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観劇:「最後の恋」~シルバーライニング公演

2006-10-11-Wed
観劇の市民サークルに入っています。およそ二ヶ月に1度「霊界例会」と称する公演があります。9月の例会はシルバーライニング公演「最後の恋」でした。コメディです。
saikoi.jpg

シルバーライニングというのは劇団ではなくて、制作会社のようです。そこが一本釣りで役者と契約して、芝居をプロデュースするわけです。今回は出演者は4人。1人の男と3人の女です。しかし一度に舞台に出てくるのは男一人と女が一人。二人だけの芝居が3幕、同じ主人公の男と、相手役のヒロインが入れ替わるという構成で進んでいきます。

50歳まで純情で仕事一本できた男バーニー(鶴田忍)は、人生の残り少ないのを考えて、また、自分の軌道の上を走ってきた半生をふりかえり、一種の思い出作り、一種のアドベンチャーとして、「最後の恋」をしたいと思うようになるのですね。その「最後の恋」の成就をめざして、バーニーは失敗をくりかえすわけです。

最初の「最後の恋」のお相手は、春、バーニーの経営するレストランの常連客エレーン(萩尾みどり)。ひじょうに快活で積極的な、色気あふれる女性です。恋とはもっと、ロマンチックで、お互いをいたわり合い、尊敬し合うようなものから深まるものだと期待していたバーニーは、単なるつまみ食いにお遊びとしか考えないエレーンとは全然うまく生きません。「最後の恋」失敗~。

二人目の「最後の恋」のお相手は、秋の公園で偶然であって金を貸してた、ちょっとイカれた女優志願の娘ボビー(真織由季)。バーニーとは世代のギャップ、価値観のギャップ、考え方のギャップが大きすぎる。もう、自由奔放、感覚的にいきるボビーとは、もう、遊んで騒ぐには楽しいんだけれど、恋にはちょっと進めない。第二の「最後の恋」失敗!

三人目の「最後の恋」のお相手は親友の妻ジャネット(音無美紀子)。互いに家族ぐるみでつきあってるような感じですんで、二人の「恋」は二重の背信になってしまうんです。甘いクリスマスを一緒にすごそうとバーニーは、もう、その気満々。ところが、ジャネットの方は浮気にきたのでなくて、相談に来たという感じ……。かくて、第三の「最後の恋」も失敗に。いったい「最後の恋」の相手は現れないのか~。

そんな感じです。

わたしの隣の席の熟年の女性二人組は、したたかなエレーンの毒気が嫌だったのか、イカれたボビーのユルさがたまらなかったのか、それともバーニーって男が情けなかったのか~、二幕めで席を立ってしまいました。もちろん、なにか用事があったのかもしれませんけど~。なんか、実際に夫の浮気とかで苦労してきたような経験をしてきた人には、ちょっといたたまれない、そんな気持ちもわからなくもない。ひとそれぞれですからね、実体験は。

そういういみで二幕めまでは、ちょっとまじめなおばさまや、あるいは夫婦関係に苦労してきたような方には耐え難いところもあったかもしれません。男のだらしなさ、女の嫌らしさ、そしてまじめな人生を馬鹿にした感じ。ややもすると、「最後の恋」を奨励し、「大人な恋」をしないものは、人生の損失みたいにいう響き。そんなふうにも受け取られます。

確かに、コメディってそういうところがあるんですよね。人の心の醜さや恥部をさらけ出して、一見それを是認したり、時にそれを笑っているような、一種の辛辣さ。でも、たいてい最後でバランスをとるというか、一種の常識のハッピーエンドに終わるようにできているんです。

ぜひ、不愉快な気持ちになっても、ま、最後まで席を立たないで、バーニーの「最後の恋」がなんだったのか見届けてほしいって思いました。

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はじめまして

2008-11-21-Fri-13:51
こんにちは!またきます。

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