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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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◆Date:2007年06月11日
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Zガンダムで泣く/「星を継ぐ者」

2007-06-11-Mon
囚人さんの紹介でファースト・ガンダムシリーズの劇場版【特別版】を見て、よかったよ~って書いたら、ほんじゃ、次は「新訳劇場版Z」って紹介されたので、さっそく借りに行きました。

そもそもファーストと違ってほとんどみたことがありません。記憶のどこかに「百式」と「カミーユ」と、「マークツー」と「クワトロ大佐」なんて言葉がひっかかっているに過ぎません。わたしの「Z(ゼータと読むのは知ってました!)」に関する知識なんてほぼゼロです。そもそも、囚人さんから聞いた「新訳」というのが、一種のスラングであることがわらかず、レンタル店の棚の前でしばらく悩んでいたくらいであります。「しんやく」という音から聖書の「新約」の字を浮かべていたので、「New Translation」って英語名に結びつかなかったのですね。

ま、そんでも見つけて借りてきました。「星を継ぐ者」ってのを教えてもらえばよかったんですよね。

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-
バンダイビジュアル (2005/10/28)
売り上げランキング: 9800
おすすめ度の平均: 3.0
4 今は動けな〜い♪…
4 戦いを終わらせる為に飛べマークII
1 音響も酷いね


設定的にはファーストガンダムの戦争(「1年戦争」と呼んでます)から10年後の世界だっことは、ま、説明されるからわかるのだけれど、全く予備知識がなく見たものだから、いきなり始まる赤い宇宙服の男の基地への潜入シーンなども、こいつが誰で、どっち側の人間で、何をしようとしているのか全くわかりませんから。わけがわからない状態で、なんとなく混沌として乗り込めないでいるのですね。

それも、カタカナ名が多過ぎって困ってしまいます。言われたのが人名か、地名か、あるいはひょとしたらメカの名前なのかさえわからないんですね。だから、冒頭の4分の1くらいでとっても集中力がいるし、だんだんわかってきても、なんとなく、おもしろがるゆとりがないんです。なんか精一杯で~(笑)。

ところが、が、そのうちにシャアだとか、アムロだとか知ってる人物の名前が、登場人物の口から出始めると、なんというのかな、なんとなくそのうちに登場してくるんじゃないかと、期待されるというか、だんだん、そのうちに「登場するに決まってる!」って予感というか、確信が生まれてくるわけなんですよね。なんか、わかってくるというか、ちょっとずつ目覚めるよな感じ……なんですね。それこそまさに、何か未覚醒の感覚が、少しずつ確実に、そして連鎖的に開発されてくるような~(笑)。

作中で、クワトロやカミーユがニュータイプ能力の手応えを確かめているようなところがあるのですが、ま、その感じを、「おお、ブライトがいるぞ」「あ、これハヤトかよ」「こいつはカイなんじゃないか」「いよいよ次はアムロが登場するんじゃないか」というような、ま、そういうところが、なんとなくニュータイプの能力の覚醒を擬似的追体験してるなんて言えなくもないわけです。それが、なんとなく懐かしさと合わせておきてくるのが、いい感じです。

全体的な作者の狙いがどうかはわかりませんが、ファーストシリーズの登場人物が次々と元気な顔で出てくるのは、とってもうれしいですし、ついに最後の「再会」のシーンは感動で、目に涙があふれました。

なんでしょう、自分でもびっくりしました。まさか、ロボットアニメのエンディングで、二体のロボットが寄り添うように並ぶ遠景の構図で涙することになろうとは思いませんでした。ネタバレになったらいけないのかなぁ。二人の「再会」。二人はさ、一年戦争で宿敵として戦い、そして、双方の英雄として伝説になってるわけですよ。「ヒーローらしく、俺は地下にロボットを隠してるんだって言ってくださいよ」って、レツだか、カツがいにしえのヒーロー観をぶつけるシーンがあるんだけれど、本当のヒーローとは何か? みたいな、「ヒーロー論」みたいなものもテーマの一つになってるのでしょうね。あと、「ニュータイプ」が一種の危険分子というか、要注意人物になっちゃってるのは、ま、「七瀬ふたたび」の超能力者も「X-MEN」のミュータントにも通じる者があります。同じわけなんですね。

ま、それにしても、最後のシーンは感動的です。お互いが伝説の存在である二人が、名前だけはおそらく何度も何度も聞き、この十年間、なんどもなんども思い出したであろうその二人が、十年ぶりに合うわけです。寄り添い合った二体のロボットの、互いの手の上に載るような形で。

相互の名前を呼ぶまでは、二人の表情が映されますが、エンディングは二体のロボット遠景となります。そのあと、抱き合ったか、手を取り合ったか、どういう言葉をかけあったのか、それは見る側の想像に託されます。そこがいいのですよね。そんな再会を、こんなロボットの遠景で描くなんてすごいじゃないか、ガンダム!と、わたしは感動しました~。
機動戦士ガンダム I 特別版 【劇場版】 機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 / 特別版 【劇場版】 機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版 【劇場版】

ファーストシリーズの劇場版【特別版】を通しで見てきて、そして「星を継ぐ者」を見ると、なんとも言えない感動がエンディングには待っています。わたしは、囚人さんというよきガイドを得たことに感謝して、この感動を、ぜひ、まだガンダム見てない人には味わって欲しいと思いますよ。

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