David the smart ass

心のダイエット!〜時には辛口メッセージを〜

平成19年度夏場所〜千秋楽

2007-05-28-Mon
白鵬が朝青龍を見事に下しました。初日から気合いが入っていた朝青龍は、終盤に来て失速ぎみ、12日めからの大関戦を3連敗で来ての、千秋楽での白鵬戦でした。NHKで解説している北の富士も、前半では「今場所は千秋楽で朝青龍×白鵬の全勝対決」を予想というか、期待していたくらいです。こんなふうに消化試合的な一番になるとは思わなかったと思います。

元気がないと心配された朝青龍も白鵬戦には堂々と集中して臨んだと思います。互いにがっぷりと胸を合わせての本格的な大相撲になりました。そして、白鵬の上手出し投げ。朝青龍はバタリと手をつきました。ま、場内が沸くおもしろい一番になったとは思います。白鵬はうまく強かった。そして、朝青龍もがんばった。でも、ちょっと脆かったかも。やっぱり、あんなふうに両手をバタリとつく朝青龍は、本物じゃないのですね。来場所以降、もっともっといい相撲を期待します。

白鵬には、3度目の正直だけに「横綱おめでとう」と言ってあげたいですし、朝青龍よりも、いっそう立派な、堂々とした、すごい横綱になってほしいと思いますし、なれそうな気がします。朝青龍が批判されたマナーなどの点も、ま、生来の性格もあるでしょうし、知らなかったということもあるのでしょうが、白鵬は大丈夫そうな気がします。

わたしが心配なのはむしろ、朝青龍。今までは一人横綱で何かと物議を醸してましたが、今後は白鵬に比較されます。強かった朝青龍は、なんだろ、「強すぎて嫌われる」みたいなところがあったけれど、果たして、よく負ける朝青龍ってのは、「ただのわがまま関取」でしかないと思いますので、ぜひ、復活して欲しいのですが、果たして白鵬の存在がどう出るかです。

白鵬も、朝青龍も大いにがんばってもらいたいです。

そして琴光喜も勝って12勝目をあげました。相手は好調千代大海でしたんで、ちょっと心配しましたが、いい感じで送り出しました。10勝、12勝と来ました。放駒審判部長は「関脇22場所も評価できる」(つまり「加味する」ってこと?)と言ってましたんで、ま、名古屋場所で11勝すれば当確、10勝でもいいんでしょうか……。

注目の愛知勢
 → goo大相撲:愛知県力士一覧
関 脇 琴光喜 ○○○○●・○○○○○・●○●○○ ※12勝3敗
幕下2 市 原 −○●○−・−○−○−・●−−−● ※4勝3敗
幕下7 武雄山 −●−○●・−−○●−・−○−●− ※3勝4敗
序二段23舛名大 −○−●●・−●−●−・●−−●− ※1勝6敗

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映画:「初恋」/DVD

2007-05-27-Sun
先日、実在の未解決事件をモデルにした「ブラック・ダリア」を見たのですが(→過去記事)、そういえば日本の未解決事件の映画化も最近あったなと思って、宮崎あおいの「初恋」を借りてきました。
初恋 スタンダード・エディション
ハピネット・ピクチャーズ (2006/11/24)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 せつない……
4 小嶺麗奈のトップレス
4 「岸」は安倍晋三首相の親類がモデルか?

わたしは、宮崎あおいを「NANA」(→過去記事)で初めて見て、あまり高く評価しませんでした。記事にこそ書きませんでしたけれど、家族には宮崎あおいってそんなによくなかったよって言ってました。今、それを撤回します。「NANA」の中の宮崎あおいがいいかどうかはともかく、宮崎あおいがいろんな役をこなせる女優であることがよくわかりました。

NANA -ナナ- スペシャル・エディション
東宝 (2006/03/03)
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おすすめ度の平均: 3.5
3 宮崎あおいが最高だった!
5  意見が分かれる理由はわかりますが・・・
2 話題性のみの映画


さて、事件は、有名な3億円事件です。白昼堂々の大胆な犯行、多額の被害金額。よく練られた計画、誰も傷つけないあざやかな手口、それでいて杜撰と言えるほどの遺留品の多さ、それでいて捕まらない真犯人、実は多かった容疑者……。犯人が一種英雄視されるようなところもありました。その真相を、学生運動とそれに関連した青年と女子高生を真犯人像に組み立てています。ま、一種の仮説ですね。

青年の名前は「岸」で、岸の父親は現役の有力政治家で、担当はわかりませんが現職の大臣ということになっています。「岸」といえば、もう、ててもビッグな総理経験者がいるにはいるのですが……。ま、フィクションですからね。

