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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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映画:「長い長い殺人」~DVD

2008-10-18-Sat
先日、ロス疑惑の三浦元社長がロスアンゼルスで拘置中に自殺したということで大ニュースになっていました。三浦元社長のロス疑惑は、夫(三浦元社長)が妻(一美さん)に多額の保険金をかけて殺害したのではないか? という疑惑で、当初は旅行中に暴漢に襲われて妻を銃殺され、自身も大怪我をした悲劇の主人公としてマスコミに登場しました。しかし、どうも不自然なところがある、多額の保険金があるというようなことを週刊誌が指摘し、ワイドショーなどマスコミの乗っかって、警察の捜査などそっちのけで、三浦元社長が保険金殺人をしたかのような風潮に日本全土が染まっていったのです
。世論というか、ムードに負ける形で、警察が三浦元社長逮捕し、裁判となりましたが、結果、保険金殺人は無罪でした。

日本の裁判では、当たり前ですが、裁判で無罪ということは、もう、無実であり、もう徹底的に無罪であることになるはずなのです。無罪判決が出た後とでグダグダ言うのはもってのほかなんです。本当はクロで、捜査立証の限界というだけなんだなんて言うのは、無責任だし、いけないことというか、民主主義の否定だし、裁判の否定なんでいけないことなのです。ただ、なんというか、そこが恐ろしいところなんですが、あれだけ事前にぜったいクロみたいな報道があったんで、どうしても、どこかに「本当はクロ」みたいな見方が残っているのかもしれません。

そういうことを考えると、マスコミの報道というのは、あくまで裁判中は容疑者であり、判決の結果シロと出るかもしれないということをよく考えてなされないといけないと思います。誤認逮捕されただけでショックは大きいのに、マスコミの報道でさらに立場やプライバシー、人格が踏みにじられるなんてことはあってはなりません。結果、無罪であったとしたらと考えると恐ろしいことです。

ここで、自殺した三浦元社長の疑惑についてどうこういうつもりはありません。ただ、本作「長い長い殺人」は、まさに三浦元社長が被害者としてマスコミに出てアピールしていたことを思い出させてくれるような、夫による保険金目当ての妻殺しではないかと疑われる事件を扱った映画なのです。三浦元社長は日本の裁判で無罪になっていますので、こんなときに引き合いを出すのは場違いだし、申し訳ないことでもあるのですが、ほんとうに申し訳ないのですが、この映画の谷原章介が演じる塚田のマスコミとの対応を見ていると、「ロス疑惑」の報道を連想してしまいました。それは、ロス疑惑と無関係に万引き事件などでたびたびマスコミを賑わせることになったということにも関係すると思います。

つまり、保険金殺人というのでなしに、被害者の夫としてマスコミに登場したり、容疑者としてマスコミに登場したりする、犯罪に関係していた……なんて、ちょっと前だと「恥」もしくは「不徳」として認識していたかもしれない、日本人の価値観がすっかり逆転して、それをきっかけに有名になる快感……みたいなものをそこに見たからなのです。そんな、妙な役を、谷原章介はナルシスティックな笑顔でうまく演じています。

長い長い殺人
長い長い殺人
posted with amazlet at 08.10.18
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2008-09-03)
売り上げランキング: 8464
おすすめ度の平均: 4.0
3 謎解きものとしてはわかりやすい。TVはいつまで主役でいられるのか。
3 とにかく豪華キャスト
5 配役がツボです!
4 原作を理解している傑作作品


 → 公式ページ
 ※映画館でも上映されたので「映画」のようですが、そもそもはドラマWシリーズというWOWWOWの特別ドラマのようです。

財布が語るミステリーという設定で、最初は刑事の財布が語り出します。「わたしは刑事の財布である。わたしの主(刑事)は三つのことで悩んでいる。一つは心臓病のこと、一つは家のローンのこと、一つは外泊が増えた娘のこと……」というような調子で刑事の生活を語り出します。別の章では目撃者の財布が、また別の章では探偵の財布が、そしてまた別の章では容疑者の財布がそれぞれの生活を語るのです。小説なら文章で書くのでしょうが、映画ですから、そこからはその人物にスポットがあたってストーリーが進むという、ちょっと洒落た構成がうまく展開されています。

