FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

Title List

◆Date:2008年12月28日
全記事一覧

映画:「ブタがいた教室」~劇場で

2008-12-28-Sun
映画「ブタがいた教室」を見てきました。予告でおおよその内容は知っていたのですが、こんな展開になるとも、そして結末(結論)も知りませんでした。

小学校の6年の担任の先生が、学年の始まったばかりの頃、教室にコブタを持ってきて、「このブタを育てて、みんなで食べましょう」と言います。子どもたちは賛成して、その日からブタを飼い出しましす。先生は当初「名前をつけたくない」と言いましたが、子どもたちは「Pちゃん」という名前をつけてかわいがるようになっていきます。教材用の食用ブタがクラスのペットになってしまいます。そして、いろんな努力や苦労や、心配や、楽しみや笑いがあって、3学期、いよいよ卒業のシーズンが近づいてきます。それは、クラスのペットPちゃんを、予定通り食べるのか、それともどうするのか、そういう決断の時が近づいていることも意味していました。果たして、子どもたちと担任教師はどうしたのか……。

ま、そういう映画です。子どもたちとコブタとのふれあいがメインの映画かと思っていましたが、いや、もちろんそうだったのですが、最後の最後になってPちゃんをどうするかという、子どもたちの会議のシーン、一人ひとりの意見発表にあんなに時間をかけているとはちょっと驚きでした。観客の一人ひとりも、その場にいてどちらの意見を支持するかと問われたら困ってしまうのではないかと思うのですね。正解のない、しかし、逃げずに結論を出さねばならないという、ま、意思決定の授業(の映画)でもあったと思います。

ま、少し冷ややかな言い方をすれば、子どもたちの中の一人が言ってましたが、「普通のブタなら食べられるけれど、Pちゃんと名前がついてると食べにくい」と。まさにそうだと思います。それを、自然に子どもたちがしてしまったので、教師の最初の目的のであった「食べる」ということから遠ざかっていってしまったと思うのですね。……じゃ、畜産業の人たちはどうしているのでしょうか? 彼らだって真剣に、また、愛情を持って肉牛や肉豚を飼っていると思うのですけれど。

ちなみに、わたしの生家は農家で、養鶏をしていました。卵をとるのがメインでしたが、時々家で父が鶏を捌くこともありました。もちろん、わたしはそれを食べましたが、主に餌や水をやるなどの世話をしている祖母は食べませんでした。祖母は自分が世話をした鶏だから食べられないということではなくて、鶏の世話をしてきているので鶏肉が食べられないというふうに言っていました。わたしの妹も、食べないということはないのですが、「鶏肉は嫌い」と言っていて、その背景には子どもの頃鶏を飼っていたという体験が影響しているようです。

この映画を見ていて、わたしはそんなことをいくつか思い出しました。この設定で、子どもたちがブタを殺して食べるなんてありえないだろうと思っていましたが……、いちおう、ネタバレはしないというのがうちのブログの基本なので、ここでは書きません。

ちなみに、これは実話で、映画化の前から「たけしの日本教育白書」でとりあげられていて、Youtubeでその映像を見ることができます。
 → Youtube:「命の授業900日 豚のPちゃんと32人の小学生?」「同 ?」「同 ?」 

映画の原作本はこれです。
豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日
黒田 恭史
ミネルヴァ書房
売り上げランキング: 17995
おすすめ度の平均: 3.0
4 じゃあ、あなたは真剣に考えたことがありますか?
4 子供と一緒に語り合える意義深い本です
1 殺さなきゃ学べない命ってなんだ?
4 命の大切さを考えさせられました。
1 どうだろうか


もちろん、おススメの映画です。子どもと見るといい映画だと思います。文科省も、橋本府知事も推薦するんじゃないでしょうか。
 → 公式サイト

そうそう、子どもの中に、あれ、この子は? って思う子役がいました。「コドモのコドモ」の主演の甘利はるなです。こっちにも、出てたんですね。いいと思いましたよ。

にほんブログ村 映画ブログへ
スポンサーサイト



HOME