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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

草なぎ剛メンバーが公然わいせつ罪で逮捕された件~「公然わいせつ」

2009-04-24-Fri
昨日、カーラジオで国会中継を聞いていたら、SMAPの草なぎ剛容疑者(なぎは弓へんに剪)が公然わいせつで逮捕されたという速報が入りました。稲垣吾郎メンバーの時は「メンバー」で今回は「容疑者」か……と思いましたが、NHKと民放では違うのかしらんと思いました。

あるいは、「稲垣メンバー」という言い方の耳障りなところから、稲垣吾郎が活動を再会し事件を忘れた今となっても、この言葉が残っていて、当時は配慮したつもりがかえってネタにされ続けるような展開になったことを反省したのかもしれません。もちろん、その後の家宅捜索などでナニか発見されたら、草なぎ容疑者(なぎは弓へんに剪)は永遠にメンバーには戻れないかもしれなかったのですが、そういうことはなかったようです(→iza:「草なぎ自宅を家宅捜索 薬物反応はなし 警視庁」。

さて、事件というのは、わりと簡単で、「東京都港区赤坂の檜町公園で、23日午前3時頃、若い男が泥酔状態で全裸で騒いでいたため、公然わいせつの現行犯で逮捕された」ということです。花見のシーズンは終わったとは言え、まだまだ年度初めの新人歓迎会のシーズンであり、大学生だったりすれば「大ばかもの!」と言ってすまされる程度のことだったかもと考えるわたしは、世の中を甘く見てるというか、時代錯誤なんでしょうか? でも、わたしが感じるのは、その程度の事件なんです。

ただ、大きな問題は大学生ではなくて、34歳という立派な社会人、それもSMAPのメンバーだったってことなんでしょう。テレビ番組にもCMにも引っ張りだこの人気アイドルで、さわやかでいい人のイメージ路線で売っていた男です。鳩山大臣もお怒りですし(→iza:「鳩山総務相、地デジキャラ逮捕に「最低の人間だ」」)、番組やCMなども大変なことになっています(→iza:「草なぎCM、損害賠償50億円請求も!?」。
 ※鳩山大臣が発言を撤回というか修正しました。→「鳩山総務相が「最低の人間」発言を撤回

で、ふと思ったのは、午前3時の公園で全裸になるのは「公然わいせつ」に当たるのかということです。たまに、小説とかドラマや映画でもあるじゃないですか、人気(ひとけ)のない夜の海で、数名がフリチンで泳ぐというようなシチュエーション。これを、都会の深夜の公園でしたら、やっぱりマズいんでしょうか……。

同じようなことを考えられた方いました。

草なぎ剛に興味はないのだが。

事件は、近隣住民の通報で、ライトの消えた公園の芝生に、真っ裸であぐらをかいていた「草なぎ剛」を発見した警察官が、彼を「公然わいせつ罪で現行犯逮捕した」。

 しかるに報道では、「公然わいせつ容疑で逮捕」とはどういう事でしょうか。
 → マサおじさんのブログ:「気になる言葉 その6.『草なぎ剛(34)が公然わいせつ容疑罪で現行犯逮捕された事件』

で、「公然わいせつ」は一般にはこんなふうに考えられているようです。

公然わいせつ罪/社会
 不特定多数の人が認識できる状態の場所などで、わいせつな行為をした罪。刑法174条に規定され、罰則は6カ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留、科料。わいせつとは「普通の人の性的羞恥(しゅうち)心を害し、善良な道義観念に反する程度に興奮、刺激させる行為や物」(最高裁判例)とされる。
 → 静岡新聞オンライン:「ニュースの言葉:公然わいせつ/社会

昼間の公園で全裸になることは、まず、間違いなく該当すると言ってよいでしょう。深夜はどうかということです。でも、深夜の公園でわいせつな行為愛の営みをしているカップルっていなくはないと思いますし、ま、行為があまりに過激であればこの法律の対象になるのでしょうけれど。でも、問題は人がいるかいないかではないのでしょうか。