長い長い殺人 (光文社文庫)
宮部 みゆき
光文社
売り上げランキング: 3560
おすすめ度の平均: 4.5
4 面白い視点での殺人事件
4 さすがにストーリーテリングがすばらしい
4 面白い設定の楽しめる作品
5 よく考えると起こりうるストーリー。だから恐い。
5 奇妙な財布劇場


宮部みゆきは、ミステリーというか、話の構成がうまく、また、人の描き方もうまい作家なんだろうと思います。以前は「理由」を見て、とてもおもしろかったことを追い出しました。(→過去記事

「容疑者Xの献身」がけっこう気に入って、日本のミステリーの映画やドラマに少し傾斜しているなぁと自覚があります。ま、こういう見方をするんですけど、ま、こういうときは流れに身をまかせたいと思います。

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自動洗濯機、食洗機、そして「自動掃除機」

2008-10-18-Sat
先日、「石山寺の美」展に行ったという記事のなかで、紫式部をイメージしたロボット「MURASAKI」が展示されているといういことを書きました。女性タイプのロボットです。

そもそもロボットは中性のはずなのですが、人型ロボットとなると男性型とか女性型とか、性別が欲しいというのいうのは、いったいどういうことなんだろうという気がしないでもないのですが、実際そういう声が出されたことがあって、それを受けて女性型ロボットを開発するってこともあったのですね。

高さ50センチ、重さ5キロで走行速度は毎秒5センチ。セイサク君の年下のいとこで幼稚園の年長組という設定。社内や小学生などから「女の子のロボットはないの?」という要望が多く、半年ほどかけて開発した。
 → CNET Japan:「「ムラタセイコちゃん」デビュー

これは、村田製作所の「ムラタセイコちゃん」というロボットなのですが、男性タイプの「ムラタセイサクくん」が自転車に乗っているのに対して、一輪車に乗っています。

こういう「MURASAKI」とか「ムラタセイコちゃん」は人型ロボットで、イベントやCMなどが主な仕事なのですが、人工知能を内蔵し、部屋に障害物などがあると感知すると速度を緩めるなどして自立的に判断調整して掃除をする自動掃除機ルンバなどは、実用的なロボットと言うことになるのでしょう。

自動食器洗い機はセットしてスイッチを押せば、洗うところから乾燥までやってくれます。全自動洗濯機もそうですね。ところが、今まで掃除機というのはあっても、こればっかりは人が捜査しなければなからなったのですが、自動掃除機ルンバは、少なくとも床掃除から人を解放してくれるようです。



不精なわたしの部屋にはいろんなものが散乱しています。掃除機をかけるとなるとその整理から始めなければなりません。自動掃除機ルンバがあれば、掃除機をかける作業はまかせられるわけですから、たとえば散らかった部屋の半面のスペースをまず片付けて、そこをルンバにおまかせする。ルンバがそこを掃除してる間に、こっちは残り半面のスペースを片付ける……なんて感じで、いっしょに掃除するってな使い方ができそうです。

いくら自動掃除機っていっても、全部を掃除してもらうなんてできそうにないわって思いますが、確かにそうなんだと思います。しかし、いっしょに掃除してくれる相手ができた、それも床掃除限定でまかせることがでるって考えればどうでしょう。洗濯機で言えば、いきなり全自動だったわけではないのですね。洗濯だけのものが、二槽式と言って洗濯が終わったら手で脱水機移すという作業をしていた時代もあったのです。それから干したり、乾燥機に入れていた。今では、乾燥まで一槽でやってくれるものになってます。

ルンバは自動掃除機ってことなのですが、床掃除をまかせておけばそこは忠実に全部掃除機をかけてくれるわけなのですから、最初は片付けながらルンバいっしょに掃除するというものでも、ルンバの様子がわかってきたなら、普段からルンバが掃除しやすいように整理しておくという習慣をつけることができたら、部屋も整理されるし、掃除も何倍も楽になる……って、夢のような便利な生活がまっているかもしれませんね。

わたしには、別にキティーちゃんじゃなくてもいいのですけど、ロボットに性別を求めたり、キャラクター化したりして、生活のなかに安らぎや、癒しを求める傾向が、現代の日本人には強くなっているようです。たしかに、無機的なやたら未来的なデザインよりもこうしたかわいいもののほうがいいのかもしれません。

販売先 → セールス・オンデマン


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