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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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◆Date:2007年06月09日
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映画:「プレステージ」/劇場

2007-06-09-Sat
雨の中、公開初日に見てきました。
プレステージ コレクターズ・エディション
ギャガ・コミュニケーションズ (2008/01/01)
売り上げランキング: 229
おすすめ度の平均: 4.0
5 最後に暴かれた秘密に感激!!!
4 ……、
4 なんとも、不思議な江戸川乱歩的世界観


 →映画:「プレステージ」公式サイト

サイトに行くと「Pleas do not tell the ending of this film to anyone.」という監督の言葉があります。確かに、結末について、「あれはど~の、こ~の」とか、「あれは認める(認めない)」とか語りたくなる気もないではないですが、そういう気持ちもなくはないですが、どうなんでしょう、これだけの結末を見てない人にわかりやすく話すのも少々骨がおれるかなって~。よくも、悪くも~。ま、そもそも、うちはそう言われなくても、「ネタバレなし」が原則ですのでね、予告やチラシでわかることのほかには、基本的に書かないようにしています。また、感想や批評も見てない人のことを考えてや、ネタバラシになるような情報提供や、おもしろさが半減するような形での意見は極力避け、万一そのようになる可能性が濃い場合は、背景色と同一色のフォントカラーを指定するように配慮しています。

ライバルのマジシャンがいます。地味ながら天才的で、技術的にもしっかりとしているtheプロフェッサー・ボーデン(クリスチャン・ベール)と、派手なイリュージョンバリバリで名声を得ている偉大なるダントン・アンディ(ヒュー・ジャックマン)。映画は、そのダントンが「瞬間移動」の大イリュージョンをしているときに、「アクシデント」で命を落とすところから始まります。そして、プロフェッサーが疑われ、殺人罪で投獄、裁判にかけられることになります。有罪か? 無罪か? そもそも殺人なのか? 事故なのか? 犯人は誰なのか? 動機は? すべてがわからぬまま、プロフェッサーの嫌疑は農耕になり、裁判の日程は進んで判決の日が近づいてくるわけです。

そういう中で、映画では回想が始まります。若き日、同じマジシャンの元でさくらをしていた二人。美人アシスタントとの恋愛。また、マジシャン同志のライバル心。命がけで編み出し、また、隙あらば盗み出し、出し抜いてやろうという、マジシャンならではの汚い世界を描き出します。ショービジネスで勝負するものの、名声をかけた戦いは壮絶で、幸福な家庭生活の安穏はなかなか得られません。

二人は自らマジックの名声を手に入れるためなら、小動物(マジックで命を落とす)の命なぞ屁と思いません。仲間を疑い、恋人をライバルの新トリックを得るためのスパイにするなど平気という感じです。まさに、マジックと名声のためなら悪魔に魂を売るくらいのことをしてしまうのですね。芸術至上主義というか、マジック至上主義であります。

そんな二人は、方針の違いやいろんなトラブルから、相手を恨み、憎み合うわけです。スポーツアニメの「好敵手」みたいな感じはありません。お互いがお互いを憎んでも憎みきれない、目の上のたんこぶみたいな感じです。

そういう、過剰なまでの競争心の中で、二人が求めたものはなんだったのか? 忘れ、失ったものはなんだったのかということを考えさせながらも、同時に、まさに一大マジック、一大イリュージョンそのもののように、映画自体がしかけたトリックを中心に、伏線が貼られ、キャストが配され、ストーリーが進んでいくのです。

劇中劇とかいうような言い方もありますが、この映画そのものに、トリックがしかけてあって、伏線もちゃんとあって、最後のいわゆる意外な結末もあるので、予測できるところいくつかありつつ、驚くところもあって、いい仕上がりになっていると思いますが、ま、そもそもマジックを扱っていて、ちょっと奇想天外なところがあるだけに、評価は分かれることと思います。

あと、発明王エジソンのライバルであった、ニコラ・テスラ(→Wikipoedia)が出てくるのもおもしろいです。チラシに載ってるんですけど、ニコラは「天才とは、99%の努力を無にする、1%のひらめきのことである」なんてことを言ってるんですね。

・DVDになったら、またじっくり見てみたいものです。



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