3億円事件の真犯人がわからない現在、犯人が誰かということよりも、犯人の人物像というか、犯人を生み出した時代性というか、時代精神みたいなものを描ければ、映画としては成功なのでしょう。そういう意味では、学生運動の挫折から、時代のエネルギーをどこへどう向けていっていいかわからないなんとも言えないやりきれなさ、挫折感というか、喪失感というか、自暴自棄的な感覚がよく描かれていると思います。

エネルギーはあるのだけれど、生産に結びつかないというか、方向性に迷っているというか、自信が持ちきれないというか、結局のところ、どんなに必死に取り組んでも砂上楼閣に終わってしまうような、基盤が定まらないような感じが。ま、地に足がつかないというか、虚無とデラシネみたいな、そんな感覚。

時代性がよく描かれていたのは、成功だと思います。

岸が読んでいたのは、サルトルの「LE MUR」(「壁」)という作品でした。

「グリコ森永事件」も、映画化されないかな。



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平成19年度夏場所〜十四日目

2007-05-26-Sat
白鵬が勝ち、朝青龍が負け、ついでに言うと、琴光喜も勝ちました。

白鵬は14戦全勝でした。千代大海の突き押しを受けて受けて、回しをとって吊り落とし損ねて寄り切りました。落ち着いてとれて、安定感を感じます。風格もあって横綱の貫禄があります。父親譲りでしょうか。千代大海もよくとったんです。千代大海は朝青龍に勝ち、白鵬に善戦した千代大海は、今場所、なかなか株をあげたと思います。なにか、こう、こないだまで「地球に優しい21世紀型省エネ相撲」とってたんですけど、なんか激しい相撲になってきました。もう一花咲かせるつもりでがんばってみてほしいですね。

朝青龍はどうなってしまったのでしょうか。琴欧州にも得意の形で豪快にやられました。なにか、こう、優勝をあきらめてからは、大関たちにサービスのように相手充分の形にさせてやられてるって感じです。こういうの見てると、また、某週刊誌に「優勝がなくなり、星を返すことに専念」などと書かれてしまうかもしれません。ほんと、心配です。TV解説の高砂親方も言ってましたが、千秋楽はこの夏場所全体の結びの一番なのです。横綱らしくすっかりと取り組んでもらいたいです。琴欧州は9勝目。あすは魁皇(9勝)です。

注目の愛知勢
 → goo大相撲:愛知県力士一覧
関 脇 琴光喜 ○○○○●・○○○○○・●○●○ ※11勝3敗
幕下2 市 原 −○●○−・−○−○−・●−−− ※4勝2敗
幕下7 武雄山 −●−○●・−−○●−・−○−● ※3勝4敗
序二段23舛名大 −○−●●・−●−●−・●−−● ※1勝6敗
※琴光喜は11勝め。舛名大は1勝で終了。

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「若冲と江戸の画家」展/愛知県美術館

2007-05-26-Sat
先日、久しぶりに愛知県美術館に出かけました。若冲(じゃくちゅう;→wikipedia:伊藤若冲)が来ているので(2、3年前偶然六本木ヒルズでみました)。
 → 「プライスコレクション:若冲と江戸会画展」公式サイト
伊藤若冲大全
伊藤若冲大全
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京都国立博物館 伊藤 若冲 狩野 博幸
小学館 (2002/11)
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4 価格的に問題なければ、おすすめ
5 素晴らしいの一言!
5 値段の分最高〜♪


半数以上の作品をガラス無しの露出展示ということで、直に見られるわけでして、ま、だから別にどうっていうほど、実はわたしは絵がわからるってこともないのですが。

これだけ写真やCGの技術が進んでいる現代、またさまざまなメディアで多くの美術作品に触れることができるなか、若冲のすばらしさやすごさは展示会にいけばすぐにわかるでしょう。

わたしでも知ってる代表作は二つあります。一つは鶏の絵ですね。正確には「紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)」(→画像)です。音声ガイドによると実際若冲は鶏が書きたくて庭に多くの鶏を放し飼いして、それで書いたそうなんです。細密な写生画のように書かれているのですが、実際はその写生画であるべき中に、若冲の創造である羽や毛がかかれているようなんですね(展示会では音声ガイドをぜひお薦めします!)。
jaku02.jpg 

また、もう一つの有名なのは象の絵ですね(鶏の絵と並んでポスターになってます)。正確には「鳥獣花木図屏風(ちょうじゅうかぼくずびょうぶ)」(→画像1画像2)。これはぜひ実物を見て欲しいです。西陣織にヒントを得たモザイクたっちのものづくし的デザインです。屏風ですので大きいです。そこに画面一面に、デザイン画のように象、虎、バク、クジャク、鶏、猿、ラクダ(?)、麒麟、ロバ、鹿などなどいろんな動物が書かれていて、見るものを飽きさせません。日本人の若冲がこんなものを見たことがあるはずがないので、いろんな情報を画家なりに想像して書いたのでしょうが、どんなことを狙って書いたのかとっても興味がありますね。

