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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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◆Date:2007年02月16日
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信号待ちをしていたら

2007-02-16-Fri
先日信号待ちしていたら、こんなポスター貼ったクルマが横に並んだんで、デジカメ出して思わずパチリと~。
dorami.jpg

帰ってきたら、テレビでもCMやってて別に珍しくもなかったんだけど、ま、せっかくだから貼っておく。

ドラえもんでなくてドラみちゃんってとこが、きっと洒落ているんだと思う。キティちゃんに対抗しようとしているんだろうか。それにしても、ずいぶんと長いキャンペーン期間だなぁ~。
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映画:「どろろ」~コロナで

2007-02-16-Fri
もう公開から3週もたとうとしていて、見に行きたい見に行きたいと思いながらも行けずにいました。やっと、なんか行くことができました。
どろろ ナビゲートDVD ~序章~
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2 最悪
5 (映画)観る前に(DVD)見るべき!!
4 どろろんえん魔くん

ま、いろいろ感想はあります。主題歌はミスチルのあってもいいから、どこかにアニメの「ほげほげほげたら~」も入れて欲しかったかなとか、個人的には「やろうかぁ~ やろうかぁ~」っていう、あの大頭の妖怪(つりがね小僧だったかな?)も出して欲しかったとか(笑)。ま、そういう個人的に思い入れを書けばあるのですよ。ドロロはもうちょっとチビの方がとか、百鬼丸はもっと薄着だとか(笑)。土屋アンナは若すぎるとか~。ちょっと「ベルセルク」のパクリじゃないのか?とか(笑)。

でも、わたしはいい作品だと思いました。「キャシャーン」とか「デビルマン」「キューティ・ハニー」「鉄人28号」など、かつてのアニメを実写で撮るってのがここのところ続いていましたが、わたしは、テーマ的にも、時代的にも、もっとも優れていると思います。原作の「どろろ」にある、親子の葛藤や愛憎も作品の中でよく描けていると思いましたし。

これは、ネタバレというより設定なので書いてもいいと思いますが、百鬼丸(妻夫木)が母の胎内にいるときに、父の醍醐景光(中井貴一)は自らの野望と引き換えに、息子の身体の部分を48箇所を魔物に差し出すことを約束します。ひどい男です。そのとおり器官を失った身体で生まれた男の子を、母は殺すにしのびず川に流します。そして百鬼丸は科学者とも、魔術師とも、つかぬ人に拾われ、代わりの器官を与えられ、育てられます。

百鬼丸が成長するにしたがって、魔物に身体を奪われたらしいことを知り、魔物を倒すと自分の身体の器官が戻ってくることを知るわけです。百鬼丸は魔物を求め、また、どういうわけか魔物も百鬼丸を求めてくるようでさえあります。

以下、ちょっとネタバレします。そんな魔物退治の百鬼丸と、自称天下の大泥棒どろろ(柴咲コウ)が出くわします。どろろはどろぼうだけに、百鬼丸の左手に埋め込まれている刀身(この刀身の名前が実は「百鬼丸」)を狙うという設定になっているのですね。そして、どろろは親を醍醐景光に殺されています。

百鬼丸を我が父の仇の子と知らずに、いっしょに旅をするどろろ。また、百鬼丸は百鬼丸で、父の欲望のために自らの身体が生贄にされたとは知らないわけです。そんな二人が、そびえたつ醍醐の城のある城下町にやってくるわけですね。そしてもちろんクライマックスはこれからです。

もっと、もっとネタバレです。親が自らの欲望のために子どもをなにかに差し出すことって、こんなマンガのように、欲望が天下統一だったり、相手が魔物だったりしたら、ひじょうに珍しいですが、生きるためだったり、よりよく生きるためだったりしたら、それは、昔も今も珍しくないかもしれませんよね。差し出す相手が魔物でなく、工場だったり、塾だったりするだけで。

そんな薄ら寒い指摘をこの作品はしているんだと思いました。もっとネタバレしてます。読んでもかまわない人は、★ ★をドラッグしてください。反転させれば白い字が読めます。そして、百鬼丸はその事実を知ることになります。自分の身体をこんなにしたのは、父親だったのだと……。そのとき果たして、百鬼丸はどうするのでしょうか。

また、どろろは叫ぶんですね。「もう復讐はあきらめよう。憎しみは捨てよう」って。どろろは自分の親の復讐をあきらめてでも、百鬼丸に親殺しをさせたくなかったのです。


これは、親によって蝕まれた子どもたちが、親を許し、憎しみを捨て、そうして親を乗り越えて自立していく、そういった、愛憎と許しと勇気のファンタジーなんだと思いました。特撮も意外に良くできていて、妻夫木がカッコよく、柴咲コウもうまいのですが、ま、これはテーマを味わえる、そんな作品にできあがっていると思います。

「親殺し」という意味では「ゲド戦記」もあげられ、あれも現代の少年の抱えている孤独と葛藤みたいなものを描いているようでもあったのですが、わたしは「どろろ」の方を押します。

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