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ボクシングの判定って

2006-10-07-Sat
亀田興毅(協栄)のWBAライトフライ級タイトル奪取戦(8月2日)での「疑惑の判定」というか、「判定への疑問」は記憶に新しい。その決着をつけるべくランダエダ(ベネズエラ)と10月18日に再戦する予定であったが、「亀田興毅がスパーリング中に怪我をした」という理由で延期(12月20日に実施とその後発表)になった。判定への疑惑のおかげで、この再戦延期の裏にもなにかあるのではないかと勘ぐられるのは、お気の毒である。
 → iza!:「亀田が判定で王座 WBA世界ライトフライ級」
 → iza!:亀田興毅、けがで延期の初防衛戦は12月20日に決定

この判定の影響はそれ以前の、亀田3兄弟の次男大毅の試合にも出ていた。試合後「興毅の試合は八百長」というような趣旨の野次が引き金になり、試合会場内で乱闘騒ぎが起きてしまったのだ。WBA(世界ボクシング協会)の総会の公式行事の一環で行われた試合でもあり、ヒルベルト・メンドサ会長をはじめ約40人の関係者が観戦していた中での醜態となった。
 (→ iza!:「亀田大毅辛勝で“場外大乱闘” 御前試合台無し、兄から弟へ「負の遺産」」

ところが、そのWBAの総会の中で、まさに大毅の試合のあった当日の27日、同じ後楽園ホールで審判講習会が行われていたのですね。毎日新聞のこんな記事です。

審判採点で騒動 採点基準は有効打か手数か…
 世界ボクシング協会(WBA)の総会(9月25~28日、東京)で行われた審判講習会で、審判によって採点傾向が大きく異なる実態が浮き彫りになった。WBAライトフライ級王者、亀田興毅(協栄)が判定勝ちした8月2日の世界戦では採点に疑問の声が多く上がったが、今後も判定を巡る騒動は起こりそうだ。
 全文を読む……[毎日新聞10月6日]

記事によると、講習では、さまざまな展開を設定した軽いスパーリングが計3ラウンド行われ、国内外の三十数人の審判が同じ方向から見てラウンドごとに採点するという方法をとったのですね。(※追記あり)

ところが、30人の採点結果が次のように4つにわかれるラウンドがあったのです。
 勝者A 10対 9 (6人)
 ドロー 10対10 (4人)
 勝者B 10対 9 (19人)
 勝者B 10対 8 (3人)
それどころか他の2ラウンドもすべて3通り以上に分かれたそうです。

また、世界戦では「ラウンド・マスト・システム」を採用しています。つまり、ラウンドごとにわずかな差でも見つけて、ポイントをつけねばならないんですが、「10対9」と「10対8」のあたりが非常に、なんというか差をうまく反映できないんです。たとえば「10対8」のラウンドが1回と、非常に僅差の「9対10」のラウンド2回とうい展開の3ラウンドを合計すれば、同じポイントになるわけですね。全体的な試合の印象とラウンド・マストの採点結果が異なるケースは当然出てくるわけです。

軽いスパーリングを同方向から見てもこれだけ判断が分かれるのだから、速いパンチが飛び交う試合を3審判が違う方向から見れば、採点にばらつきが出るのもむしろ当然」と記事は書いています。

これは、おそらくボクシングに限らず、採点制の格闘技で言えることなのでしょう。格闘技に限らず、体操や新体操、フィギュアスケート、シンクロなどなどの採点制のジャッジをする競技の宿命かもしれません。「人が採点するとはそういうこと」という本質的問題なんですよね。

ところが、亀田兄弟の場合は世界タイトル戦でそこに疑惑をもたれてしまったので、今後、KOもしくはそうとうに一方的な展開での勝利でもない限りは、ずっと「またしても疑惑の判定か?」と言われかねないような気がします。それどころか、今回の審判講習会でさえ、「判定への疑惑を払拭をするために行われた、WBA総会を利用したアリバイ工作」かもなどというでたらめを言われかねません。

そういうさまざまな雑音を消すために、チャンピオン亀田興毅にはKOでランダエダに勝ってもらいたいものです。

最後に、参考にボクシングの採点傾向を同記事から抜粋しておきましょう。

採点基準は、
 (1)ダメージに基づくクリーンヒット
 (2)攻撃
 (3)防御
 (4)リング・ゼネラルシップ(ペースの支配)
の4項目だが、一般的に欧米の審判は有効打重視、南米は手数重視と言われ、また海外は日本より(4)を重視する傾向にある。



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※元記事が削除になると、このラウンドの様子がわからなくなる恐れもあるので、資料として引用しておく。

 選手Aが一方的に攻め続けてペースを握り、ついにダウンを奪った。だが、選手Bはすぐ反撃してダウンを奪い返し、さらに続けざまに右ストレートで倒したが、2度目はスリップの裁定。再開直後、打ち合ったところでゴングが鳴った。
  「<ボクシング>審判採点で騒動 採点基準は有効打か手数か」(毎日新聞10月6日)より

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亀田 興毅

亀田 興毅(かめだ こうき、1986年11月17日 - )は、プロボクサー。左ファイターボクサー。亀田史郎の息子で、ボクシング家族である亀田三兄弟の長男。亀田大毅、亀田和毅は弟。階級はライトフライ級(フライ級から転級)。最高位はWBAライトフライ級世界王者(フライ級4位

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