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「官能的」と性愛~日本人のセックス

2007-04-19-Thu
先日(17日)ヤフーニュースに「日本人はセックスに無関心=回数は最少、刺激も感じず―意識調査」という記事が載っていました。

世界で最もセックスの回数が少ないのは日本人で、関心も低く、快楽も―。シドニーで開かれた「世界性の健康会議」で、日本をはじめとするアジア各国の国民は、他の大陸の国民よりセックスへの関心が薄いとの世論調査結果が公表された。
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「わたしはそんなことはありません! 刺激を感じます。してます。達します」などと大声で反論するのもアレですが、一言で言えば、そうでしょうと思います。そして、いささか不幸なデータだと思いながらも、いかにも現代的な結果だと思います。少子化もさもありなん。

いかにも現代的な結果というのは、「貧乏人の子だくさん」と昔から言われてますよね。ちょっと語弊がありますが、日本にはセックス以外にも、楽しくおもしろいものがゴロゴロあるんです。肉体的な快楽だけでなくて、もっと刺激的で、知的で、興奮するもの、熱狂したいものがあるんです。しかも、身近に、手に入る。それでいいのかどうかはわかりませんが、ある意味で豊かさの証とも言えるでしょう。

ただ、性に関心がないかというと、決してそんなことはない。幸福で継続した性愛って、最大の関心事であり、また願望、それも大きな願望の一つだと思います。しかしながら、現実的にはそれを阻む要素があるんです。その一つが「性情報の氾濫」だと思います。雑誌にも、ネットにも。スパムもたくさん来る。性を商品化しているものがいっぱいです。性の商品化というと売春とか性風俗のことが頭に浮かびますが、いわゆるAVや写真、マンガなどを一応含めて考えています。人格と切り離された性という方が本当は近いんですけどそういうと難しいんで。

商品化された性ってそれはそれですごく刺激的です。「フェチ」って言葉が一時流行りましたけれど、たぶんこれも語弊がありますが、わたしの中では商品化された性に近いんです。人間的でない(ほんとうは最も人間らしいんでしょうけど)性というか。そういう快楽中心的な性が氾濫していて、そして日本人の男性の多くは、そういうものに刺激を感じ、また、さまざまな意味で都合がよく、そして簡単だと思っているのじゃないかと思います。

お互いを尊重し合った性愛は、それは深い結びつきと互いの安定、安息、自信、喜び、生き甲斐とも言える感覚をもたらしてくれます。しかし、それを継続して維持するのが、一応結婚ということになるのでしょうが、日本はいろいろ煩雑なことが多いのですよね。もうくたびれてしまいます。学歴だとか、背景だとか、理想と現実とか。格差社会、教育問題、高齢問題が家庭単位で夫婦にのしかかってきていて、それどころじゃないという現実もありますよね~。

その一方で、自己中心的であったり、人間関係を結ぶのが苦手だったりする人もどんどん増えているわけで、ま、いろいろあるといってしまえばそれまでなんですが、家族の事情そのものが変わってきてるというのが、今の日本ではないかと思います。家族が壊れてきているのですから、継続した性愛の関係を持てるパートナーのいる人が少なくなってきているのは当然ですし、他の国と比べて少ないのもまた当然でありましょう。婚外の性的関係についていえば、刺激とか満足とかいう点ではともかく、どうしても回数が減りますから、こういう統計ではやはり、同様に数値的には低くなりますね。ま、「性犯罪が多い」よりも、「性的な刺激を感じない」の方が、治安のためにはいいのかもしれませんけれど。

この記事に触れて杉本彩が「日本を官能の国にしたい」と言ったそうですが、それはそれでけっこうなことです。わたしは大歓迎ですけど、しかしながら、杉本彩みたいな人といっては彼女にわるいですね、ええと、要するにセックスシンボルみたいな人ってことですけど、そういう人が頑張れば頑張るほど、今のこうした傾向は進んでいくんだと思います。もし、この統計にあるような現状を杉本彩が改善したいと考えるのならば「(結婚して)ほんとうに愛する人とほんとうの性愛を深めていきたい」と言うのがいいのと思います。それは「官能的」でなくて、「性愛的」ってことかと思いますけど。

ちなみに、調査をしたのはdurexというコンドームの会社です。
 → durex.com


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