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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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Y!ブログ仕様変更に思うWeb2.0~<日別集計>

2007-02-23-Fri
もう、その道の方には情報がいきわたっていらっしゃるようですが、ヤフー!ブログの「転載機能」が仕様変更になりました。

Yahoo!ブログには、ほかの記事の内容をコピーして、自分のブログ内に掲載できる機能がございます。
その転載機能につきまして、下記の内容で仕様変更をさせていただきますことをお知らせいたします。

実施予定日:2月26日(月)
変更内容:
・オリジナルの記事からしか転載できないようになり、「転載記事の転載」はできなくなります。
  過去転載分の記事は一度だけ転載可能です。
・記事投稿の際にデフォルトで「転載許可」に設定されていた転載モードを、今後はデフォルトで「転載不可」といたします。
  過去投稿分の転載モードは変更されません。

   Yahoo!ブログからのお知らせの「2007年2月21日 転載機能仕様変更のお知らせ」より引用


うちのブログでも集中的に取り上げたのは、昨年11月から12月にかけてのことでした。
 → tag:「転載機能」
 
おそらく、この問題に関わった多くの人の感想は同じだろうと推測します。Y!ブログでもユーザの意見に耳をかすんだぁちったぁまともに考えるんだ~と。

むふふ。これが厳密なWeb2.0なのかどうなのかわかりませんが、「ベータ版を無料で公開してユーザに提供している」というのは、わたしの考えでは「使用した感想、意見、あるいは反応をユーザーに求めている」ということだと(勝手に)理解しています。そうしてよりよい完成版ができあがるとしたら、それはやっぱりWeb2.0なんだろうと。だから、積極的に評価や改善の要望を出すことこそがユーザーの正しい提供のされ方だとさえ、ま、言えるんじゃないかと思っています(もちろん、だからといって、意見をいってやってるんだなんて傲慢な態度はおかしいと思いますし、こういう機能つけてくれなきゃやだなんてのもお門違い。そういうのじゃなくて、持ちつ持たれつという感じでありたいと思っています)。

翻って言えば、「ここのサービス、ユーザの要望に耳も貸さないな」とか、「自分に都合のいい情報にしかまともな反応をしないところ」なんて思われちゃてることは、Web2.0時代を生き抜く上ではちょっと損してることになりますね。

ヤフー!ブログのユーザ対応ぶりについてそれほど知ってるわけではなく、外からのイメージだけで申し訳ないのですが、ヤフー!ブログなんて、もろにそういうイメージです(笑)。転載機能についての問題点や要望だって、OYAJIさんのブログで知ったのですが、もう1年以上前から、さまざまなユーザにその問題点を指摘されながら、まともな対策をしたように思えません。あげく、「『善意』の転載問題」として、ブログを超えて話題になって、ま、その人たちの力を借りてやっと改善されたという感じさえあります。

ユーザーの知恵を終結させるという理想を追求するWeb2.0とはまったく逆の、「多数のクレームが寄せられるとやっと動く」という、恥ずかしながら旧態依然とした対応振りだったといわざるを得ない……って感じで。ま、わたしがいいたいのは、実際どうかということよりも、そういうイメージになってしまっているのは、ヤフー!ブログにとってなんにもプラスはないってことです。

そうは言っても、今回の仕様変更が転載機能の弊害について語っていた人たちにとっては一歩前進なのは間違いないわけもありますし、その点をちょっとみておかないと。

「転載不可」をデフォルトにしたとうことは、ブログの書き手の知的財産権に配慮した方向での対応だと評価できます。「転載記事の転載不可」については「チェーン」という指摘についての改善だと思います。

後者に関しては、以前わたしが「連鎖状に増幅するのではなくて、放射状ですからチェーンではありません」と書いたときに、「←どうかなあ?あとで書く、といいながら、忘れるかも。」とおっしゃった方がいらしたので(→はてなブックマーク > 「転載」と「チェーン」の話~<日別集計>~David the smart ass~)、その点については今後も話が深まるとよりよいのではないかと思います。Web2.0ですし~。

では、いつものグラフ。今回は<日別集計>です。
act070222a.gif

集計はブログファン(http://www.blogfan.org/)
ヤプログは20日にメンテ21~22日は障害発生で悲惨な軌跡になっています。アメーバ、JUGEM、seesaaの注目トリオは順調に上がってます。こうした他サービスの好調がヤフー!ブログを動かしていると見る人もいます。

あ、FC2ブログも好調です。ユーザーの要望に耳を傾け、機能アップをしている姿勢といい、ユーザーが相互に助け合う場を持っているユーザーフォーラムの存在といい、FC2ブログはWeb2.0時代のブログサービスとしては、いいところいっているのでしょう。

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映画:「奇談」~DVDで

2007-02-23-Fri
諸星大二郎原作の映画化です。原作は「生命の木」です。
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諸星大二郎の代表作は「マッドメン」だと思っていますが、「西遊記」を翻案した「西遊妖猿伝」や、孔子を題材にとって「孔子暗黒伝」、「徐福伝説」など中国の歴史への造詣も深く、それらもおもしろい作品です。知識とムードをうまくまとめる、落ち着いた活劇的な絵柄には独特の味わいがあり、あの、どちらかというと初期の太めの線の黒々とした感じがむしろいいと思っていたりします。

「生命の木」は「妖怪ハンター」シリーズの中の一編で、原作は30ページ余りの短編です。東北の、隠れキリシタンの歴史を持つ村を舞台にして、かつての神隠し事件とその生き残りをキーパーソンに、現代の日本に伝わり残る形のキリスト教に関わる、一つの伝説を描いていくことになります。

原作の、のんびりとした、それでいてどことなく奥深い不気味な感じは、映画でもよく出ていると思いました。全体のトーンは、諸星大二郎の感じをよく伝えているなぁって。ただ、これ、2005年の作品らしいのですが、それにしてはCGというか、クライマックスあたりにある「いんふぇるの」の様子が、なんとなくちゃちなんですね。ほんとは、もっとバリバリにCGでも、特撮でもつかって、いろんな角度から見せて欲しいと思いました。そういう意味で、なんというのでしょうか、肝心のところが今一つという感じで、欲しいできでした。

そもそも、30ページそこそこの話を忠実に映画化するというのは、難しいと思います。たぶんそういうこともあって、メインの人物を男性から女性に変えたんでしょう。ま、いささか原作と離れても、その女性と稗田礼二郎との関係に恋愛的な部分を持たせるだとか、あるいは、ちょっと趣旨が違いますが「妖怪ハンター」シリーズの別のエピソードを、回想でもなんでもいいので絡ませるとかやりようがあったと思うのですね。そういうわけで、期待していただけに、いささか不満のできばえでした(ただ、数少ない諸星大二郎の映画化作品なので、ファンにはとても貴重です)。

▼「諸星大二郎」


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