赤坂の檜町公園(ひのきまちこうえん)は六本木駅の間近で、こんなところです。「開園時間 24時間」とあります。24時間、ゆったりと落ち着いた気分で使える公園を目指したのでありましょう。
 → HILLS CLUB:「檜町公園

しかし、今回の事件を報じる中にこんな記事がありました。

 現場の檜町公園は、観光名所の東京ミッドタウンや六本木の繁華街の近く。なだらかな坂に芝生が広がり、場所柄、散策する芸能人の姿を見かけることも。深夜時間帯は入り口に鎖をかけて利用の自粛を呼び掛けているという。

 23日午前、犬の散歩中だった会社役員の女性(34)は「このあたりは夜は静か。ただ、公園のすぐそばに住む人からは、『深夜に若い人が酒を飲んで騒いで迷惑だ』と聞いたことがある」と話していた。
 → スポニチ:「草なぎ容疑者、利用禁止時間に侵入?

「利用禁止時間に進入」というのは、二重に悪いじゃん!ってことになるのかもしれませんが、逆に「公然わいせつ」の「公然」の部分が薄れてきませんか? 他に利用者いない時間帯なのです。

でも、そうじゃなかったんです。実際は「公然わいせつ」の容疑で逮捕されています。

そもそもは、24時間開園の憩いのスペースの公園のはずが、深夜の利用にあたっては「若い人が騒ぐ」というようなことがあったのでしょうね。公園の周囲の静寂を守るために深夜の利用が制限されたという背景があったのです。今回も、そもそも通報があったのは、全裸よりも、深夜(未明)に騒ぐという行為だったはずです。

赤坂署の調べによると、23日午前2時55分ごろ、港区赤坂の檜町公園で、酔っぱらいが騒いでいると、近所の男性から110番通報があった。

 署員が駆けつけたところ、草なぎ容疑者が1人で全裸になって、意味不明な言葉を叫んでいたという。このため、署員が現行犯逮捕したという。
 → iza:「SMAP草なぎ容疑者、意味不明な言葉も…1人で全裸


午前3時。報道は未明としていますが、むしろ真夜中でしょう。全裸に公園にいられることより、騒がれたことの方が迷惑だったのです。それで通報があったんですね。

ただ、誰かに見せようとしてやってわけじゃないし、露出者を含めて痴漢という被害の訴えがあったわけでもないようですし、夜中の公園で、利用制限の時間帯ということを考えると、「公然わいせつ」ってことになるの? って思えてきます。

騒ぎが相当大きくなっていて、幾人もの人だかりができるような状態で、その中で全裸でいたというのなら、「公然」に当たらなくもないと思いますが、「草なぎ容疑者が1人で全裸になって、意味不明な言葉を叫んでいた」というのであれば、誰も見ている人はいないってことでしょう。

それとも、「ズボンを履け」「裸で何が悪い」というやり取りがいけなかったのでしょうか? それでも「公然」と言う点には疑問を持ちます。

34才の「トップアイドル」がした事件にしては、情けなく、恥ずかしい事件ではあります。社会人がするには迷惑な行為です。それは否定しません。しかし、なんでしょう、結果「わいせつ」と言っても、女性を襲ったわけでもないし、露出者のように誰かに見せて反応を楽しんだりしてるわけでもないんです。つまり、「わいせつ」の被害者はいない状態なのですね。酒があわなかったのか、暑かったのか、自宅と間違えちゃったのか、たまたま全裸になって、酔っ払って騒いでいただけという感じです。

ちょっと、「公然わいせつ」がどういう扱いになっていくか、結果を見てみたいと思います。

お笑い芸人であれば、しばらく自粛か謹慎して、ネタにしてということも考えられますが、さわやかいい人路線にはちょっと痛手なのは免れないでしょうけれど、それでも、なんか、さすがSMAPという感じはしますね。同じ「公然わいせつ」でも、いやらしさが全く違う。「わいせつ」「全裸」という言葉とはちょっと違う、「単なる行き過ぎた酔っ払い」という感じで、「変態」って感じがしないですよね。