あと、若冲ではないのですが、白象と黒牛が面をつきあわせる屏風もいいです。作者は長沢芦雪(ながさわろせつ)。正確には「白象黒牛図屏風」というやつですね。これがすごくおもしろい! (→画像)」

など、掛け軸や屏風を中心に109点が展示されているようです。

すばらしい企画としては「簗図屏風(やなずびょうぶ)」を、時間とともに色が変化する照明を当てて見せてくれるというのがとてもよかったです。(→画像

この「簗図屏風」は作者不詳なのですが、全面の金色です。普通の美術館の展示だと、ま、美術館の設置した照明で見るわけですが、ま、ここでもそういう意味では同じなんですけど、その照明が自然の光のように変化するしくみになっています。比較的青白い色から、夕焼けの色のように緩やかに変化するのですね。それを屏風の金色が反射する。空いてるときにいけば、真ん中のソファーに陣取って、遠目からゆったりとそれを眺め渡すことができます。若冲の作品じゃありませんけどね(同じ照明を変化させる展示法で若冲が描いた「黄檗山万福寺境内図」も見せてくれます)。
 
 → 愛知県体育館の公式ページ



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平成19年度夏場所〜十三日目

2007-05-26-Sat
白鵬は琴光喜を「横綱相撲」でやぶって13戦全勝で、賜杯と横綱に王手というとこです。一方、朝青龍はまた負けてしまいました。3敗目。相手は魁皇。ま、千代大海に負けた時はどうしたよ、千代大海と思いましたが、魁皇にまで負けてどうした朝青龍と一気に心配になりました。魁皇はすごかったけど、連敗した朝青龍を見るのはショックです。なんか痛々しくさえもあります。なんか精神的に切れてしまったのでしょうか。

つくづく、朝青龍の強さというのは、負けん気なんだろうと思います。目標に向かって一直線。すべてを集中して、スピードで相手が充分になるまえに勝つ。それが、千代大海の押しをまともに食らってふっとんで、魁皇と組んで投げられる……。どこか精密機械が壊れてしまったような感じです。たとえば座布団投げなどで受けたバッシングに加えて、精神的に強くなった白鵬の相撲がプレッシャーになっているのかもしれません。

今まで一人横綱で許されてきたわがまま、横暴が、二人になると何かと比較されるようになる。なんだろう、たとえば人気の正統派横綱と傲慢ダーティ横綱みたいな……。そんなの、今まで一人でずっとがんばってきたのに、ここに来てそんなムードです。ま、今場所はあと二日、朝青龍には、むふふ、意地を見せてもらいたいです。ガンバレ! 朝青龍! 白鵬に全勝を許すな。

幕内成績優秀者
全勝:白鵬
2敗:朝赤龍、出島

注目の愛知勢
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関 脇 琴光喜 ○○○○●・○○○○○・●○● ※10勝3敗
幕下2 市 原 −○●○−・−○−○−・●−− ※4勝2敗
幕下7 武雄山 −●−○●・−−○●−・−○− ※3勝3敗
序二段23舛名大 −○−●●・−●−●−・●−− ※1勝5敗

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映画:「ブラッドレイン」〜DVD

2007-05-26-Sat
吸血鬼ハンターものです。主人公は、人間とバンパイアのハーフの少女(?)レインです。「ブラッドレイン」というのは、主人公の名前から来ています。

ブラッドレイン
ブラッドレイン
posted with amazlet on 07.05.26
日活 (2006/12/08)
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おすすめ度の平均: 2.5
3 クリスタナ・ローケンイメージDVD発売!
1 完全に駄作
3 それ程ひどくはなかった


最初のシーンは「阿修羅城の瞳」(→過去記事)を連想しました。阿修羅城の方はいわば「鬼退治もの」でして、ま、共通点ですね。馬ののってやってきて、人間の中に隠れている吸血鬼を見極めてバサリバサリと切り倒すなんて設定は、ま、よく似てるのです。もちろん、肝心のストーリーは違いますよ。
阿修羅城の瞳
阿修羅城の瞳
posted with amazlet on 07.05.26
松竹 (2005/10/29)
売り上げランキング: 43317
おすすめ度の平均: 3.5
4 市川染五郎が色っぽい
2 安っぽい
4 チャンバラ好きにはたまらない!!


ただ、どうも全体がちゃっちな感じが否めないので、最初は案外子ども向けかと思っていたのですけど、それにしては、ちょっと血がリアルだなぁと思っていたら、そのうちに、吸血鬼のボスが裸の女をはべらせていたり、檻の鉄格子にしがみついてのセックスシーンが出てきたりで、ちっとも子ども向けではありませんでした。

で、結局の評価はどうかというと、なんか、特になんもない作品って感じです。そうですね、唯一、この女優(クリスタナ・ローケン)のファンならば喜ぶということは言えそうです。わたしは全然でしたけど。

B級の匂いのする作品ですね。



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