FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画:「コドモのコドモ」がシネマ・シンジケートの第1回共同上映作品に

2008-07-15-Tue
最近の映画は次々とおもしろい新作がかかって勢いがよくて儲かってきているんだろうなというのが、わたしの感想でした。事実、身近な場所に新しいシネコンがオープンしたりして、それも結構なにぎわいでしたので。

ところが、先日こんなニュースを見ました。

映画興収不振…弱い訴求力、早い公開サイクル」(iza:7/13)

映画興行がさえない。今年上半期の邦画・洋画を合わせた総興行収入(1月~5月)は前年同期比13.5%減、洋画に至っては同21.5%減となり、ここ10年で最大の落ち込みを記録した。DVDの低価格化に加え、1作品あたりの興収の減少傾向を上映本数の増加で補う“薄利多売”戦略が裏目に出ているのが原因とみられている

ああ、そうなんだ。確かに次々と新作がかかっておもしろうそうだなぁというものの、じゃ、わたしが見に行く回数が増えたかというと、特にそういうわけではないんですね。月2本ということを内心の目標にしてるわけですが、なかなか諸般の事情でそうもいかない時もあります。ちょっと時間がとれて今日行こうかと思ったときに、もうじき公開される見たい映画があると待つことになります。これは、公開サイクルと関係がないかというとそんなことはありませんね。来週もっと見たいのが公開される、2週間後に公開されそうだということになると、それまで待ちましょうかということになるのですから。また、逆もあります。公開期間が短いと、待っていたのに見逃すということもあるわけです。

回転が速いというのは、少なくともわたしにはよく働きません。薄利多売、当たれば長くかけるが、見込みがないと次々と別の作品をかけるという、シネコン流の方針は、あるいは自らの首をしめているのかもしれません。

さて、そんななかでというか、ちょっと流れは違うようですが、シネマ・シンジケートという、映画供給の協力組織が今月スタートしました。
 → 「シネマ・シンジケート」トップ

最近の映画は、中でも邦画はテレビ局との連携によってヒットが生み出されるというようなところがありあります。人気テレビシリーズの映画版であったり、テレビ局スタッフが加わった「制作委員会」ものであったり。そうして、人気が出てあたるのですが、これも早いサイクルでテレビの「映画劇場」で放送されてしまったりで、大量消費の波の中で生産されているという感じになんですね。ま、これを一つのエネルギー源にして、なにかこう、広く訴えたり、問題提起したりするような作品を作っていければまだ
いいのでしょうが、なかなかそうもいかないのでしょうね。

こういう大量宣伝・大量消費の奔流から、秀作や作家の映画を救い出し、それを見る観客を各地域で開拓しながら“ていねいな上映”を志すシネマ・シンジケートの設立趣旨より)という趣旨で、「シネマ・シンジケート」がスタートしたと、先日(7月1日)、マスコミ向けに発表されたそうです。
 → eiga.com:映画ニュース:「良質な映画にもっとチャンスを!「シネマ・シンジケート」スタート

その記事によると、「邦・洋問わず、良質で作家性の強い映画(年間約10本)を共同で上映するという「アート系のブロックブッキング」とも言える新たな試みが行われる」そうで、その第1弾作品として萩生田宏治監督の「コドモのコドモ」(9月公開)が予定されているようです。

http://kodomonokodomo.jp/

この「コドモのコドモ」については、拙ブログでは過去2度ほどとりあげています。映画化が決まったときと、ホームページができたときです。そしてそのいずれもに、ある一人の方から執拗にコメントがつけられています。このシネマ・シンジケートのこともその方が教えてくださったも同然です。
 → 「「コドモのコドモ」が映画化
 → 「映画:「コドモのコドモ」の公式ページが公開

わたしにとっては、特別に思い入れのある作品というわけでもないのですが(はっきり書くと「ハムナムトラ3」とか、「ヱヴァンゲリヲン~破」の方が何倍も楽しみです)、ただ、こうしてしがらみ(?)がどんどん増えていくと、自分の中で見なければならない作品に育っていってしまうので不思議なもので、あるいは巧妙な宣伝工作にノせられているのではないかと、なんだか不思議に感じるほどです。



にほんブログ村 映画ブログへ
スポンサーサイト



全国一斉休漁の憂鬱……。「リョウは慣用音」

2008-07-15-Tue
ガソリン高いですよね。ネットでニュースになっているのかどうかはしりませんが、いよいよ200円時代突入ということで、ガソリンスタンドの値段表示の看板にちょっと困ったことが起きているというこを聞いたことがあります。というのは、従来、ガソリンのリッター単価が200円に達したことがなかったので、3桁め(100円の位)のところを「2」の表示が必要なかったので、できないスタイルのものがたくさんあって、それをたとえば電子式に変更するなどの対応に追われているというのです。ま、誰も喜ばない余分な出費ですね……あ、看板関係の方は喜んでるのかな~。