真相を知らなくてここで引き合いに出すのは申し訳ないけど、「東海道新幹線の車内で全裸」ではイタ過ぎでしょう。
 → ITmediaNews:「公然わいせつで逮捕のファーストサーバ社長が辞任



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映画:「12人の怒れる男」(ロシアリメイク版)~DVDで

2009-04-23-Thu
今日、職場に行くと、昨日の和歌山の毒入りカレー殺人事件の最高裁判決について、議論好きな人たちがどーのこーのと言っていました。「疑わしきは罰せず」という考え方から言って疑問だとか、冤罪の可能性もあるとか、動機があいまいで証拠も決定的なものがないだとか、これって裁判員制度が堪えられるのかとか……。いちいち、ごもっともだと思いました。
 → Wikipedia:「和歌山毒物カレー事件

確かに、報道の感じや、証拠のなさなどから、なんとなく、「三浦事件(→ Wikipedia:「ロス疑惑」)」と同じような心配がないわけでもないのですけれど、ただ、捜査のプロが捜査して、裁判のプロが審理したわけですから、ま、ただ、テレビのワイドショーや報道などでしかしらないわたしが、「無罪だ」と判断できる立場にはないので、微妙だなと思いながらも、安易に裁判が間違っているというような発言は避けたいと思います。

ただ、この手の事件を裁判員にまかされても、相当困るだろうな……というのは理解できます。林被告が認めていない上に、客観的な物証に乏しく、逆に状況証拠の積み重ねと論理の構築が目立つわけで、素人(裁判員)がそれをきちんと理解でき、判断できるかは、やはり微妙なところがあるし、あれだけニュースやワイドショーで大騒ぎした経緯があるわけで、いわばさんざん刷り込みがなされたあとで、素人(裁判員)がそれらに影響なく、客観的に判断するのはかなり難しいということも言えそうです。実際、裁判員制度導入延期を目指す議員連盟ができたようです。

裁判員制度の見直しを検討している超党派の議員連盟は21日、死刑判決が出た毒物カレー事件のような重大な事件の審理を、一般の人が行うのは負担が重すぎるとして、当分の間、制度の導入を延期するための法案の提出を目指すことを確認しました。
 → NHKニュース:「裁判員制度 導入延期を目指す



う~む、難しい問題です。政治家は簡単に延期だとかなんだとか言うのですが、こんな直前になって~と思いますよ。タウンミーティングがおかしいとかなんだとかいろいろ言われましたけれど(→「裁判員、タウンミーティング」でググる)、パンフレットやDVDなどを含めてさんざん予算使ってきたじゃないですか。裁判所を改装したところもあるし……。なんだか、土地を買収するだけしておいて、「不要な道路は作らない方針ですから」となんとか言い出して、高速道路の工事を延期もしくは中止してしまう……。行くも地獄、戻るも地獄みたいなところもあるわけですが、どうぞよく考えてもらいたいです。医療崩壊もそうですし、ゆとり教育の見直しだとか、法科大学院の件もそうだし、郵政民営化もあいかわらずガタガタしてるし、教員免許更新制も不合格者が出ているし--そう言えば、こないだ(といっても3月ですが)、高校で教師をしている知り合いの男が、この不景気に非常勤講師が見つけにくいらしいと言ってました。免許更新制の導入などで教員免許を取る人が減ってるのも一因ではないか、医師不足の次は教師不足になるんじゃないかなどと言っていました。そんなことはないだろうと笑っておきましたが、ちょっと予言っぽくておもしろい(なったら大変ですけど)ので書いておきます--、世の中上手くいってないといえばそれまでなんですけど、小泉以下たらいまわし政権がやったことって相当ひどいと思いますね! こんなことで大丈夫なんでしょうか!! と、自分自身が怒れる男のようですが、「12人の怒れる男」を見ました。

