね、その手の作品って。男が若い女を拉致して、監禁して、愛するって設定の。「刺青」もある意味そういう作品でした。そして、目をそばめ、恐ろしいと嫌がる女性たちもいることでしょう。中には、受け入れる人もいるかもしれない。でも、これが果たして決定的な違いになるかどうかは微妙なのですが、この歌手は男なんです。若い男……。スマートで垢抜けていますが、どこからどうみても100パーセント男です。だけど、妻として、つまり女と思いこまれて、女のように愛されるのですね。おぞましい……。

ああ、わたしは今日まで変態を舐めていたかもしれません。「俺は変態だ」とときどきたちの悪い冗談を言っていましたが、今日からそういうのはやめました。「変態にちょっと興味はある程度だ」にしておこうと思います(笑)。だって、この映画とっても薄気味悪く、ああ、変態はするほうはいいんだけど、されるほうは死ぬほど恐いってことがよくわかりましたから。

映画に戻ります。この旅芸人が泊まったペンションはある村からちょっと離れたところにあります。そして、その村が「変態村」ってことなんでしょうか。なぜか、女の姿はありません。男たちはみな異様にギラついていて、妙なダンスを踊ったりします。薄気味悪い村です。そして、ペンションの主人とは対立しています。主人が変だからということもあるのですが、どうもそれだけでもないようです。

非常に衝撃的な作品でした。

変態村
変態村
posted with amazlet on 06.10.10
キングレコード (2006/10/04)


変態というよりは、狂気なんでしょうけれど。

ちょっと監禁モノを、これを見たあとで見てみたくなりました。「ミザリー」なんてのもあったけれど。
ミザリー
ミザリー
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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (1998/11/20)
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4 91年ゴールデングローブ最優秀主演女優賞受賞作品
5 名演技です
4 恐いです(><)


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COMMENT



2006-10-11-Wed-02:48
うわ~~v-12
見てみたいようなみたくないような・・・・

☆よーこさん

2006-10-11-Wed-07:23
こんにちは。

この監督、さまざまな愛を追究しているようでして、「特典」として、付録的にショートフィルムが入っています。それも「愛」の一形態です。。ただ、「こういう愛もある」というのが、「愛って恐い」というふうに描かれているように思えてなりません。

おぞましい世界だけでなく、真剣で、切実な世界も描かれていると思います。わたしは見てよかったと思っています。

題名が

2006-10-12-Thu-00:53
何より題名が驚きですね。変態村って~~~。ちょっと笑いました。
内容は恐ろしいですね。歌手が男の人で良かったです。男の人もこれを見てちょっと恐怖を味わいたまえ。とか思っちゃうね。ああ、これみたいなぁ。怖そうだなぁ。とても苦手っぽいのに見たいなぁ。

☆あふろやんさん

2006-10-12-Thu-06:54
いろいろ衝撃的な映画でした。

スプラッタ度は低く、グロというか、変態度が高いです。「恐い」といっても、ビジュアル的なものや、恐ろしいというのではなくて、気持ち悪いというか、嫌な怖さです。そういう意味では、ホラーのような怖さはないです。

この映画の紹介のために、題名の「変態村」について、記事を書きかけて、これでは映画の紹介にならず、「変態」論になってしまうと思って、途中まで書いて封印した記事があります。

「変態と狂気は対義語で、むしろ変態よりも狂気が主体だはないか?」というような主旨で書こうとしたのですが、書けば書くほど、意に反して変態美化になりそうでとりあえず断筆してしまいました。v-16

観たい・・・

2006-10-13-Fri-13:26
「変態村」・・・

しかし、レンタルDVD屋さんに行く身内に、「変態村」を借りてきてくれとは言えませんし、amazon等で現物を買う勇気もありません(^^; そんなときの為のネットでレンタルするDVDですか
(^^;

せめて、一般人にも受け入れ易い題名なら良かったのに(笑)

☆Strahlさん

2006-10-13-Fri-21:53
ああ、見たいですか~。

たしかに一般人にはちょっと借りにくいですよね。
特に女性には~。

そういうことは考えないんでしょうかね~。

これね

2006-10-13-Fri-23:21
興味引いたんですよ、で、レンタルDVDも見かけたんですよ、手にも取ってみたんですよ、内容も多分大丈夫、でも、レジまで行けなかったんです。

原題はCalvaire、受難なんですね。
もう少し手に取りやすいタイトルにしていただけたら、と思うんですが。
http://www.tsutaya.co.jp/stream/contents/sendenman/list21.html
「劇場で『変態村』1枚ってちょっと言いたくない?」
このセンスについていけないと、これを観られない。
ま、それも面白いかもしれません。このタイトルが、踏み絵になってますね。

☆sugarさん

2006-10-14-Sat-08:15
お元気ですか~

sugarさんが「興味を引いた」のは、やはり「変態村」というタイトルゆえではなかったのですか? 正直、わたしは「受難」だったら、みたかどうか。結果みたかもしれませんが、もっとあとになってからだったろうと思います。

「変態村」だから見た、「変態村」」だから興味を引いた、「変態村」だから記憶に残ったという、プラス面と、

「変態村」だから見られなかった、「変態村」だから借りられなかった、「変態村」だからあきらめたという、マイナス面とがあるんですよね。

踏み絵かもしれません。

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