高いのは原油なんで、ガソリンだけじゃなくて、軽油も160円がざらになってます。わたしは今のクルマの前はディーゼル車載っていたのですけど当時は80円台だったと思いますよ。今じゃもう、ガソリンと変わらない。冬になったら、うちの暖房のメインは灯油ですから、それを考えるとぞっとします……。と、消費者の立場から書いたのですが、ことは、生産流通に関わるすべての人が影響をうけてまして、ファミレスや外車などいろんな消費に影響が出ていて(→「ファミレス、外車、銭湯も悲鳴…原油高騰、家計負担は4万円増?」)、飛行機の本数が減る(→「「地方の空」リストラ加速 燃料高で2社が減便・廃止検討」)だとか、倒産が増加している(→「企業倒産、3年連続の増 上半期、原材料高が直撃」)だとか、もうありとあらゆるところに影響が出ています。サミットや、六カ国協議も大切なんでしょうが、この原油高に有効な対策をとれば、福田内閣の支持率も急回復だと思いますね。

そして、今朝、漁師さんたちが一斉休漁するというニュースです。
 →iza:「15日に漁船一斉休漁、影響は…魚離れも加速?

燃料費高騰に苦しむ窮状を訴えようと、全国の漁業団体傘下の漁船が15日、一斉休漁する。1日限りのため、売り場やすし店から全く魚がなくなることはなさそうだ。ただ、供給不足が続けば魚の価格上昇に拍車がかかるおそれがある。消費者の魚離れが進む可能性も否定できない。


伏線というか、先月同じ理由でイカ釣り漁船が休漁したことがあって(→「イカ漁、初の一斉休漁 燃料高で窮状訴え」、イカの価格が「前年に比べて10%上昇、売り上げは1割落ちた」そうなんです。燃料高で採算がとれないから休漁をしたわけですが、それによって魚介類の値段が上がり、消費者の魚離れが進む可能性あって、なかなかうまい具合にはいかないようです。

消費者の側だって、すべてが値上がりしてるんで、庶民の魚が手の届かないところにいってしまったら欲しくても買えなくなりますからね。諸刃の剣みたいなところがあるかもしれません。

ただ、一連の記事を読んでいて、「農業と違って漁業には国の保護はない。燃料高騰で漁業に見切りを付ける若者もいる。国にはわれわれの声を知ってもらいたい」という漁連の関係者の言葉がめにとまりました。(→「漁船休漁で魚介類も値上げ? 消費者に不安広がる」) なんでもかんでも保護すればいいということではないのですが、農業ばかりにが保護されて、漁業には保護がないというのは、政治的な力関係によるものか、あるいは別の事情があるのか、詳しいことはわからないのですが、漁師さんたちの訴えもわかる気がします。

食文化は数ある文化の中で、一つの核でしょう。魚料理は日本の食文化の中心と言ってもよく、寿司なんてのは、まさに全世界に通用する和食の代表と言えると思います。わたしも、寿司は大好きで(といっても、普段食べられるのは回転寿司とかテイクアウトくらいですが)、焼き魚も煮付けも大好きです。

早く、安くておいしい魚がふんだんに食べられるようになってほしいです。

ところで、「休漁」って「きゅうりょう」って読むんですね。ちょっとビックリしました。実は全くの誤解というか、思い違いなのですが、頭の中でパっと浮かんだのは、「ギョ」が音読みで「りょう」が訓読みというイメージだったのです。でも、これは間違っています。「漁」の訓読みは一般的には「あさ(る)」です。調べると「すなど・る」とうい読みもあるようです(→ヤフー辞書)。

「ギョ」はもちろん「リョウ」もれっきとした音読みです。じゃ、どっちかが呉音でどちらかが漢音かと思って調べてみると、それもちょっと違ってました。

「漁」の呉音は「ゴ」でこの読み方は常用漢字では認められていません。「ギョ」が漢音で、「リョウ」は慣用音とういことになっています。

慣用音(かんようおん)とは、音読み(日本漢字音)において中国漢字音との対応関係が見られる漢音・呉音・唐音に属さないものを言う。多く間違って定着したものや発音しやすく言い換えられたものを指す。古くからこの語があるのではなく、言語学的研究が進んだ大正時代以降に呼ばれた言葉である。
 ※Wikipediaによる

たとえば、「茶」ですが、呉音では「ダ」、漢音では「タ」、唐音では「サ」なんだそうです。「チャ」という字音は院政時代の字書『色葉字類抄』などから見られ、漢音と唐音の間の時期に流入したと考えられるのですが、どれにも当てはまらないので「慣用音」に入れられているのだそうです。

「漁」を「リョウ」と読むのも、慣用音というわけで、ある意味日本独自の読みということになるのでしょう。猟師も漁師も「りょうし」と呼んでることになにか関係があるのかなぁと妄想したりしていますが、そこはなんともわかりません……。

ブログランキング・にほんブログ村へ
HOME