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1 論理性のない議論
5 他の方も書いてるように
3 情に訴えるロシア人
3 最後の陪審員の行動に驚かされました
5 飛び交う演技合戦


法廷ものというか、陪審員ものの「十二人の怒れる男」のロシアでのリメイクなんですね。結論(判決)はともかくも、裁判員であれ陪審員であれ、誠実かつよく考えて判断してもらいたいという、当たり前の結論に達するのです。ともすると大岡裁きというか、「温かい判決」、「弱者を理解した判決」が歓迎されるような気もするのですけれど、やっぱり、「法の下の平等」と「疑わしきは罰せず」(10人の犯人を捕り逃そうとも1人の冤罪者を出すまいというような理念だと聞きました)という理念をよく守って欲しいと思いました。

そいういう意味では、偏見と独断に満ちた、片付け仕事とも言えるような陪審員たちの対応が、一人の陪審員の発言から、真剣に考えようという人が増えて行き、それにしたがって無罪を主張する人が増えていくという、言ってみればそんな話です。そういう法廷裏のせめぎ合いを楽しむ映画といえなくもないですが、それぞれが自分の人生や価値観を語りながら犯人の少年を見つめ、真実にに近づこうとしている姿は、まさにドラマチックでおもしろく、同時に社会主義が崩壊後のロシアやチェチェンの現実のヒトコマを見ることができて、それもまた興味深いです。

和歌山毒入りカレー事件もなるほど大変微妙な事件だと思いますが、この映画に描かれている少年による義母殺しも、証拠も証人も揃っているので判決の大方の予想がつくような事件であっても、映画の場合はとっても大変でした。いったい裁判員(陪審員)が何を見つめ、何を見極め、どう考えなければならないか……、そういう根本的な裁判みたいなものを持つことが本当は大切なんだろうと思います。問題は、今の二本の裁判員のどのくらいそれが期待できるかということです。

わたしの周りの人を見ていると、ある程度は誠実に、そしてまともにそういうことを考えてもらえそうだと期待していますが、しかし同時に、多忙で、考えることについて根気がなく、また、訓練ができていないと思います。そういう意味で、とっても心配です。裁判員制度……。

裁判員制度について、ちょっと考える材料にもなる映画だと思います(ロシアの俳優って上手いと思います)。



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ラグーナ蒲郡で体験クルージングは20分980円也。

2009-04-21-Tue
ラグーナ蒲郡には、おさかな市場といって、新鮮な魚介類が手に入るのでたまに出かけます。三河湾名物大あさりとか、海老焼きなどもおいしく、本当は運転手でなくてちょっと生ビールでも~と思うのですが、いつもわたしは運転手の役割で残念なんですが……。

潮風にあたって、快晴の海を眺めるだけで、忙しくあわただしかった年度末、年度初めの気分がリフレッシュします。
 → ラグーナ蒲郡の公式ページ

フェステヒバルマーケットの隣に、こんなヨットが浮かんでまして、お金を出すとクルージングさせてくれます。期間限定体験クルージング「20分980円」ってことなので、ちょっと乗せてもらうことにしました……。
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……ところが、乗せてもらえたのは、ヨットでなくて、隣にあるクルーザーボートでした(下の写真のやつ)。ムード的にはちょっと残念でしたが、ドリンクサービスもあって快適でした。なんというか、磯臭さというか、海辺独特の塩や砂でザラザラした感じがしないのも快適でした。
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こんなに船が並んでいて、マリンレジャーってあんまり縁がないんですが、けっこうやってる人がいるんですね。
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次は、クルーザボートの上から、ラグーナ蒲郡を撮ってみました。海辺の写真って難しいです。
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次に機会があったら、ヨット乗ってみたいですね。
 → ラグーナ蒲郡;マリンスポーツ体験の案内ページ

