FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

Title List

映画:「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」/劇場

2007-06-01-Fri
先日、やっと見てきましたよ。やっとって言っても、まだ、公開して1週間だと思うんで、遅くはないと思いますが。

 → 公式サイト

上映時間はおよそ3時間です。長い。3時間という時間の長さは感じさせません。つまり、冗漫ではなくて、ぎっちり詰まっています。だから、充実した3時間です。ただ、そうはいっても長いことには変わりなく、ちと長いって感じはします(笑)

それから、いろんな人が出てきますから、おさらいしていって正解でした。特に「2」は必要でしょう。この上映時間の長さも、それなりのおさらいがあって長いのかなと思っていましたが、全然ありません。テレビのバラエティなどでは、わずかに1分足らずのCMを見せてもずいぶんおさらいをしてくれることがありますが(時間の無駄だと思いますけど)、そういうことは全くありません。

作品の感想ですが、細かなところまでよく作られていると思いました。小ネタというか、ちょっとしたギャグもちりばめられていて、そういう意味では楽しいです。また、スパロウの「あの世」での暮らしぶりも、シュールで異質な感じがしてよく撮れていました。ああした世界に送られても、絶望するわけでも、腐るわけでもない、飄々とただ飄々としているスパロウはすごいというか、人間を超越しています。それにくらべたら、タコ頭の異形のデイビー・ジョーンズがどんなに人間的な野心や苦悩を、愛憎を持っているか。好対象です。

「海賊長会議」みたいのがあるわけですが、どうもそれがちょっとあれですね。そのリアリティを出すために、シンガポールの海賊サオ・フェンのエピソードを入れたのだと思います。それはそれでおもしろかったのですが、9人の海賊長を見渡すと、なんだか、残りの海賊がみんなちょっと、見るからに変で(笑)、滑稽でさえありました。ま、娯楽作品なのでこれでもいいのでしょうが、ちょっと、日本人のきまじめさには合わないかも。

アクションですが、さすがに3作目となると、初回作品ほどの新鮮さはありません。第1作はただマストロープにターザンよろしくぶら下がって飛び回るだけで、もうおもしろかったですから。ただ、だからダメってことはありません、スピーディだし、大がかりだし、小ネタもあるし、トリッキーでおもしろいです。

テーマはそれぞれにありますが、共通しているのは、「自由」「戦い」「愛(恋愛)」「信頼」「親子」そんなところになってくるのですね。ま、そもそもが複数形の「パイレーツ」で、ま、主人公を一人あげるとすれば、やはりメインはキャプテン・スワロウとうことになってくるのでしょう。ジャック・スワロウを中心としたアドベンチャーだと。

ただ、ファンタジーとして見るとどうなるか。ファンタジーの王道は、一人の少年がさまざまな困難を、勇気を持って乗りこえて行き、成長する物語であるという観点に立つとき、ターナーとエリザベスがその資格者たるにふさわしいと思われます。そして、最も劇的に成長し、1作目から3作目まで、ストーリーの中心にいたのは、エリザベスだと思います。これは、エリザベスを中心としたファンタジーと言うこともできるでしょう。

あ、そうそう。まだ見ていらっしゃらない方に、重要なことをお伝えしておきましょう。ま、このシリーズの第1作からのお約束なんですけど、エンドロールが終わるまで席を立ってはいけません。おさらいで、DVDを見る場合も、1作も2作も、ちゃんとエンドロールの終わりまで楽しんで下さいね。で、そこから、もし続編があるとしたら、スピンアウトってことなんだろうなぁって思うかもしれませんけど、どうなんでしょうか。



にほんブログ村 映画ブログへ
スポンサーサイト



HOME