わたしは行きませんでしたが、今は、こんなのもやってるらしいです。




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「琳派・若冲と雅の世界」展~岡崎市美術博物館

2009-04-19-Sun
久しぶりに展覧会の記事を書きます。

この間展覧会に行っていなかったわけでもなくて、たとえば、同じく岡崎市美術博物館で「あら、尖端的ね。 ―大正末・昭和初期の都市文化と商業美術―」というのを見たのですが、ついつい記事にするチャンスを逸したのです。

さて、今回は「京都 細見美術館 琳派・若冲と雅の世界」展です。
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最近目立ちますね。琳派とか若冲とか。若冲といえば、わたしの中ではもう二年ほど前に、県の美術館に見にいったのが印象に残っています。
 → 過去記事:「「若冲と江戸の画家」展/愛知県美術館

非常に迫力があり、おもしろかったことを覚えています。今回も……、と期待していったのですが、こと若冲に関しては、遠く及ぶべくもありませんでした。逆に言えば、今まで見てない作品を見ることができた……というような言い方もできなくはありませんが、金や緑、赤、青、黒そして白などを鮮やかに使った若冲の作品は、ほどんど見ることができませんでした。印象に残っているのは、上記ポスターにもある「雪中雄鶏図」くらいで、あとは水墨画というか、墨絵というのか、モノクロのものが多かったように思います。もちろんそれはそれで、たとえば瓢箪の絵(「瓢箪牡丹図)とかおもしろくもあったのですが、若冲を期待していくと、少しがっかりします。

ですが、展覧会全体としてはそんなことはありません。わたしはちょっと時間が都合で1時間くらいでさっと見て回ったのですが、もう少しじっくり時間をかけて見たかったという印象があります。

琳派の中では、作者未詳の「四季草花虫図屏風」が印象に残っています。四季折々の草花が春夏は金、秋冬は墨の背景に色とりどりに描かれているのですが、蝶やトンボ、キリギリスなどの昆虫も、その草花に隠れてというか、まぎれて描かれます。野原で昆虫を見つけ出したときの喜びを、そのまんま、美しく雅な屏風で体験できる、さながらそんな感じです。おもしろい!

また、琳派の後期の神坂雪佳もいくつか展示してあって、中でも「金魚玉」がとてもユニークでおもしろく感じました。あの手の掛け軸なら本来、月が陣取る位置に金魚玉(江戸時代に大流行した球形の金魚蜂)がどーんと描かれていて、正面から見た赤い金魚のアップが描かれています。固定観念というもののテストで、なんの条件もなく「魚を描きなさい」というと、かなりの多くの人が「横向きの魚、それも左向きのを一匹だけ描く」ということを聞いたことがあります(これは図鑑などの影響もあるようです)。ところが、この金魚は正面から描いてます。宇宙人、いや、人間を想像してしまいます。とてもおもしろかったのです。
 ※「金魚玉」で検索してみると、こんなグッズになっているのを見つけました。
 kingyodama.png

展覧会全体は、琳派と若冲とで7割、残りの3割が仏教美術や、絵巻、カルタ、重箱や櫃、鏡などの調度に施された美、まさに雅の世界を味わえるようになっています。琳派の屏風から発展した、同様の他の生活の雅、暮らしの雅みたいなものを見せてくれます。「桐竹鳳凰図屏風」は迫力もありますが、いったいどんな話なのかじっくり読んでみたかったのが住吉如慶の「きりぎりす絵巻」でした。なんでも、きりぎりすの玉虫の君が蝉の右衛門守に嫁ぐという話で、昆虫が着物を着て、馬ではなくてカエルに乗り、牛車を牛でなくナメクジが引いているという、虫嫌いの人にとってはグロな絵巻なんですが、とてもおもしろく感じました。

若冲を期待していく、若冲だけを目的に行くとちょっと期待はずれですが、展覧会全体はけっこうおもしろく、見ごたえがありますよ。

 → 岡崎市美術博物館のページ
 ※インターネット割引券があります。

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